夫婦のあり方

以前Twitterで夫婦間でのスケジュール調整の方法について書いて欲しいというお声をいただきましたので、今回はそれについて書いていきます。

棋士、女流棋士は対局や仕事が決まった曜日に必ずつく訳ではありません。そして基本的に土日平日も関係ありません。
子どもが生まれるまではそれぞれが勝手にスケジュールを組み、下手すると「明日何?」と前日まで相手の予定を知らない事もありました。

しかし子どもが生まれてから、基本的には2人で育てると決めた以上はどちらかが家にいなければなりません。そこで我が家に取り入れたのはGoogleカレンダーの共有です。これにより互いの空き日程がリアルタイムで分かるので、日程を確認する事なくスケジュールを埋める事が出来るようになりました。

問題は同時に同じ日の仕事を依頼された場合ですが、我が家では話し合いが行われます。
「前に断っちゃったから今回は行きたい」
「ここは以前からお世話になっているので行きたい」
「連日育児からのリフレッシュの為にもこの日は自分が行ったほうが皆にとっても良い」
様々な理由がありますが、話し合いというよりプレゼンのし合いと言った方が良いかもしれません。

子どもが生まれたことにより、私たちは二人三脚をより結束して行なわなければならなくなりました。長女が生まれてから3年経ち、感じるのは効率的や合理化を重視するあまり、相手や自分の気持ちを蔑ろにしてはいけないという事です。

二人三脚は相手も自分も大事にしなければなりません。自分の正しさを相手に押し付けすぎるのも、逆に自分を閉じこめすぎるのも、上手く歩調が合いません。思ってる事は言った方が良いし、言われないと分からないこともたくさんあります。

互いに意見を言うようになって、2人だけの頃にはほとんどなかった喧嘩もするようになりましたが、今はこれが夫婦としての我々のあり方なのだなと思っています。スケジュール調整の話だったのに思いきり脱線してしまいました(笑)。

読んでいただきありがとうございます。 単純なのでスキやフォロー、サポートをしていただけると更新頻度が上がると思います。笑