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組織を融解させたらクリエイティブの未来が見えてくる。 さよなら2018年(的人々)。
組織という枠組みを融解させ、人々の創造性とビジョンを自由意志によって接続していく。それはクリエイティブチームからプラットフォームへと舵を切る301が現在推進している大切なテーマのひとつである。
301では、今年の後半から各案件において、そのプロジェクトのビジョンに共感できるメンバーを301の内外から集めたハイモチベーションチームを結成するように意識し始めた。「仕事だからやっている」という人や、「
D2Cから考えるクリエイティブエージェンシーの終焉とNEWクリエイティブ組織
4年前に立ち上げた「301」という会社は、一般的にクリエイティブ・エージェンシーと呼ばれるモデルに近い形で事業を伸ばしてきた。創業期に模索して辿り着いたひとつの答えは、既存の価値を手を変え品を変え魅力的に見せるようなプロジェクトが多い広告の仕事をやめて、新しい価値や事業を0から生み出していくようなプロジェクトにフォーカスしてクリエイティブ面でコミットしていくというものだった。
これまでクリエイテ
思考の連鎖とイノベーションの因数分解
コペンハーゲン出身のヤン・ゲールという都市デザインの巨匠に興味を持った。
彼の話をYoutubeでみていて、なんかいいなと思ったので、こういう発想をしている人は他にもたくさんいるのだろうけれど、なぜ彼がいいと思ったのかを考えてみた。
たぶんその違いは「コンセプトがわかりやすい」ということなのかもしれない。建築や都市デザイン界隈の方々の論は概してわかりにくいから余計に際立つというか(この問題への
ほぼ北欧旅行記<コペンハーゲン篇>制約×プライド×チームが創造性を爆発させる
二つ目の目的地は、デンマークの首都コペンハーゲン。
アムステルダムからコペンハーゲンへは鉄道で半日掛けて移動。ハンブルクでトランジットだったので、オランダ→ドイツ→デンマークと国をまたいだことになるけれど、EU圏だからなのか鉄道で国を越える時にパスポートチェックは特にない。こちらでは「国境」という概念がだいぶゆるいのかもしれない。「国境」とは何だろう、と考えさせられてしまう。
<コペンハーゲン
ほぼ北欧旅行記<アムステルダム篇>「新しい何か」のない街での「新しい発見」
アムステルダム、コペンハーゲン、オスロ、ヘルシンキと周る「ほぼ北欧旅行」の最初の目的地は、オランダの首都アムステルダム。
街中を網の目状に運河が流れ、水と地面の高さがとても近い。生活の風景は常に運河とともにあり、いつも水の流れを眺めているせいか、この街の人々はとてもユルい。カッコつけようともしないし、何かに追い立てられることもなく、自分たちのペースで淡々と生活している。
他人にどう見られるか。
301が2週間の夏休みをとる本当の理由
2週間の夏休みに入る前に、やり残している大きな課題と向き合うことにした。その答えは最後に明らかにするとして、そもそも301がなぜ2週間の夏休みをとっているのかという話をしたいと思う。
今年の9月で創業3年を迎える301は今、予算数万円の案件から数千万円の案件まで、まだ誰も知らないベンチャー企業の案件から誰もが知っている有名ブランドの案件まで、そして誰にも頼まれていないのにやっている案件まで、常に