きのうの結果&あすの対局予定 2021.11.30

前日の対局を簡単に振り返り、翌日の対局をちょっぴりご紹介します(テレビ対局はのちほど)。のんびりです。
また、コメントは見ていた対局を中心に適宜添えています。
※順位戦等の一斉対局は対局が多いので、作業環境の都合上、詳細はのちほど加筆します。

王座戦 一次予選

阿部健治郎七段●-本田奎五段○

先手の阿部七段の矢倉に本田五段が雁木で対抗しました。阿部七段が1筋の端攻めから2筋も破りますが、本田五段がうまくいなして反撃に移ったところで終局。早いタイミングでの決着となりました。
本田五段は次戦、八代七段との対戦です。

朝日杯 二次予選

佐藤康光九段●-梶浦宏孝七段○
糸谷哲郎八段○-阪口悟六段●
斎藤慎太郎八段○-出口若武五段●
糸谷哲郎八段○-斎藤慎太郎八段●

佐藤-梶浦戦は、後手番の佐藤九段が4手目8五歩からの阪田流というトリッキーな戦型を選びました。ただ梶浦七段がうまく綻びを咎め、3筋と7筋の桂頭に同時に歩を打ち付けるという、お手本にもないような攻めを見せると、最後は落ち着いた指し回しで寄せ切りました。
糸谷-阪口戦は後手阪口六段の三間飛車。小競り合いで長い中盤戦でしたが、角切りから攻めをつなげた糸谷八段が勝利。斎藤-出口戦は相掛かりからハイラインの網を張る先手の出口五段に対し、斎藤八段が自陣角から攻め込んで快勝。
糸谷-斎藤戦は糸谷八段の先手で、角換わり早繰り銀から開始数分で終盤戦になりました。わずか1時間での決着となり、糸谷八段が早指し戦で持ち時間を半分残すという恐ろしい勝ち方をみせています。
以上の結果、梶浦七段と糸谷八段が本戦進出を決めています。

清麗戦 予選

再挑戦トーナメント
小高佐季子女流初段○-山口絵美菜女流1級●
矢内理絵子女流五段●-相川春香女流初段○

次戦、小高女流初段は石高女流二段-中澤女流初段の勝者と、相川女流初段は礒谷女流初段-内山女流2級の勝者とそれぞれ対戦します。

12/1の対局

竜王戦 6組
豊川孝弘七段-高田明浩四段
浦野真彦八段-中村亮介六段
脇謙二九段-藤原直哉七段
増田裕司六段-井田明宏四段

王座戦
一次予選
先崎学九段-及川拓馬六段
二次予選
森内俊之九段-増田康宏六段
中田宏樹八段-佐々木慎七段
中村修九段-鈴木大介九段
髙見泰地七段-中村太地七段
阿部隆九段-澤田真吾七段

棋聖戦 二次予選
丸山忠久九段-杉本和陽五段

女流順位戦 A級 2回戦
里見香奈女流四冠-加藤圭女流二段

女流王位戦 挑戦者決定リーグ
渡部愛女流三段-山口稀良莉女流1級

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