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【2021年国立小学校受験】不合格の記録②〜受験校と幼児教室選び〜

こんにちは。

国立小学校は都内にいくつかありますが、居住地域によっては、実際の通学時間を考えると「合格しても通えない」といった学校もいくつかありますね。

また、受験にあたり「幼児教室に通った方が良いのか?」迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、受験校選びと通塾を考えるヒントとして、練馬区在住の筆者が選んだ受験校と幼児教室についてご紹介したいと思います。

まずは受験校選び ー練馬区在住の筆者が選んだ受験校ー

結論を先に書くと、筆者が選んだ子どもの受験校は以下の4校でした。

・筑波大学附属小学校
・お茶の水女子大学附属小学校
・東京学芸大学附属竹早小学校
・東京学芸大学附属大泉小学校

第一志望は東京学芸大学附属大泉小学校。
同校の教育方針に引かれたのはもちろんですが、子どもが自宅からの乗り換えなしで電車通学できるため、通学路の安全性を考えても魅力的でした。

また、国立小学校受験は一次選考で「抽選」という、努力ではどうしようもない運の要素が入るため、第一志望1択で抽選不合格となった場合の子どもの心情を考えると、やはり第一志望以外の学校も受けない理由がない、という結論に至りました。

親としては2人3脚で取り組む小学校受験で「子どもの不完全燃焼は避けたい」という気持ちでしたので、通学区域内で受験資格があるのであれば、フルに活かしていくのが国立小学校受験の特徴といえるかもしれません。
ちなみに、都内には上記の他にも、

・東京学芸大学附属小金井小学校
・東京学芸大学附属世田谷小学校

の2つの国立小学校があります。
また、国立ではありませんが、2022年4月には初の小中高一貫校となる東京都立立川国際中等教育学校附属小学校が開校するので、近くに住まわれている方はこれらの小学校も視野に入れると良いかもしれません。

筆者の場合は、チャレンジできる機会を増やしていくことで、受験に対する気持ちの面でも前向きになれたように思います。

幼児教室は通った方が良いのか? 

さて、国立小学校受験を考えるにあたり「幼児教室に通った方が良いのか?」という疑問を持たれる方もいらっしゃるのではないかと思います。筆者の場合は、そもそも小学校受験の知識に乏しかったので、親子でしっかり取り組むためにも「幼児教室に通う」ことを選択しました。そして、選んだ幼児教室は「わかぎり21」です。

結果的に、幼児教室に通わせたことはとても良かったと感じています。
同じく小学校受験に取り組む他の子どもたちと一緒に切磋琢磨できる環境は、娘にとっても刺激になっていましたし、親の視点で見ても、他のご家庭の教育に対する姿勢や子どもとの関わり方など、家庭だけでは得られない体験や情報に触れることができたので、学べることも沢山ありました。
例えば、子どもの集中力が続かないときや、難しい問題と向き合う娘をどのようにサポートすると良いかなど、正解はありませんが、ヒントとなる事例も多く教わったように感じています。

また、幼児教室の選び方については、我が家の場合は特に他の幼児教室との比較はせず「わかぎり21」一択でした。
国立小学校の合格者数がトップ(ただし、受講している子どもの数も多いので、合格者の割合としては3〜4人に1人くらいの印象)だったことも理由ですが、12月の体験教室に参加した時に、娘が「ここ、通いたい!」といって楽しそうにしていたことが決め手になりました。

また、受験対策だけではなく、日々の子どもとの関わり方や、過ごし方も提案してくれたり、親に対するサポートも手厚いので、他の幼児教室との比較はできませんが、受験準備のために通う幼児教室としては十分だったように感じています。 

また、都内には色々な幼児教室がありますが、各国立小学校の受験日にスタッフの方が宣伝活動で学校の近くにきていますので、幼児教室の情報を収集される際には、志望校の受験日に、視察も兼ねて志望校に足を運んでみると良いかもしれません(もちろん、中には入れませんが受験生や親御さんの様子は非常によくわかります)。
コロナ前は現地で学校説明会が開催されていましたので、筆者の場合は学校説明会の場で各幼児教室のことを知りました。

とはいえ、幼児教室に通うことは一つの手段に過ぎませんし、自力で合格されている親御様の事例もありますので、教室に通うことが難しい方は、そのような事例を探してみるのも良いかもしれません。

毎日の子どもの学習内容は?

我が家の学習量の目安は「ペーパーは1日あたり1〜3枚」でした。
また、口頭試問対策として、子どもには「問いかけを中心とした会話」をすることを心がけていました。

とはいえ、子どものことなので「やりたくなーい!」といったことはありますし、逆に、問題を解くのが楽しくなって平日の夜でも10枚くらい一気に解いてしまう、といったこともありました。

無理に取り組ませることはせず、「今日の問題は面白そうだから一緒に解こうか?」とか「パパがクイズを出すから答えてみて」など、あくまで子どもが主体的に動けるような声がけや関わり方を意識していたように思います。また、運動は「手押し車」で遊びながら子どもの体幹を鍛えるようにしていました。(幼児教室でも「手押し車」は体幹を鍛えるのによいといわれています)

上記のような親の試行錯誤がある反面、やはり未就学児の学習になりますので、一定期間、継続的に学習を続けられるときもあれば、子どもの気分によって学習量にムラができたりと、様々な時期がありました。

また、幼児教室で教わったことですが、ペーパーに取り組む時は「必ず子どもと一緒に問題をとく」そして「子どもの隣で最後まで見守る」ことが、子どもの精神面を支える意味で、とても大事になります。
年齢的にも子どもが一人で学ぶのはやはり難しいので、この点は徹底して行うようにしていました。

結果的に、共通の目標に向かって子どもと一緒に過ごす時間ができましたので、その意味では、受験の結果に関係なく、子どもとの関わり方を学ぶ意味で、とても貴重な体験ができたように思います。

次回のテーマ

次回は、国立模試とその結果、また、夏期講習などをどこまで受けるのか?について記載したいと思います。 


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