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ネット麻雀で、ヒューマンエラーを防ぐ方法

Aさん「ドラ表示牌を見逃して、初打でドラ切っちゃった😭」
Bさん「安全な牌を見逃したせいで、4,000オールをツモられちゃった💦」

コレを書いているshoGも、よくありました。

これらのヒューマンエラーを、なくす方法はあるのでしょうか?
実は、2つの方法を組み合わせればできます。

  1. 指差し呼称(ゆびさしこしょう)

  2. if・thenルールの設定


ドラ表示牌を見逃さない、2つの方法

麻雀は情報が多いので、人間は情報を自動的に取捨選択します。
無意識に特定の情報を切り捨て、無意識に特定の情報にフォーカスします。
無意識に切り捨てる特定の情報を、拾い上げる方法はあるのでしょうか?

方法その1.指差し呼称(ゆびさしこしょう) ⇒ 確認ヨシ!

元は、日本国有鉄道の蒸気機関車の運転士が、信号確認のために行っていた安全動作です。
(安全動作 ≒ ヒューマンエラーの防止)

▲ 車掌さんの指差し確認 (画像:JR西日本)

一般的に、「指差呼称」は以下の手順で行われます。

(1)対象をしっかり見る
(2)対象を指で差す
(3)差した指を耳元へ
(4)手を振り下ろします

(引用元:厚生労働省 職場のあんぜんサイト)

Aさん「指差し呼称が、ネット麻雀のヒューマンエラーの防止と、どう関係あるの?🤔」

『指差し呼称』と『if・thenルール』を併用すると、あなたのヒューマンエラーはとても減ります。

おっと、『if・thenルール』とは……


方法その2.if・thenルール ⇒ 『いつ、どこで』を決めた自分ルール

「夜ご飯を食べたら、歯磨きをする」
多くの人がこれを行い、継続的に行えているでしょう。

これは「(if)夜ご飯を食べたら、(then)歯磨きをする」をルールとして習慣化できているからです。

歯磨きの習慣をヒューマンエラーの防止に応用します。

Aさん「そんなことより、ドラ表示牌を見逃して、初打でドラ切らない方法は?😭」

⇒ 答え:対局開始時に、「ドラ○○」と指差し・声出し確認しよう!

……が、せっかくなので
ついでに、他の重要な情報も
見落とさないようにしちゃいましょう。

以下の情報も、チェックしちゃうとお得です。

  • 局数 (東1局? 南4局?)

  • ドラ

  • 親か子か

  • 自風

  • 供託の数

  • 本場の数

  • 現在の着順

これらを「局の開始時に指差し・声に出して確認する」ことを、歯磨きのように習慣化します。

「指を指して確認するのは、なんかイヤだな……」
という場合は、独り言がオススメ。
もし誰かに独り言を見られたら、苦笑いしてごまかしましょう。

声に出すのがむずかしい状況なら、頭の中で実況するとなおヨシです。

確認の仕方はこんな感じ。

▲ 動画内の実況「東1局、1本場、ドラは7ソウ、プレイヤーは親です」

こばみささんの華麗な実況を聞いたところで、実践してみましょう。

Let's 実践

▲ 真ん中に指差し ⇒ 左上に指差しの順

例えばこの状況、shoGは以下の通りにします。

① (真ん中に指差し、4つを確認)「(声に出す)南4局、子、自風は[北]、現在3位」
② (左上に指差し、3つを確認)「(声に出す)ドラは[5m]、供託は0本・0本場」

これが、shoG流の
麻雀 - 局の開始時の、指差し呼称(ゆびさしこしょう)です。

shoG流なので、気に食わなければ
あなたの好きにアレンジしてもOK。

今回、開始時にドラや自風を見落とすと……
上家から[北・ドラ1・赤1]の3,900の直撃で、
2着になれると思いつくのが、遅くなります。

思いつかなかったら、ロボットではありえないエラー。
まさにヒューマンエラーです。
それを防止できるのが 指差し呼称(ゆびさしこしょう) です。

Aさん「でも、指差し呼称(ゆびさしこしょう)するのを、忘れちゃいそう😂」

忘れるのを防止できるのが、if・thenルールです。
if・thenルールは、具体的なほど効果が高まります。

今までは[局の開始時]と書いていましたが、
[局の開始時]ではすこし抽象的なので、もっと具体的にしましょう。
[画面が切り替わったら]にすれば、より効果的です。

まとめると

  1. (if)画面が切り替わったら

  2. (then)真ん中に指差し ⇒ 「○○局、○、自風は[○]、現在○位」と言う

  3. (then)左上に指差し ⇒ 「ドラは[○]、供託は○本・○本場」と言う

対局開始時の、情報の見落としを防げば、平均の着順が上昇するかも。

▲ if・then ルールについて くわしく書かれた本

安全な牌を、見逃さない方法

Bさん「上家の親がリーチした! 自分の手がこうだから、こうなったら押し返して……💦」

そう考えているうちに、[5m]が通る。
自分の手で浮いていた、[赤5m]はリーチ者に対して安全になった。

Bさん「残り5秒! 自分もテンパイしたけど、[赤5m]を切るほどじゃないな💦」

[赤5m]を切っていたら、和了れていた牌がリーチ者から切られる。その後……

上家の親「ツモ! 4,000オール」

これを防止する方法は……

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