ブランケット症候群

ロンドンに行く前、中部国際空港のロビーで
ブランケットを祖母にハサミで半分に切られた事がある

その時は、半分でも持っていけることに凄く安心した


自分は「ブランケット症候群」という

重い病を患っている

小さいころ(3~4才)からずっと
大人になった今まで
ブランケットを手放したことはない

ブランケットとは膝掛けのような
「薄い毛布」の事を指す

ブランケットが手放せなくなる病?
そんな可笑しな病気があるのかと思うのだが

それがあるのだ

理由や原因は諸説あるのだが
ただ、そのブランケットを触っていると
気持ちが落ち着く

だから手放せなくなる

世界中どこに行くときも
そのブランケットを持って行った

自分はそのブランケットと一緒に大人になった

「子供みたい、汚い、おかしい、捨てた方がいいんじゃない」
色々言われたが

1回も気にした事はない

寧ろ、自慢したいくらいな気持ちになる

幼少期から死ぬまで
常に「手放なさない」モノなど
他の人には殆ど存在しない

人に迷惑をかけなければ
例え
病気だと、重い病だと言われても

自分の意志を
大切にするのは
決して悪い事ではないと思う

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