見出し画像

僕は夏が苦手なんだけど、思い返すと夏の思い出ってキラキラして良いものに見えるなって最近思ったんです。でもよくよく考えたらこれって夏が嫌いなことに対する反動みたいなもんであって、夏が嫌いな分しんどい思いして過ごした時間を自分で美化させようしてるし美化されて輝くべきだって心の底では思ってるのかもしれない。

西加奈子が書いた一説に、お腹を痛めて産んだ子を愛するって言うけど、お腹を痛めれば痛めるほど、苦しめば苦しむほど、その痛みや苦しみを、子供で取り返そうとすんのよ。せめて可愛い子であってほしい、とか、優秀であってほしいとかって。とあるんです。

これって通ずるところがあるなあと。まさかこんな形で思い出すとは、まだまだ面白いことだらけかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?