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生成AI(ChatGPT)とレコメンドの違い

週間定例noteではなく、月間定例と化しております、DeFactory徳満です。

昨年の11月に公開されてから、多くのAIサービス(ChatGPTを搭載)が出てきていますね。

今回は、PeecAI(レコメンドアプリ)とChatGPTを搭載したサービスでは、何が異なるのか、自社サービスとの比較の観点でのnoteとなります。

以下で簡単に簡単解説していきます。


1、何が異なるのか

PeecAIは、パーソナライズAIレコメンドエンジンで、ECサイトのユーザーが過去に購入した商品や閲覧した商品の履歴などを分析して、そのユーザーが興味を持ちそうな商品を自動的に提案するアプリケーションです。

一方で、ChatGPTを搭載したサービスは、ショッピングアシスタントであり、ECサイトのユーザーが直接質問や要望を投げかけることで、自然言語で応答する会話ボットです。

つまり、PeecAI(パーソナライズAIレコメンドエンジン)は、ECサイトのユーザーが何を求めているかを分析して、そのユーザーにとって最適な商品を自動的に推奨するシステムであり、ユーザーのニーズを予測して提案することができるのに対して、ChatGPTを搭載したショッピングアシスタントは、ECサイトのユーザーが直接質問や要望を投げかけることで、人工知能による応答が返ってくる会話ボットであり、ユーザーの疑問や不安に対して迅速かつ的確に応えることができます。

つまり、これら2つのシステムは、ECサイトのユーザーにとって異なる目的を持っており、それぞれがユーザーに提供する価値も異なります。

パーソナライズAIレコメンドエンジンは商品を推奨することに特化しており、ユーザーが興味を持ちそうな商品を予測して提案します。一方、ChatGPTを搭載したショッピングアシスタントは、直接のコミュニケーションが可能であり、ユーザーの疑問や不安を解決することに特化しています。

機能や概要の比較(筆者作成)

2、競合ではなく共存

大きな違いとしては、ユーザーの使い方や価値の享受の仕方が、能動的は受動的かの違いによる棲み分けが大きなポイントである、ということです。

①レコメンドエンジンの使い方例

1、サイトに訪問

2、レコメンドが表示されて、探していたり、意図していない商品を提案
※もちろん過去のデータを機械学習することにより、最適な商品を提案

3、セレンディピティ的な商品の出会いを提供


②ChatGPT搭載サービス(AIチャットボット)

1、サイトに訪問

2、欲しい商品を探す(検索)

3、見つけるのを助ける(カスタマーサポート的な役割)


レコメンドエンジン = 顕在的ニーズ×提案
AIボット = 潜在的ニーズ×サポート(アシスタント)

という大きな違いがあります。

3、それぞれの立ち位置での価値の生み出し方

PeecAI(パーソナライズレコメンドエンジン)が、ブランドにとって価値を生み出しやすいケースというのは

新規顧客の離脱時の回遊率や直帰率が高い課題
 →レコメンドを通じて、提案を行う

既存のお客様に対しての購入単価が低い課題
 →合わせ買いの提案を行う

いずれにしてもデータを活用して、顧客が気づいていないことを先回りする、ことを行うことがPeecAIの提供する価値となります。

ご興味ご関心がある方は、よろしければ、PeecAIデモ画面よりレコメンドのイメージを感じ取って頂けますと幸いです。

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