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【シーズン11 ダブル最終11位】スカーフニンフスタン

初めまして、ショックと申します。ポケモン剣盾のランクマッチシーズン11で最終レート1935、最終順位11位になることができました。そこで今回、初めて構築記事を書いたので読んで頂けると嬉しいです!

【構築経緯】

このシーズンは、シーズン8での使用率上位TOP10が使用できない特別なシーズンでした。そこで僕はカ・エールさんがinc Februaryで使用していたサマヨミロナットが強いのではないかと思いこれを軸に構築を作ることにしました。そして次に鎧の孤島解禁後に出たウーラオスが強いと思い、4体はすぐに決まりました。ウーラオスは相手の襷ポケモンを潰せることを強く意識して連撃の型を採用しました。またパッチラゴン、ジュラルドン、オーロンゲが増えるのではないかと予想したのでそこに強く出せるポケモンとしてスカーフニンフィアが面白いのではないかと思い採用しました。サーナイトではなく、ニンフィアにした理由はフェアリータイプの技では最高火力がムーンフォースのため、火力に不安があると感じたからです。その点、ニンフィアは特性フェアリースキンによりノーマルタイプの技をフェアリータイプの技として使うことができます。特殊ノーマルタイプ最高火力技の破壊光線がフェアリー技として使えるのは大きいと思い、ニンフィアの採用を決定しました。ラスト1枠はトリル下で動けて火力も出せる炎タイプが欲しいと思いガラガラ(アローラ)を加えました。この構築でシーズン10は最終169位で終わりました。
シーズン11ではシーズン後半からこの構築を改良してランクマッチに潜りました。(シーズン前半はセキタンザン構築で楽しんでました笑)シーズン10ではDMダダリンに負ける試合が多く、ガラガラ(アローラ)はダイホロウに弱い+隣のポケモンのBダウンが痛いのでガラガラ(アローラ)に変えてそこをすかせるカビゴンに変更しました。これで1桁にも到達できるくらいの安定感が出ましたがミロカロスを選出することがほとんどない+炎技、電気技、草技(特にキノコの胞子を何とかしたい)を半減以下で受けれる特殊が高いポケモンが必要と感じ、最終日にミロカロスをヌメルゴンに変更して構築の完成となりました。

【構築説明】

この構築はウーラオス・ニンフィアから出して相手の初手を削り、数を出来るだけ減らしていくことが基本の動きとなります。その後にサマヨ+DMエースとなる1体で詰めにいきます。
この選出が難しい場合はサマヨ+相手にささっている3体を選びます。詳しくは以下の【選出】で紹介しています。

【個別解説】

ヌメルゴン
特性:そうしょく
性格:控えめ
持ち物:命の珠
実数値:189-×-98-178-171-101
努力値:188-0-60-252-4-4
技構成:守る/流星群/雷/大文字
火力を高める為にCぶっぱ、Hは珠持ちなので10n -1にしました。残りをBに振り、無振り80族を抜く為にSに4だけ振りました。

​•役割と技構成
リザードン、ナットレイなどへDMして抜群技で殴り勝つことが1番です。基本DMすることを前提に出すので火力を少しでも出すためにこの構成になってます。DMが切れた際にはお祈りが始まります。笑

ウーラオス(連撃) 
特性:ふかしの拳
性格:陽気
持ち物:気合の襷
実数値:175-182-120-×-81-163
努力値:0-252-0-0-4-252
技構成:守る/アクアジェット/水流連打/インファイト
ASぶっぱです。

・役割と技構成
水流連打で相手の襷ゲンガー、マニューラなどを倒すことが最も重要です。また悪ウーラオスやラプラス、ジュラルドンへ、インファイトを入れることもあわせて重視しました。技構成はよくいる襷型です。

サマヨール 
特性:お見通し
性格:呑気
持ち物:進化の輝石
実数値:147-×-178-80-164-27(ASは0です)
努力値:252-0-92-0-164-0
技構成:ナイトヘッド/痛み分け/サイドチェンジ/トリックルーム
配分はカ・エールさんの配分を参考にさせて頂きました。

・役割と技構成
トリルをはることに命をかけます。技構成はHP管理をするための痛み分け、相手からの抜群技を避けるためのサイチェンです。

ニンフィア 
特性:フェアリースキン
性格:臆病
持ち物:こだわりスカーフ
実数値:171-×-85-162-150-123
努力値:4-0-0-252-0-252
技構成:守る/ハイパーボイス/破壊光線/マジカルフレイム
CSぶっぱです。

・役割と技構成
初手で出してウーラオス、オーロンゲ、パッチラゴン、ジュラルドンを倒していくことが1番の役割です。またトリルをはって後発出しすることでSが上がった相手のパッチラゴンやスカーフウオノラゴンを倒します。技構成はDMパッチラゴンやジュラルドンを一撃で落とすor致命傷を与えるための破壊光線採用です。またマジフはDMアイアントを一撃で落とせる+ラプラスなどのCを下げてDMターンを枯らすこととナットレイへの打点としていれました。守るの採用は、電光石火をはじめは入れていたのですが一回も使わなかった+DMを切った時の防御策としていれました。この構築1番のキーポケモンのため、長めの解説になりました。また青系統が好きというのもあり、途中からは色違いを使っていました。笑

ナットレイ 
特性:鉄のトゲ
性格:勇敢
持ち物:突撃チョッキ
実数値:181-160-151-×-137-22(Sは0です)
努力値:252-252-4-0-0-0
技構成:パワーウィップ/ジャイロボール/はたき落とす/ボディープレス
最遅HA型です。

・役割と技構成
トリルをはった後に出してDMして相手を詰めにいきます。残ポケ2-4の劣勢からDMして3体持っていって勝てた試合も数試合ありました。技構成はよくいる型となってます。

カビゴン 
特性:厚い脂肪
性格:勇敢
持ち物:オボンの実
実数値:235-178-117-×-131-31
努力値:0-252-252-0-4-0
技構成:守る/ギガインパクト/10万馬力/アイアンヘッド
最遅ABです。

・役割と技構成
トリル後にDMして相手を詰めていきます。パッチラゴンやセキタンザン、特殊DMアタッカーへの対抗手段として主に使いました。DMエースでもあります。技構成はBDを上げるためのアイヘと馬力、ノーマル技最高火力のギガインパクトとなります。DMが切れた後に乱数次第ではありますが、相手のHPが2〜3割程削れたHぶっぱマリルリを倒せた試合が多く、助かりました。

【選出】

[基本選出]
先発:ウーラオス、ニンフィア
後発:サマヨール+α
選出対象:基本的にほとんどの構築に対して

初手のウーラオス、ニンフィアで相手の先発をしっかり削っていきます。悪ウーラオス、オーロンゲ、パッチラゴン、ジュラルドンが先発出来たら圧倒的に有利をとることが出来ます。この選出で押すことが出来れば後発DMで楽に試合を展開できます。ただスカーフパッチラゴンの電撃嘴がニンフにあたったときはかなり盤面がきつくなります。その時はしょうがないと諦めて後発で打開していく展開を作っていきます。後発の選出は相手の構築に合わせてヌメルゴン、ナット、カビのうち一体をDMポケモンとして選びます。サマヨのトリル、サイチェンを上手く使いながらポケモンの場持ちを長くして相手を詰めにいきます。

[先発リザードン構築]
先発:ヌメルゴン、ウーラオス
後発:サマヨール+α(ナットレイ以外)
選出対象:リザキュウコン、リザヤミラミ、リザピッピ

リザキュウコンの場合はウーラオスを選出します。1ターン目はヌメルゴンはダイサンダー、ウーラオス守るを選択します。守を選択するのは1ターン目にウーラオスが倒されてしまうと相手にDMターンを上手く使われてしまうためです。次のターンではアクアジェット、ダイドラグーンで一気にリザキュウコンの両方を倒しに行きます。基本、この選択で有利をとれます。リザヤミの場合も同様にします。この場合の守るはヤミラミからの猫だまし警戒です。またヤミラミのサイドチェンジを警戒して2ターン目は技を分けて打ちます。ダイサンダーはCSリザに対して76.4%~90.1%、アクアジェットは晴れ下で13.7%~16.3%のダメージを与えることが出来るため、低乱数を引かない限り倒せます。リザピッピの場合にはリザにダイサンダー、水流連打を打ち続けます。これでピッピのこの指も対策していけます。ウーラオスを後半まで残したい場合には下げてサマヨを出し、サイチェンでうまく相手の技をかわしながらヌメルゴンを動かしていきます。後発の残り一体は相手の後発に刺さりそうなポケモンを選びます。後発リザを警戒してナットはできるだけ選出を控えます。

[対ブリムオン]
先発:ウーラオス、ニンフィア
後発:サマヨール、カビゴン
選出対象:ブリムオン構築全般

基本選出と同じように初手の2体で荒らしていきます。その後弱点保険を警戒してDMカビゴンのダイアースでDを上げつつ、ダイスチルで詰めにいきます。この選出で出したときは巨大天罰の混乱自傷を引き続けない限り、負けることはありませんでした。

[対ラプラス]
先発:ウーラオス、ニンフィア
後発:サマヨール、ナットレイ
選出対象:ラプラス構築全般

ラプラスの弱点保険を警戒しつつラプの隣を殴る+守る、ニンフのマジフでラプのCを下げていきます。これで相手のDM、センリツターンをからしにいきます。そして後発のDMナットとサマヨのトリルで詰めにいきます。相手の後発ウーラオスやファイアローを先発で出した2体のうち残っている方で対処しにいきます。また残っていない場合にはサマヨのサイチェンでナットを守ります。

[対DMダダリン構築]
先発:ウーラオス、ニンフィア
後発:サマヨール、カビゴン
選出対象:DMダダリン構築全般

この場合にはカビとサマヨのサイチェンでダイホロウをすかしたり、ダイスチルでBを上げたりしながら相手のHPを削っていきます。ニンフを長く使いたいときにはサマヨを出して相手の技を受けました。またサマヨを出すとダイホロウを打ってくることが多いのでそれに合わせてカビを出し、相手の技をすかしていました。

【苦手な相手】

この構築を使う上で苦手な相手は先発スカーフパッチラゴンと後発パッチラゴンです。この選出が予想される場合は後発DMカビとサマヨで無理やり切り返していくしかありませんでした。これを改善出来ていれば勝てる試合を増やせたかもしれません。

【終わりに】

ここまでご閲覧して頂きありがとうございました。スカーフニンフィアとポケモンを初めて知った時から好きなカビゴンを活躍させることが出来て嬉しいです。このシーズンは特殊な環境ではありましたが普段のシーズン同様に楽しむことが出来たので良かったかなと思います。また、ランクマではさらに上の順位を、そしてinc突破を目指してポケモン対戦をこれからも頑張っていこうと思います。Twitterもやっているので以下のURLからフォローしてもらえると嬉しいです。

また今回の構築完成は、普段から仲良くさせていただいているあいふぶさん(@Aifubu624324)が使用感などを教えてくださったおかげで完成しました。改めてお礼をさせて頂きたいと思います。ありがとうございました!

Twitterアカウント

https://twitter.com/LLshock151

構築作成を手伝ってくださったあいふぶさんのTwitterアカウント

https://twitter.com/Aifubu624324

#ポケモン #ポケモン剣盾 #ダブルバトル

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