指す将順位戦9th B1 序盤の総括
B1第4局が全局終了したということで、全体の3分の1まで進行したこのタイミングまでを序盤として総括していきたいと思います。
最初にここまでの結果を示しておきます。4-0が2名、2-2が7名、1-3が2名、そして0-4が1名となっています。まずは4局目までの自分の将棋についての簡単な振り返りを行っていきます。
自分の指した将棋について
細かい1局1局の振り返りについては、それぞれ行っているのでそちらの記事をご確認ください。
ここまで4局の印象としては、「中盤怪しいところを作ってしまって自分で苦しくしている」という感じでしょうか。特に1局目や2局目についてはやや指しやすい局面から悪くしているので、その印象が強いです。このようなミスが多いと、今何とかなっていても結局どこかで巻き返せない将棋にしてしまいもったいない負け方をしてしまうと思います。
ここから先リアルが忙しいのも含めて、事前準備に時間を割くよりは自分の将棋について序中盤での正確な着手ができるかどうかの勉強の方が効率がよさそうです。できるとは言っていない……
自分の成績について
次に、自分の成績についてですが星取りだけ見ると、ここまでは想定以上に順調ですね。開幕4連勝で、前期順位1位の口火さんとは実質1.9勝差、他の2勝勢とは2.1勝差がついています。自分より順位が上なのが口火さんだけなので、自分に負けがつくまではポールさんと口火さんの二人の勝敗を意識していればいいという感じでしょうか。この二人との直接対決は第10局、第11局に予定されているので最後まで抜く・抜かれる可能性のある、長い勝負になりそうです。
またここまでの当たりを見ると、2-2勢と3局あたっており上位に絡んできそうな人に黒星をつけることができたという点で、価値が高い勝利であると思います。今後意識したいのは、2-2勢との対局で負けないようにすることと２敗以内で第10局、第11局に臨むことでしょうか。終盤まで自力昇級条件が残るように戦っていければよいと思います。
注目のプレイヤー
ここまでの成績・残りの対局から昇級戦線に絡んできそうな人とその条件について見ていきたいと思います。
やはり筆頭はポールさんですね。持ち順位が11位と厳しいですが、ここまで4-0と全勝で来ています。残りの対局で現時点の2-2勢との対局が5局に加えて私との対局が残っているということで厳しい対局が多めですが、どこまで行けるでしょうか。ただ、当たりがきついというのは1敗してからでも巻き返すチャンスがあるということだと思います。一方で順位が低いので1敗のプレッシャーが自分より重たいと思います。
次点は口火さんです。2-2の同率で7人が並ぶ混戦模様にあって順位が1位なのは、唯一全勝勢との勝ち差が実質1.9勝というのも含めて好条件でしょう。この先全勝勢・2-2勢との5局をどのような成績で抜けていけるか注目です。
第3集団としてはマルマインさん、ゴッゴルさん、島ノ葉さんでしょうか。これら3人は、現時点での全勝勢との対局が2局とも残っており、自力で二人に土をつけることができます。持ち順位や2-2勢との潰し合いの少なさを総合して考えると、この中だとマルマインさんがやや有利なのでしょうか。
潰し合いの多さはどちらに転ぶか判断が難しいところではありますが、個人的には星が並んでいる人がこれだけ多い現時点であれば、少ない方が有利なのかなとは思います。逆にこの後5局目、6局目で負けがつくと、競り合う相手に自力で負けをつけられる直接対決残りの方がチャンス自体は多くなりそうです。
上の論理を適用するなら最速キメさんは自力昇級なら不利だが昇級戦ねらいなら有利ということにもなるのでしょうか。7局目から11局目まで、2-2勢との5連戦が残っています。
この辺りはぜひ他の人からも意見を聞いてみたいですね。自分はこう思うというのがあればこのnoteか、Twitter（現：X）のDMにでもコメントをください。
まとめ
4局目まで終了し、2-2勢が7人と混戦模様のB級1組。ここから抜け出すのは誰か？中盤戦で全勝勢に土をつけるのは誰になるのか、はたまた土がつかず引き離していくのか？ 次回、けい死す、デュエルスタンバイ！！
今後書きたいもの、書かなきゃいけないものの在庫
今後書きたい、noteを始めたなら書かなきゃいけないと思っているものは以下の通りです。失踪せずに続けられるといいですね。
優先度 高：今季指した指す将順位戦の記事×残り０
同期について：前編（温存中）
同期について：後編（未着手）
優先度 中：自分の棋風や採用戦法について（温存中）
自己紹介（将棋以外）
昨季の振り返り
優先度 低：昨季の個別の将棋についての記事（書かない気がする）
日記的な記事
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