YouTubeライブカメラにハマる我

最近、YouTubeで様々な場所、全国各地のライブカメラを見るのにハマっている。

以前番組で話題になったこともある、
金剛山のライブ配信なんかは知ってる人も多いかも知れない。
（知らない方の為に書いておくと、金剛山の山頂を映したこのライブ配信に、「毎日朝4時になると運動をするおじさんが現れる」という事がTVで取り上げられた。『金剛山ライブカメラ』と検索すると関連ワードに『おじさん』と出てくる程である。）

また、渋谷のスクランブル交差点のライブ配信も
見た事のある人は多いのではなかろうか。
（因みにダウンタウンの松本さんは、このスクランブル交差点の配信を見ながらお酒を飲むのが好きらしい……）

かくいう私も、ライブ配信を見るのにハマったのは渋谷のスクランブル交差点の配信がきっかけである。

具体的には、配信を見てどうするのか。
見ながら、さまざまな考えを巡らせるのである。


🤔「あっ…、信号点滅してるのに今から渡ろうとしてる奴おるな…」とか、
🤔「おっ…あそこのデカい看板変わったんか…」
という具合に、自分で書き起こしておいてなんだが、非常に中身も生産性もない考えを巡らせているのである。

そこで、ここからは中でもお気に入りのライブカメラを紹介しようと思う。

・〈淡路島モンキーセンター〉

はじめに、全国各地のライブカメラと言ったが中でもお気に入りなのは淡路島モンキーセンターのライブカメラである。

淡路島モンキーセンターのライブカメラを見ていると、発見が多い。
個人的な発見といえば、お猿さん達それぞれの性格の違いを感じるようになった。

センターの敷地には、お猿さんが紐を引っ張るとエサが一粒ずつ落ちてくる装置があるのだが、
🐵他のお猿が引っ張っていると順番が来るまでジッと待つタイプ
🐵強引に横取りするタイプ
🐵引っ張ってるお猿が落ちてくるエサを掴み損ねたのを、周辺で待ちすかさず拾って食べるタイプ
大体この3タイプが見られる。

これまで勝手にお猿は、２つ目と３つ目のタイプばかりだと思い込んでいたが、前のお猿がひとしきり満足するまでジッと待つタイプを見た時は感動した。何なら2、３匹列になって待ってる時もある。（偶然だったかも知れないがそう見えた時があったのだ。）

もともと、動物園に行くとサル山の前から数十分は動かないで見ているような奴なので、この淡路島モンキーセンターのライブカメラを見つけた時は歓喜した。動物園のサル山が好きな人には非常にオススメである。

・〈歌舞伎町ライブカメラ〉

歌舞伎町一番街ライブカメラも非常に面白い。
何が面白いかというと、もちろん行き交う人を見ているだけでも楽しい。
だが、そこだけではない。
ライブカメラには夜中も営業している、とあるラーメン屋が映っているのだが、私が見ているのは、そのラーメン屋の前を一生懸命に往復するネズミである。

ラーメン屋の隣も飲食店なのだが、夜中は営業しておらず店の前には恐らくゴミを置いている。
ネズミにとっては最高すぎる環境である。
基本、素早くラーメン屋の前を走り去っているが、
よくよく見ていると、はちゃめちゃに太っている故走るのが遅くなってしまっているネズミも居て、拾ったものでこんなに大きくなれるんかと、野生の逞しさを感じるのである。

もちろん、ラーメン屋や周囲の飲食店など人間サイドにすればネズミがうろついているなんて、衛生的にたまったもんではないのは重々理解できる。
（ゴミを置いているのも、そもそも良くないが）

しかし、日々、人間に見つからぬように一生懸命ゴミ置き場と住処とを一生懸命に往復する姿を見ていると、どうにもネズミを応援してしまっている自分が居たのである。

声には出さずとも、
「今出ていくと見つかるぞ‼︎」
「その看板の下通った方が良いんじゃないか…？」
などと考えてしまっているのだ。
もうここまで来たら、引き返せないところまで来ていると自分でも感じている。
どう考えても、1人でネズミ側に感情移入してるのはヤベー奴である。

だが、実際にネズミに出くわしたら、はちゃめちゃに焦るとは思う。こうして感情移入しているのも、ライブカメラを通して見ているからに過ぎないのである。
観点がピンポイントすぎて、こちらはあまりオススメしづらいものであるが、気になった方は夜注目してみて欲しい。

ほかにも、まだまだ好きなライブカメラはあるが、今回はこのへんで…。

とにかく、ここまで読んでくれた方には溢れんばかりの感謝しかなく、本投稿で、とてつもなく暇な奴だということが伝わったと思う。正解である。