今年もよろしくお願いいたします。
恒例になりました年間ベストアルバムを発表します。
いつも通り20枚を選出(順不同です)
1.Peter Gabriel / I/O
「Live and Let Live」というメッセージ。こんな時代からこそ深く受け止めたいです。
2.Olivia Dean / Messy
UKネオソウル。「DIVE」は2023年に1番よく聴いた曲。この明るく希望に溢れた曲に救われました。
3.Genevieve Artadi / Forever Forever
ルイス・コールと組んだユニットKnowerもいいんですけどソロの方を選出。正に才女。万華鏡ポップス。
4.Corneius / 夢中夢
いろいろあったけど見事に復帰してくれました。センスと才能の塊。歌声も更に艶やかになったような。
5.TOMOO / TWO MOON
おそらく最近のJ-POPでは1番よく聴いたSSW。全曲キャッチーでポップですが特に「オセロ」は名曲。
6.Lee Jin Ah (이진아) / Hearts Of The City
韓国のSSW。今年の大愛聴盤です。ほんわかしつつもプログレッシブ。CDは豪華仕様でした。
7.youra (유라) / (1)
韓国のSSW。今回はジャジーでスリリングなアルバムに。急にロックになるとか予測不可能な魅力も。
8.Claire Rosinkranz / Just Because
まだ19歳のSSW。見た目は軽めな女子って感じですけど侮れない才能。曲が明るくてポップで好き。
9.Birthh / Moonlanded
フォーキーなんですけど、どんどん混沌としたサウンドになっていくのが面白い。新しい世代ならでは。
10.Yazmin Lacey / Voice Notes
ロンドンのネオ・ソウル・シンガー。ざらついたビートとメローなコード感が素敵。確実に新しい音。
11.NewJeans / Get Up
アイドル枠ですが今年は結局これに尽きる。音スカスカなのに全てが完璧。聴き疲れしないのがいい。
12.PinkPantheress / Heaven knows
これもアイドル枠でしょうか。NewJeansと続けて聴きたくなる感じ。こっちの方が先なんですけどね。
13.Moneva / Senses
インドネシアのシンガー。R&B系ではジョイス・ライス以来のヒットかも。とにかくポップなのがいい。
14.Laura Groves / Radio Red
イギリスのSSW。どれも深みのある曲ばかりでジワジワと沁みる良さあります。隠れた名盤になりそう。
15.Cinder Well / Cadence
これぞまさしく正統派の英国フォーク〜トラッド。鳥肌ものです。サンディ・デニーが好きな人に。
16.Nara Pinheiro / Tempo de Vendaval
ミナスのSSW。アントニオ・ロウレイロがプロデュースなので内容は保証付き。美しきブラジル音楽。
17.Pedro Martins / Rádio Mistério
ブラジルのギタリスト。夢の中でぼんやり良いメロディが浮かぶ時があるとしたら、まさにこんな感じ。
18.Gia Margaret / Romantic Piano
タイトル通りピアノが美しいアンビエント。1曲歌ってます。でも、すべての曲が「うた」に聴こえます。
19.Elephant Gym (大象體操) / World
台湾発の3人組。リズムが凝ってます。ベーシストもゴリゴリに弾きまくって本当にカッコいいバンド。
20.Babi / 花降る日
映画音楽やCM音楽の分野でも活躍中です。とてもキュートなチェンバー・ポップ。本当に稀有な才能。以上です。
無果汁団はサードアルバムを発表しました。こちらもよろしくお願いいたします。