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イノベーション創出の現場に立ってみて


元々、スタートアップという言葉がかっこいいとしか思っていなかった。
パソコンも使えない(人差し指でひたすらキーボードを打ってた笑)。
VCという言葉を聞いたこともなかった。
Mobility、IoTという言葉が何がなんだかわからず選考前に急いで本を読み漁った。

ただただ平凡なレールの敷かれた大学生活から抜け出したかった私がPlug and Play Japanに出会ったのが2019年の年始のことだった。

選考前にすでに合格を頂いた2社からのインターンを蹴って、入社を目指したPlug and Play Japan。

今回は、Plug and Play Japanとはどういう会社なのか、インターンとしての活動も併せて話していく。

いつ、なぜPlug and Play Japanにアプライしたか

まず、私のPlug and Play Japanへの入社の経緯を話していこう。

2018年3月、アメリカへ単身留学してから半年以上経った時だった。
私はアメリカのシリコンバレーにあるGoogle本社の敷地内をひたすら自転車で走っていた。

あたかもGoogleで意識高いことやっている学生かのように思えるかもしれないが、ただシリコンバレーで働いていた知り合いの方と観光していただけであった。

ただシリコンバレーツアーを楽しんでいた時にふと思った。
「日本からGoogleみたいな企業でたらすごいな」と。
なんとなくそんなことが頭に浮かんだ。

もともと父がスタートアップを経営していたため、表面上の興味はあった。

しかし、シリコンバレーツアーをきっかけにテクノロジーに特化した急成長ベンチャー企業、いわゆるスタートアップという業界への興味が深まったのだろう。
きっかけはそんなもんだ。

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月日は過ぎ、帰国後の2019年、私はスタートアップに関係する企業でインターンをしようと何も考えずにアプライをしまくった。

その結果スタートアップ2社からの合格を頂いた。どっちにしようと悩んでいたところ、たまたまググっていて見つけたのがPlug and Play Japanだ。

そこにあった文言が私にとって強烈だった。
「シリコンバレー発」「アクセラレータ」「VC」

当時インターンを募集していなかったことに加え、言葉の意味はわからなかったが、軽く意味を調べ、直感的にこれだと思った。
その時にはコーポレートサイトからお問い合わせメールを送っていた。

唐突のメールにも関わらず、返信をいただき、オフィスで事業内容を含めカジュアル面談をさせていただいた。

その時、やんわりとPlug and Play Japanは大企業とスタートアップ双方のイノベーション創出を支援」している企業だとわかった。

私は、帰宅途中にスマホを手に取り、インターンをできるなんて決まっていないにも関わらず、合格頂いた2社に辞退のメールをしていた。

 当時、ちょうどインターンを募集しようと準備していたらしく、幸運にもインターンとして入社することができた。

そんなPlug and Play Japanとはどんな会社なのか。
Plug and Play Japanのインターンとはどういうことをするのか。

Plug and Play Japanでのインターン業務

現在、Plug and Play Japanには以下6つのバーティカル(テーマ)がある。
IoT、Mobility、Insurtech、Fintech、Brand&Retail、Hardtech&Health

私はIoTチームのAssociate Internとして入社した。

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主な業務は以下の通りだ。
・Sourcing
・他社イベントでF2Fでのプログラム誘致
・イベント運営業務
・資料作成およびデータ入力
Sourcing
アクセラレータープログラムに呼び込むスタートアップをリサーチすることから始まる。国内外問わず、海外スタートアップの動向にも目を向け、パートナー企業のニーズに合ったスタートアップの新規開拓をする。
Sourcingでは他社ピッチイベントなどに出向いて、face to faceでのスタートアップ呼び込みも行う。フィールドセールスのようなものだ。
イベント運営業務
アクセラレータープログラムが始まると、採択スタートアップとパートナー企業向けに様々なイベントを開催する。プログラムに限らず、通年で数多くのイベントを主催するため、それらのイベント運営のアシストをするのだ。
資料作成
プログラムの結果などを採択スタートアップへのExit Intereviewを通して、レポートとしてKeynoteにまとめたり、議事録作成など、Feedbackをもらいながら様々な資料作成を行う。

その他にも場面に応じて裁量ある仕事をすることができる。

Plug and Play Japanでの業務内容というのは、与えられるものというより、今自分が何をやるべきなのかというものを自分の頭で考え、能動的に仕事をすることが求められる。

なので、Plug and Play Japanで働いている人たちは、個々人の力量が非常に高く、ビジネス戦闘力が高い人が多い。

Plug and Play JapanのWantedly

インターンでのハイライト

Plug and Play Japanでのインターンは常に新しいことの連続であった。

一番のハイライトは、Batch2のプログラム成果発表会であるExpoだ。

Batch2のExpoは私がPlug and Play Japanに入社してから、1か月後に開催された。

とにかく私は、このスタートアップエコシステムの中でインターンをするために、様々なことをキャッチアップするだけで必死であった。

「こんなソリューションがあったのか」
「こんなビジネスモデルがあったのか」
「大企業がこんなにも変革を求めているのか」

様々な発見だらけの日々に突然このイベントが待っていた。

イベント当日、僕はオフィスでの仕事ではなかったため、ただイベントに参加するのを楽しみにしていた。

その楽しみが緊張感のある興奮に変わった。
それは、受付業務を抜け出して、メイン会場で行われているスタートアップのピッチを見ている時だ。

スタートアップのピッチを見て、日本を変える、世界を変えるであろうソリューションを提案している姿を見て、自分の中に危機感を持った。

自分はスタートアップがどんな思いであの場に立っているのかを
もっと考えなければいけない。

危機感を持つと同時にこんなにも優秀な国内外代表するスタートアップに学生として関われていることに責任感を覚えた。

スタートアップにステージ上で与えられた時間はたった3分。

彼らの時間は有限であり、無駄な時間を与えてはいけない。
インターンとしてどのように関われば、
スタートアップにとって有益な時間となるかを考えるようになった。

他社のピッチイベントに行く際も以下の点を心掛けた。
・登壇スタートアップの情報を事前に頭に入れる
・インターンとしてでなく、Plug and Play Japanの代表として参加しているということ
・Plug and Play Japanのエコシステムに入ることで何を得られるかを説得するということ

その意識を変えるだけで、以前よりも話を引き出すことができるようになったし、聞いてもらえるようになった。

いろんな意味でスタートアップに対する意識が変わった転換点であったことは間違いない。

ちなみにPlug and PlayのYoutubeチャンネルでExpoの様子がまとめられているのでよかったら見てください!

Plug and Play Japanでの学び

実績ではなく、その先の価値が重要であること

スタートアップの経営者と話をさせていただいたときに、ピッチ後によくこう聞かれると言っていたのを覚えている。

「実績あるの?」

これを聞いた時に私は疑念を持った。
実績を求めるのは考えることを放棄しているように感じた。
実績があるスタートアップを探すならググった方がコスパがいい

スタートアップがPlug and Playプラットフォームを利用するのは、これから大企業や投資家と共にゼロベースから実績を創り上げ新たな価値を創出すること。

実績を求めている時点で非常に受動的であり、
スタートアップの在り方と相反している。

考えを巡らせ、実績を創り出すという能動的姿勢がスタートアップと共創してく上で重要であると学んだ。

ソリューションが生かされるにはどうしたらよいか。
今ある姿ではなく、ソリューションが生かされるにはどうしたらよいか。
我々の生活、社会、環境、この先をどう変えていくのか。

当たり前のことである考えるという行為を私自身放棄していたため、このような経験から考えるという行為を習慣づけようと意識し始めた。

Plug and Play Japanを一言で表すと

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日本の救世主

Plug and Play Japanはあくまで表舞台に立つ演者ではなく、スタートアップと大企業の中間に立ち、彼らのイノベーション創出までのプロセス構築をサポートすることです。

日本では他国と比べ、大企業の変革の遅れが危惧されています。
大学生間でも大企業に入ることは逆にリスクであると言われている程です。
下方圧力に屈し、日本社会はアップデートされていません。

避けられないグローバル化という潮流の中で、
絶対に閉じた国になってはいけない日本社会でイノベーション創出を促進するPlug and Play Japanの役割は大きいです。

大企業が既得権益に固執して、自ら変革を促すのが怖いなら、Plug and Play Japanを活用すれば、変革に導くことができます。

スタートアップがリソースがほしい、ネットワークを広げたい、海外進出したいのであればPlug and Play Japanのプログラムにアプライすればいいのです。

Plug and Play Japanが持っている世界をまたぐネットワークと連携することで、日本市場のさらなる活性化につながると感じています。

このネットワークを活用しないことは非常にもったいないことであり、
Plug and Play Japanの強みであるとも感じています。

Plug and Play Japanの存在は唯一無二であり、イノベーション創出のサポーターとして日本に欠かせない存在です。

学生インターンとして、Plug and Play Japanの一員になれたことは非常に光栄でした。

Plug and Play JapanのSuper Internこと Mirei TakadaのPostも近いうちにUpdateされるのでよかったら見てください。

Plug and Play Japanが気になる方は以下の投稿を見るしかありません。

<最新の投稿>
Plug and Playの考える未来都市(スマートシティ)

<設立3周年プロジェクトについて>
Plug and Play Japan 3Year Anniversary Book Project、発表!

<Super Intern Mirei Takadaのページ>


読んでいただきありがとうございました!
Stay Safe!!!

Shogo












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