詰将棋編
こんにちは、タロウです。
今日のテーマは、詰将棋編です。
一昨日に上げたものの細分化となりますので、まだの方は2つ前の
「将棋の勉強(短期間で成果を出すには)」をご覧ください。
それでは、みていきましょう。
詰将棋
詰将棋は、ただ解くだけではなく、基本的な詰み筋を覚えるために
利用します。将棋にはこんな捨て駒があるんだ、また玉を逃がしては
いけない箇所があるからできるかぎり下段に落とそう、などです。
また、美濃囲いを例にすれば、王手をかければ、香車の上に王様が逃げる
ことは容易に想像ができるはずなので、詰むための条件としては、基本的に
横に利く駒、つまり飛車か金がないといけない、ということがわかります。
実は、これは当然のことではなく、詰将棋をやることで分かってきたり
するのです。この形は金銀何枚あれば詰み、や形が少し変わるだけで
角が必要になる、などです。あくまでも例なので駒名は適当ですが、
そういう判断ができるようになりやすいです。
これは例題として出題しておきますが、この局面では何を持っていれば詰む
か、いろんなパターンがありますが、マックス3枚としたら、
何で詰むか、考えてみてください。こういうのも詰将棋で培われていきます
ので、詰将棋はちゃんと解きましょう。
(こういう問題の注意点としては、例:金1枚で詰むのに、金桂もOKのように
カウントしないこと、です。これをカウントすると、大量の答えが発生する)
また、詰将棋はあくまでも相手玉を詰ますことが目的ですが、本などで
詰将棋を解いている場合には、あえて本を逆さにし、玉方を自玉に置き換え
てみるとまた一風変わった景色があるのではないかと思います。自玉の危険
を感づきやすくなり、相手に渡してはいけない駒がわかるようになり、
これはつまり負けにくくなる、ということにもつながります。
負けにくくなる、ということはすぐ崩れない強さとも言えるので、これだけ
でも非常に強くなれます。
これも例題として出題しておきますが、この局面では何を持っていれば
つまされるか、いろんなパターンがありますが、マックス3枚としたら、
何で詰むか、考えてみてください。こういうのも詰将棋で培われていきます
ので、詰将棋はちゃんと解きましょう。今度は自玉編です。
また、例題2問のように、局面を想定し、何があれば詰むだろう、と
考えるようにするのも強くなるために重要な考え方であったりします。
実は、この考えは少し先で紹介予定の「ゼット(Z)」に繋がるのですが、
絶対に詰まない玉、というものを作りやすくなるので、非常に強いです。
なので、詰将棋は毎日欠かさずやりたいですね。
最後に補足として、手数帯のおススメですが、基本的には、3,5手くらいを
ひたすら反復するとよいでしょう。浦野先生の「ハンドブック」シリーズ
は粒ぞろいの良問があるので、これを攻め方目線&玉方目線で4秒以内で
解けるようになるまで挑戦すると確実に強くなります。有段への道は
ちかいですよ!ということで今日は以上です。
また、わたしはYoutubeにて終盤力向上のための動画を配信、解説して
いますので、よろしければご視聴どうぞ!
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