海外クラウドファンディング事例
Kickstarter(キックスターター)
会社名:Kickstarter.inc
設立日:2009年4月28日
住所:アメリカ
ミッション:クリエイティブなプロジェクトに生命を吹き込もう
累計支援額:$7,446,534,865(約1兆円)
累計プロジェクト数:598,675
累計支援者数:89,245,466
累計ファンディング成功プロジェクト数:242,938
ファンディング成功率:40.77%
支援形式:All or Nothing(資金が目標額に届かなければ、プロジェクトは中止されるシステム)
日本語訳:あり
Kickstarterの特徴
Kickstarter(キックスターター)はアメリカを代表するクラウドファンディングサービス。2023年7月時点で、Kickstarterでプロジェクトを立ち上げることが可能な方は、以下の国に住んでいる方となっており、クラウドファンディングサービスの中ではグローバル最大規模だろう。
調達額やプロジェクト数をカテゴリ別でみると、「ゲーム」「デザイン」「映画&ビデオ」などクリエイティブ系プロジェクトがシェアを占めている。クリエイターに人気のクライドファンディングだろう。
また、日本のクラウドファンディングと異なるポイントは、プロジェクト起案者の立場に立ったシステムが構築されている点。プロジェクトを始めたいと考えているクリエイターへのアドバイスが充実している。
細かいところだと、プロジェクトページのトップに掲載できるビデオ制作のコツも紹介している。
Kickstarterの手数料
プロジェクト成功した場合、支援総額の5%が手数料となる
決済システムの手数料が発生する
Indiegogo (インディゴーゴー)
会社名:Indiegogo.inc
設立日: 2008年1月
住所:アメリカ
使命:人々が自分たちにとって重要なアイデアを中心に団結し、それらのアイデアを一緒に実現できるようにすること
累計支援額:約$20億(約2,200億円)
1プロジェクトの最大調達額:$17,826,189(約18億8000万円)
累計支援者数:約1,200万
支援形式:All or Nothing、All-in(支援額が目標に届かなかった場合でも支援金が振り込まれ、プロジェクトを遂行する義務が生じる)
サービスURL:https://www.indiegogo.com/
日本語専用LP:https://entrepreneur.indiegogo.com/how-it-works/indiegogo-japan/
Indiegogoの特徴
Indiegogo (インディゴーゴー)は、All-in形式という支援額が目標に届かなかった場合でも支援金が振り込まれ、プロジェクトを遂行する義務が生じるプランも取り入れている。
Indiegogo は下記のようにHP上でKickstarterとの違いを大々的に記載しているのが清々しいが、Kickstarterと比べて自社統計情報を公開していない。
主な違いとして、Indiegogoはテクノロジー製品、社会的影響・環境イノベーション向けのクラウドファンディングサービスだと訴求している。
カテゴリー別だと、「家」「交通機関」「エネルギーとグリーンテクノロジー」が人気である。
プロジェクトを作成できる方は以下の国々に住まわれている方が対象。
また、プロジェクトの規模はKickstarterと比べて小規模なものも多い印象なので、審査もそこまで厳しくないだろう。
2020年からは、日本向けサービスにも力を入れている。マーケティング、フルフィルメント(受注、在庫管理、発送から代金回収まで)、小売・配送、通訳・翻訳などのサポートが受けられる。
私たち日本人が、初めて海外のクラウドファンディングサービスを利用する際は、日本人サポートが手厚いIndiegogoだと安心かもしれない。
Indiegogoの手数料
プロジェクト成功した場合、支援総額の5%が手数料となる
決済システムの手数料が発生する
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