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ユメヒロバ始めます

マガジンとして、新しく「ユメヒロバ」という連載を始めます。

この企画は、僕が色んな人と対談しながら、その人の人生観や死生観について伺った上で、夢について語り合ったものをまとめていく企画です。

始めるきっかけは、単純に好奇心です。
僕が、色んな人の人生観に触れたい、聞きたい!と思ったからです。
あとは、自分が魅力的だなと感じている人の持っている夢ってどんなものだろう?と疑問を持ったからです。

2019年の夏。中学から仲の良かった友達数人と札幌で飲む機会がありました。楽しい夜で、遅くにカラオケに行って、大好きな歌を歌いました。一息ついた時、仕事をしながら弾き語り活動をしている友人が「私ね、将来の夢は雑貨屋さんを開くこと!」と言いました。まさかの宣言に驚きましたが、彼女の目も輝いていて、純粋に良いなぁと思いました。「おくちゃんは?」と逆に訊かれたので、僕は咄嗟に「現場に生きるスーパー僧侶になること!」と返しました。その時はずいぶん酔っていましたが、我ながら良い夢だなと思いました。

大人と呼ばれる年齢になってから久しいですが、社会人の暮らしは、朝起きて、働いて、疲労困憊で家について、適当なご飯を作って、シャワーを浴びて寝るだけの生活。慌ただしい日々の中で、大切なものを見失っていっています。

小さい頃は、あれだけ大きな夢を見ていたのに、年齢を重ねていくうちに、夢や希望はどんどん小さくなっていっているような気がします。

それでも、きっと。みんな胸の内に秘めているはず。

大人になってから、ゆっくり語る場がなくなっていくけど、
この機会に、子どもの頃に返って夢を語り合えたらいいなと思います。



追伸......企画のタイトルは、学生時代によく通っていた京都の「ポポロヒロバ」というカフェから来ています。キャンパスの近くにあるカフェで、中に入ると意外と広くて、あちこちで学生たちが語り合っているようなカフェでした。
実はローマにある本当の「ポポロ広場」にも行ったことがあって、そこも多くの市民が自由なスタイルで語り合っている憩いの場、まさに”広場”という印象でした。
このnote連載が、できるだけ多くの人が自由に語り合い、夢や希望を見るような場になれるように願って「ユメヒロバ」と名付けました。

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Okuda Shogo
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