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最強説Series No.1 ~ねぎ~ 風邪予防と免疫up期待○

”ねぎ単体は嫌だけど、ねぎま食べれるって人はわがまま”


皆さまこんばんは。

今回の記事は、最強説シリーズをお送りいたします。

これはTVや本など、あるきっかけをもとに調べ、「これ最強の食材なんじゃね?」と思ったものをお送りするシリーズです。

記念すべき第1弾は、"ねぎ(葱)"について!!

この時期にはうってつけの食材!

何故、ねぎがこの時期にうってつけなのか?それはズバリ…

「免疫力に対して効果が期待できる!」

これが大きな理由です。

では、ねぎのどんな栄養素が免疫に影響するのか?をご紹介する前に。

ねぎには、大きく2つの部分に分けられます。それは、

①根深ねぎ(みんなが言う長ネギ)
②葉ねぎ(みんなが言う万能ねぎ、小ネギ、わけぎ )

根深ねぎと葉ねぎの栄養素

ここでは根深ねぎと葉ねぎ、それぞれに含まれる栄養素をご紹介していきます。

①根深ねぎ(長ねぎ)
一般成分
・タンパク質
・脂質
・炭水化物
・食物繊維
ミネラル
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン
ビタミン
・ビタミンA(βカロテン)
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ナイアシン
・葉酸
・パントテン酸
・ビタミンC

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②葉ねぎ(小ねぎ、万能ねぎ、わけぎなど)
一般成分
・タンパク質
・脂質
・多価飽和脂肪酸
・食物繊維
ミネラル
・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン
・鉄分
ビタミン
・ビタミンA(βカロテン)
・ビタミンA(レチノール)
・ビタミンE(αトコフェノール)
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・葉酸
・パントテン酸
・ビタミンC

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同じねぎでも、含まれている栄養素に違いがあります。

全体を通して、特に含有量が多い栄養素に着目していくと

①カリウム
・細胞の浸透圧の調節(細胞内の水分の調節)
・神経伝達の調節
・心臓機能、筋肉収縮の調節
(不足すると、こむら返りの原因になりうる。)
・血圧を下げる
(ナトリウムの量を調節し、過剰になった場合は排せつを促す。)
②ビタミンA
・抗酸化作用
(身体の酸化・老化を防ぎ、免疫力をup)
・皮膚、粘膜の保護

以上2つが特に多く含まれています。

ねぎに含まれるその他の栄養素

前項の栄養素のほか、ねぎには以下の栄養素が含まれています。↓↓

①アリシン
・匂いや辛味のもとになっている栄養素
・殺菌、抗菌作用
・抗酸化作用(ビタミンAを参照)
・ビタミンB1の吸収効率をup(ビタミンB=糖質の代謝に関与)
・血液への効果
  →血栓予防、血行促進、血圧の正常化
・代謝の促進
②ネギオール
・白い部分に含まれている特有の成分。
・抗菌、抗ウイルス作用


の2つがあります。アリシンは他にニンニクにも含まれており、あのニンニク臭いのも、このアリシンの効果によるものです。

ここで一つ豆知識!!

ねぎが発する匂い、実は採れたてのままと調理の段階とではその度合いが変わります。

なぜなら、傷をつけられることでアリシンの反応が増大するからです。

→調理するとき、切り刻みますよね?(ざく切り、みじん切り、輪切りなど)切り刻むほどにアリシンの反応は大きくなり、匂いもた~くさんでてきます。

(これはアリシン最大の特徴で、食後のニンニク臭い原因もコイツの仕業で、以上の理由が大きく関係してます。)

ねぎと免疫力の関連性

冒頭にて、ねぎがこの季節にうってつけであることと、それが免疫が関与していることをお伝えしました。それがなぜか?というのがこの項目での本題です。

その説明には2つのキーワードがあります。それは…

①アリシン
②ビタミンA
で、この2つに共通しているのは、
”抗酸化作用”です。

抗酸化作用は、身体がストレスやその他過度な負担による身体の酸化を防ぎ、また回復へと促します。

(身体が酸化するにあたり、活性酸素が体内に蓄積します。活性酸素が蓄積うことで身体が徐々に酸化し、それが老化、免疫力の低下、癌などの病気のもとになってしまいます。 )

あと、免疫に関与する要素としてビタミンAの”皮膚、粘膜の保護”作用です。ねぎにはビタミンA(特にβカロテン)が多く含まれているため、保護作用に大いに期待できます。

(鼻や喉に関しては粘膜、粘液が存在することで菌やウイルスが外から侵入するのを防いでいます。)

菌やウイルスに対しての働きだと”アリシン”、”ネギオール”が大きく関与します。

いかがでしょうか?ねぎが風邪にいいとされているのはこれらが関係しているのです。


これは体験談ですが、つい先日(ちょうど1週間ほど前です。)喉を傷めておりまして、というのも喉が異常にスースーして乾燥もしていて、それが痛みにつながっていました。

それから3日前に夕飯で”納豆汁”がでて、それに刻んだねぎをどっさり入れて食べたところ、翌日の朝には喉の調子が良くなっていた+身体の調子も良かったです。

ねぎを食べるのにおすすめは?

炒め物、薬味、みそ汁の具とねぎを使った料理のバリエーションはたくさんありますが、先述の栄養素の観点からお勧めするのはズバリ炒め物です。

ねぎに含まれる
・ビタミンA =脂溶性
→脂に溶ける性質があります。
よって肉などと一緒に炒めると効率よくビタミンAが摂取できます。

あとは薬味ですね!薬味の場合、細かく切り刻むのでアリシンの反応が最大限に引き出すことが可能です。

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調理する際の注意!!

ねぎを調理する際に注意点が一つあります。それは、水にさらしすぎないこと。切ってから長時間水にさらす、または浸し続ける続けるとアリシンが水に溶けてしまい食べる際の摂取量が減少してしまうためです。

これではかなりもったいないので料理する際は気を付けてください。


最後に

いかがでしたか?ねぎは風邪に対して効果が期待できると思い、今回の最強説seriesの食材となりました。

今の時期、風邪だけだなく、インフルエンザなども流行中です。免疫が下がる原因は様々です。また、疲労回復や免疫を上げる手段も様々でその手段の一つが食事です。

日頃の食事から心がけることが風邪予防や体調維持に関わります。

まだ寒い季節は続きますが、元気な状態で乗り切りましょう!!

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