見出し画像

学年と習熟度:年齢ギャップの問題点

もし学校が、人生の基礎を作る場ならば、必要なのは「必要な知識を獲得しているか否か」だけのはずです。そしてもし獲得できていなければ、獲得できるようにする。ところが日本の学校では、五年生の勉強をクリアできていなくても、そのまま六年生にする。五年生の勉強がクリアできていないのであれば、六年生の勉強ができる可能性は低い。それなら進級させずに、もう一度五年生をした方が良い。実際、ヨーロッパの学校には、留年という制度がありますし、実際留年する子供達がいる。 日本では、子供を留年させたりすれば、いじめのきっかけになるという人が多い。しかし知識の習得に人よりも時間がかかる人がいても、大切なのは、必要な知識を身につけてもらうことです。それが教育の核心であることは動かないはず。ところが、いじめが生まれるという(本題とは違う)理由で、本質を損なうことが行われる。日本では、目的がはっきりしないから、一番の目的とは別の理由で(いじめが起こる、といった理由で)、肝心のことがおじゃんになる。

この文章を読んで,まあ色々と考えさせられた.


学年と年齢:多目的な教育制度

学年と年齢が一致しているのは,学習以外の側面,例えば社会性や人間関係の形成には有用であるかもしれない.しかし,学習という観点からは,この一致は必ずしも効果的でない.

習熟度と進級:問題点

ここから先は

298字
「自分なら月額1,800円払う」と思う記事を投稿していきます.気の向くままゆるーくお楽しみください.

数学で感動を.体験する喜びを.学び考える豊かさを.

サポートしていただけますと,インプットに充てる時間とお金が増えてとても助かります!