「人生で大切なことはすべて将棋から教わった」第9訓
第9訓「失敗や負けは、誰のせいでもない」
こんにちは。
二代将軍中吉です。
将棋では、指す手がなくてもパスはできない、ということを以前お話ししました。
では、指す手がなかったら、どうすればいいのでしょうか。
あるいは、自分はこの手を指そうと思うけど、それが良い手か悪い手か自信がないときは、どうすればいいのでしょうか。
相手に聞いてみましょうか?
「次はこの手を指そうと思うんですけど、どう思います?」
ダメです。
では、他の人に聞いてみるのは?
「誰か、次の良い手を教えてくれませんか?」
それも、ダメです。
対局中は、話してはいけません。
また、誰も助言はしてくれません。(助言は反則)
もちろん、練習対局や感想戦(対局後のこと)では、話すのは構いませんが、本番の対局では、一切許されません。
誰も助けてはくれません。
頼れるのは、自分だけです。
誰かの助言に従って、その結果負けたのなら、その負けは自分のせいではないかもしれません。
しかし、本番の対局は誰の助言もありませんから、それに負けたのなら、それは誰のせいでもありません。
100%自分のせいです。
将棋から教わった、人生で大切なこと」
その9つ目は、
9.「失敗や負けは、誰のせいでもない。
100%自分のせい」
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