見出し画像

【トリックリリック:最終レート1800,20位】ギガイキザン

今回はトリックリリックで最終20位、最終レート1800を達成した構築の記事となります。自信のある構築でしたので最後まで読んで頂けると幸いです。

【使用構築】

構築の動かし方としてはキリキザン、ギガイアス、ウオノラゴンが主軸となり、この3体ではきつい相手をロトム、ブリムオンで対処、モジャンボで味方をサポートしながら戦うものとなります。

【構築経緯】

まず、初めて見るコンボが多そうだと考えたため、そのような構築に対しても対応できるように安定感のある構築を作ることを意識してチームを組むことにしました。そしてこのルールで一緒に戦うことのできるポケモン一覧を見た時にドラパルト、ミミッキュ、ロトム(ウォッシュ)、アーマーガア、キリキザン、オーロンゲの並びが強いと思いこの6体で構築を組みました。オーロンゲに関してはサポート型ではなくダイマックス(以下DM)をさせるエースアタッカー型が最も強いと考え、ドラパ、ロンゲ、アーマーガアの3体に主にDMをきることを想定していました。実際に対戦してみるとDMオーロンゲはかなり強く、環境に多いゴースト、悪タイプのポケモンにタイプ一致の弱点技を打つことができ、更には地面技でセキタンザンやキリキザンにも打点があるなどかなり感触が良かったです。この構築を使って感じた改善点は、耐久がそこまで高くなく、この環境においては弱点を突かれやすいドラパルトがDMをきりずらい点、かなりアーマーガアが強いと感じたがこの構築においてはほぼ選出することがなかった点、トリルをはられたらこちら側が強く動けない点の以上3点が挙げられました。
次に上記の点を改善するべく、ドラパルト、アーマーガアの枠をウオノラゴン(すなかき)、ギガイアスにして臨むことにしました。この2体の採用理由としては、砂嵐時に相手の上から攻撃でき、非DM時に強いウオノラゴン、トリル下で強いギガイアスを構築に参加させたら強いのではと思っての採用でした。想像通り構築自体がかなり改善され、勝率が上がりました。ただ、より完成度を上げるために改めて改善点を考えることにしました。構築をみると物理アタッカーが多く、相手からの鬼火の通りがかなりいい点、炎打点がないため環境に多いモジャンボの突破に時間がかかってしまう点、ミミッキュが想像以上にトリルをはることができないうえにトリル下で相手よりも先になかなか行動できず、倒されてしまう点の以上3点が課題として挙げられました。そのため、相手の鬼火をすったり、特性の再生力でサイクル戦にも参加できたりするモジャンボ、炎・電気技をタイプ一致で使うことができ悪巧みで火力を上げることができるロトム(ヒート)、トリル起動要因かつトリル下である程度はやく動くことができ、潮吹きで相手を大きく削れるブルンゲルをオーロンゲ、ロトム(ウォッシュ)、ミミッキュのかわりにそれぞれ採用しました。DMオーロンゲはかなり強かったですが、この構築においては必要枠ではなかったと考え、しぶしぶ不採用になりました。
そして改めて構築を使ってみたのですがブルンゲルの使用感が良いとはいえず、ミミッキュに戻そうかと考えながらも大会直前の仲間大会に参加しました。結果自体は12-3で4位となったのですがやはり、ブルンゲルではないなという考えに変わりはありませんでした。かといってミミッキュに戻すのも抵抗があったので構築の相談をすることにしました。そうするとブリムオンは環境に多くいるポケモンに対して強いしトリルもはれるうえにDMエースにもなれるから良いのではというアドバイスを頂き、この時点で大会1日目ではあったものの納得感が強くすぐに採用を決めました。
最終的に、構築はウオノラゴン、ギガイアス、モジャンボ、ブリムオン、キリキザン、ロトム(ヒート)できまり、かなり納得のいく6体でチームを組むことができたなと思いました。改めてみると、最初の案から変更がなかったのはキリキザンのみということでやはりキリキザンはこのルールにおいてかなり強いポケモンの1体だなと感じました。

【個別解説】

キリキザン

・努力値配分
AS全振り
・役割
ほぼすべての構築に対して選出したこの構築のエースポケモンです。不意打ちで相手を先制で削れることに加え、アイアンヘッドでブリムオン、オーロンゲ、ギガイアスに大きくダメージをいれることが主な役割です。かわらわりはガエンやキリキザンミラーで強いと考え採用しました。また相手の光の壁、リフレクターを壊せるのも強かったです。

ギガイアス

・努力値配分
HA全振り
・役割
この構築のDMエースであるポケモンです。高い耐久力を盾に弱保を発動させてもらい、一気に高火力で相手を制圧していきます。技構成はシンプルですが馬鹿力を採用せず、地団駄を採用した理由はDM時に少し低めな特防を引き上げることの方が強いと感じたからです。また馬鹿力だと非DM時に攻撃、防御が下がり次の行動が弱くなってしまう点もふまえ、地団駄に決めました。

モジャンボ

・努力値配分
HD全振り
・役割
場持ちをよくしながら味方のポケモンを最大限サポートすることがこのポケモンの役割となります。また環境に多かったロトム(ウォッシュ)に構築単位できついため、モジャンボで対処するルートを残したから勝てた試合が多く助かりました。持ち物はバコウ、オッカ、ピンチベリーで最後まで悩みましたが炎技が一番うたれるのではと考え、オッカにしました。しかしダイジェットが頻繁にうたれたのでバコウが正解だったなと思っています。技構成は味方をサポートし、自身のHP管理をしやすくするため守る、ギガドレイン、怒りの粉です。リーフストームはDM時に使っていましたがそれ以外では打ちませんでした。眠り粉にしなかった理由は個人的に嫌だったからです。

ロトム

・努力値配分
H:オボンでの回復効率を高めるためかつ最大限HPを高めたかったため
C:火力を落としたくなかったので全振り
BD:総合耐久を残りの努力値で最も高めるため
S:端数
・役割
主にアーマーガア、モジャンボに対して強くするために採用しましたが悪だくみを積むことで大抵のポケモンを突破できるためエース級の働きをしてくれました。

ウオノラゴン

・努力値配分
HD:C206命の珠ブリムオンのマジカルシャイン(ダブルダメ)確定耐え
A:火力を落としたくなかったので全振り
S:すなかき発動時、最速ドラパルト抜き
B:端数
・役割
エラがみで相手を半壊させます。後発出しで制圧力を高めることも主な役割です。また水技を半減以下で受ける相手に対して逆鱗が強かったです。氷の牙はまず使わなかったのでウルガモスの炎の体を考慮して岩雪崩の方が良かったと思いました。

ブリムオン

・努力値振り
HA全振り
・役割
トリル起動要因でありながらDMエースにもなり相手を制圧することが主な役割です。また未来予知を採用したことでダイサイコの火力が高く、制圧力をより高めることが出しました。マジカルフレイムを打ちたい場面はまずなかったので技構成はこれで正解だったなと感じています。

【選出】

[基本選出①]
先発:ウオノラゴン、ギガイアス
後発:キリキザン、ロトムorモジャンボ
対象:先発の2体のとおりがいいとき

この選出をできた時はまず勝てました。相手の構築に合わせてDMをきるポケモンを決め、倒していく動きが一番取りやすかったです。
[基本選出②]
先発:ブリムオン、モジャンボ
後発:相手の構築に通りのいい2体(ギガイアス、キリキザンで選出することが最も多かったです。)
対象:初手でトリルがはれそうでブリムオンorギガイアスの通りが良い相手

トリルをはってブリムオンorギガイアスを通す動きをとります。ブリムオン、ギガイアスをトリル下で並べることができた時は余裕をもって勝つことが出来ました。この選出をできるかどうかを一番に考えてから選出を決めていました。
[基本選出③]
先発:キリキザン、ウオノラゴン
後発:ギガイアス、ロトムorモジャンボ
対象:基本選出①、②以外ほぼすべて

一番多かった選出の仕方でした。相手の初手を見てキザンを先に通すか、ウオノラゴンを先に通すかを決めて立ち回り、サイクル戦に持っていきつつ相手のDMをからして終盤にこちらがDMをさせたポケモンでまくるという展開が多かったです。

基本的に選出はこの3パターンでしたが、個人的に相手に合わせて柔軟な選出ができる構築だと思っているためこの他の選出もしていました。

【終わりに】

今回は最低目標にしていたレート1800を達成できるように構築を考えていたので、ギリギリですが目標を達成できた点は良かったなと思っています。反省点としては負けた試合のほとんどが詰め盤面で私のプレイングがあまく、相手にまくられてしまっての敗戦だったので改めてその点を改善できるようにより多く練習をしないとなと感じました。
また、この構築を託した方もTOP30に入っていたので結果を残せる構築を作ることができた点が今大会1番の良い成果だったなと考えています!
今回の構築作成にあたり、アドバイスをしてくださった方々、そして何よりも育成を手伝って下さったディータスさん、まるさん、本当にありがとうございました!
これからもより良い成績を残せるようにポケモンに取り組んでいきたいなと思います。
最後までご閲読頂き、ありがとうございました。

Twitterアカウント
https://twitter.com/LLshock151

#ポケモン #ポケモンソードシールド #ダブルバトル

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?