月に一回のおやすみを

Twitterを見ていたら過去記事がnote公式アカにて取り上げていただいており軽く動揺しました。全体でも15000viewを超え、たくさんの方々にお読みいただきありがとうございます。

さて、我が家にはまだ寝返りすら(しようとすら)しない赤子がおり、またその赤子は断固たる意志でミルクを拒否している為、私は対局以外の用事をほとんど入れる事がありません。
ちなみに対局の時は8時間程でわずか40ml、必要最低限だけミルクを摂取し、「あ、もういいです」と舌で押し出して来るそうです。
まあ離乳食食べる様になれば少し楽になるでしょ、と思っていたら本日の初めての10倍粥を全力拒否されました。これが噂に聞いた食べない赤子か。先は長い。

という訳で1人目の時よりも育児にどっぷり浸かっている状態ですが、そもそも私は外で働くのが大好きな人間です。将棋を指すのも、人と話すのも、好きなのです(ただし人見知り)。独身の頃は2日家にいると憂鬱になっていましたが、今では週に1回も夫以外の大人と長時間話すことがありません。

長女は3歳なのでお話し出来るのでは?と思うかもしれませんが、3歳とは15時のおやつを食べ終えた瞬間に「おやつ食べるぅ〜?」と聞いてくる生き物です。期待をしてはいけない。

あくまで個人としての話ですが、私は育児だけの日常を送っていると次第に心の余白部分が少しずつ削られていく感覚に陥ります。ガリガリと、余白部分ですから無くてもそんなには困らないのですが、少し悲しくなってくるのです。育児に限った話では無く、人によっては仕事や勉強など、色々なことに当てはまると思います。

余白部分がすり減り、心まで侵食しては大変です。少しのことでイライラしたり、些細なミスを許さなかったり。いつもはこんなんじゃないんだけどな、と感じはじめたら、それは余白がもうあと少ししか残っていないのかもしれません。

ある時このままではいかん!と思った私は「1人の時間をくれないか?」と夫に相談しました。夫は快諾してくれました。しかし甘えすぎては夫の負担が増えてしまう。数分の交渉の末、家族の為のある条件(大体1ヶ月かかる)を達成したら1人の時間を過ごせるという、いわゆるご褒美制度に落ち着きました。

長々と書いていますが、まさに今日がそのおやすみの日です。ひとり焼肉をし、ひとり喫茶店でコーヒー飲みながら書いてます。出産前は出来なかったひとり〇〇。ひとりって素晴らしい。人間って無いものを欲しがりますよね。

静かな場所で本を読んだり、文章を書いたり、好きなことをする時間を過ごす事によって余白部分はふくふくと戻っていきます。心もお腹も膨らんで、明日からも頑張ろうと、また思うのでした。

読んでいただきありがとうございます。 単純なのでスキやフォロー、サポートをしていただけると更新頻度が上がると思います。笑