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ミスドつい寄っちゃうよね、って話

最近、ミスタードーナツによく行く。仕事帰りだったりとついでによることが多い。家からは近いけど、メインとなる用事にはなりずらい。僕にとっては。でも大好きだよ、ミスド。


だから、いつも帰り道にはミスドに寄るか迷いながら帰っている。

寄ったら寄ったで自分ひとりじゃ食べきれないほど買って、結局家族にあげてしまってるけど。


その日は、休日のお昼ご飯も兼ねてホットドックでも買ってあとは適当にドーナツを買おうとミスド目的で出掛けた。


入店すると、ドーナツが並ぶショーケースが3メートルほどある。この3メートルほどワクワクする短距離走はほかにない。


目をキラキラさせながら(ギラギラしていたかも)いつも通り、ポンデリングを一つ入れ、そしてもう一品(ホットドックも買うから2品に抑えた)、限定品や普段食べないものを一つ選んでいると5歳ぐらいの娘を連れた母親が入ってきた。


感染症対策なのか、トングやトレーはアクリルのショーケースに入っており客が扉を開けて取り出すようになっている。

その5歳は背伸びをしてそのショーケースの扉を開けた。無理して開けたからか勢いよく引き戸が開かれ母親の手に当たってしまった。


母親「いったあ~~~~~い」


結構大きな声で痛がっていた。この声は本当に痛かったのではなく、相手にどれほど痛いかを伝えるための大げさな表現に僕は思えた。


娘「ア...ゴメンナサイ」


母親「あ~これおいそうねえ」


母親がどんな返事をしたかはっきりと覚えていないが、謝罪に対する許しの言葉ではなく、それを全く無視した話題の転換だった気がする。


こっわ~~~~~。母親というか女性こっわ~~~~。


あまり、他人の子どもへの接し方にどうこう言う気はないが、これは僕の感想として単純に怖かった。人の悪意というものがシンプルに表に出ていた。


その買い物での会計をしてくれた店員さんの笑顔がいつもより輝いて見えたね。さんきゅ、ミスド。




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