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【INC March 最終レート1876、最終34位、予選抜け】イベザシエンテイロンゲ

今回はINC Marchにて予選抜けを達成することができたチームの記事となります。最後まで読んで頂けると幸いです!

【使用構築】

今回使用したチームはエンテイオーロンゲで相手の盤面を崩し、裏のザシアン+イベルタルorポリゴン2でダイマックス(以下DM)をして相手を制圧していくことをコンセプトとしています。

【構築経緯】

GSルールが発表され、WCSまでのルールになることがランクマッチの期間からも想像できたためルール発表から真剣に取り組んでいました。そして、まずはINCで予選を抜けることができるチームを組むことを一番に意識して取り組みました。
はじめに過去のGSルールについて様々なチームを調べて組んだチームがディアルガ+カイオーガとカイオーガ+日食ネクロズマの組み合わせでした。どちらのチームも1月の仲間大会ではレートが1600ほどで感触としては良かったです。ただ2月になり、ランクマでこの2つのチームを使用したところなかなか勝てずでした。
ディアルガ+カイオーガはどちらも怪電波で弱らされたり、ディアルガがDMしていないと制圧力に欠けたりすることが欠点でした。
日食ネクロズマ+カイオーガは日ネクがDMしていない時に腐りやすいことに加え、黒バド、イベルタルがチーム単位できついことが欠点でした。
そこで上記2つのチームの欠点を洗い出し、予選で使用するチームに求めた条件は禁伝2体の組み合わせがDMしなくても強い+DMできて強いこと、できれば物理+特殊アタッカーの組み合わせにすることでした。このことから私が強いと考えた組み合わせがザシアン+イベルタルです。
ザシアンはDMできずとも超高火力+高耐久に加えてタイプが非常に優れている為、非DM枠最強と考えました。
イベルタルは実質、ザシアン以外の禁伝には強く、悪戯心による妨害を受けないことに加えザシアンとのタイプ補完も優れている点が優秀だと考えました。また特殊で使用することによって、物理+特殊のメインアタッカーの組み合わせになることもバランスが良いと感じました。
次に取り巻きを考えた際に1番に決まったのはオーロンゲです。理由としては、両壁使って禁伝2体を守れる+相手のS操作ができる点が強いと思い採用しました。
残りの三枠ですがはじめは、海外大会で結果を残していたチームを参考にしてランドロス、トリトドン、ヒートロトムを使用していました。しかしロトムを選出することがなかった上に、火力、耐久が高い禁伝ポケモンを相手にするのは難しかったため、変更することに。
そこで相手のザシアンに強く、初手に出して相手の盤面を崩していく性能があるポケモンを考えていました。この2点の性能があり、耐久、火力もある程度以上あるエンテイがぴったりだと考え採用しました。エンテイはオーロンゲとの相性も良いので、初手エンテイロンゲは安定する点も良かったです。
しばらくこの6体で試合をしていくうちに次の2点が主な課題として挙がりました。
1点目はオーガザシアンに弱いこと。当たり前のことですがトドンがいてもオザシに勝てるわけではないし、環境に増えてきた命の珠カイオーガのダイアイスは相当ダメージが入るので簡単に崩されやすいこと。
2点目はDMアタッカーが実質イベルタルしかいないこと。これは自分がランドロスをうまく使えていないことも課題であったのかもしれませんが、基本的にイベルタルしかDMをすることがありませんでした。イベルタルでDMしてもきつい相手(ザシ黒馬負けん気ボルトロス等)に対しても無理にDMしないといけない試合が多かったです。
そこで選出率が圧倒的に1番低く、個人的に改善が必要と考えていたランドロスの枠を探すことに。
求めた要素としてはDMして強い、上記記載のそれまでにきつかった相手に対してメインアタッカーとして選出して出せることでした。
色々なポケモンで試運転し、化身、霊獣ボルトロスのどちらかが良いだろうとなりましたが白バドがさらにきつくなり、またザシ黒馬ボルトが厳しい現状に変化が無かったため不採用となりました。
結局最後の一体が決まらず2月のinc2、3日前まで時間が経過してしまいランドかボルトロスのどちらかにしようと考えていました。
その時ふと、DMポリ2  強くね?と思いつきすぐにチームに入れて対戦するとかなり良い勝率でした。ダイアタックで相手のSを下げることで裏のザシアンで相手のポケモンの上を取ることができることに加え、パルバドのバレルもダイサンダーで眠りをケアしつつ、隣のポケモンに大ダメージも与えることができる。そしてザシ黒馬ボルトに対してもかなり強い。そして壁+DMポリ2  は禁伝環境であっても簡単に突破されない点も本当に強い。また、DMしていない時も凍える風でS操作ができる。
チームに求めていたほぼ全ての要素を兼ね揃えていたポケモンであったことでincにはこの6体で臨むことに決めました。
このチームで2月のincを迎え、3日目の時点で30勝3敗でその時点では1位でした。過去の予選の結果を見るにこのレートがあれば確実に抜けれるなと安心し切っていました。これがダメでしたね。
結果的には予選抜けのボーダーレートがかなり上がってきてしまったため、最終的に潜ったのですが勝ちきれず、予選を突破することができませんでした。
2月のincを終えてのチームの反省としては、オーガザシアンへの勝率がそこまで高くないことでした。ロンゲ、ポリ2  、ザシ、トドンの選出で戦っていましたが、珠オーガだと全て突破されてしまい、負ける試合が殆どでした。またトリトドン をオーガザシアン以外のチームに選出することがほぼなかったことから他のポケモンにこの枠を変更することに。
カイオーガに対して抜群をつけるポケモンが欲しかったのでレジエレキかゴリランダーで迷いましたが、レジエレキのエレキネットで相手のポケモンのSを下げ、こちらのザシアンやイベルタルで上をとっていく動きが強かったためレジエレキを採用。
こうして新たにチームが決まり、3月のincに臨みました。そして無事、予選を抜けて全国大会への出場を決めることが出来ました。

【個別解説】

・努力値配分
A:手助け+1きょじゅうざんでH199B136ザシアン確定一発
 +1きょじゅうざんでH181B106までのフシギバナを15/16で一発
HB:A222グラードンのダブルダメ断崖15/16で耐え
HD:C183イベルの珠ダイバーン3/16
  C222ディアルガの珠スチル(140)15/16
  C217黒バドの珠ダイホロウ確定耐え
S:この時の環境にいた多くの耐久ザシアンよりも速く動けるように
・努力値配分
A:ダイバーンで耐久無振りザシアン確定一発
  晴れダイバーンでH207B170の白バドを7/8
  聖炎でH174B106フシギバナを15/16
HB:A222グラのダイアース(140)をシュカ込みで確定耐え
HD:C222ディアルガの珠ドラグーン(150)をバクア込みで確定耐え
   C161リザのサンパワー珠ジェット(140)を光の壁込みで確定耐え

手助けが本当に強かった!
・努力値配分
HB:A222ザシアンのきょじゅうざん+天候ダメージをリフレク込みで最高乱数以外耐え
HD:雨下C202カイオーガの神秘の雫ダイスト(150)を壁込みで確定耐え
S:S70白バド-2(トリル下で先に動くために)
・努力値配分
CS全振り

嫌な音は苦手なギガスドガスに対して抗うために採用。また後発DMサンダーにも有効であった。当たれば強い。ただ使用する機会が1、2回ですんで良かった。
・努力値配分
C:火力を落としたくないので全振り
S:S-2最速100族抜き
HBD:総合耐久が最も高くなるように。

全試合のうち6割はDMした。本当に強いエースであった。
・努力値配分
C:ダイバーンでH174D136までのザシアンを15/16
  手助けジェットでH202D140までのガオガエン15/16
HB:DM時にA222+1ザシアンのきょじゅうざん+珠ダメ確定耐え

【選出】

[基本選出]
先発:エンテイ、オーロンゲ
後発:ザシアン、イベルタルorポリゴン2

オーロンゲの両壁で耐久を高めながら、エンテイの聖炎やバークアウトで相手の盤面を崩し、裏のザシアン+DMポケモンで詰めにいきます。
エンテイロンゲが長いターン、残れば残るほどこちら側が有利を取り続けることができるのでエンテイの守るやオーロンゲの怖い顔で場持ちをよくすることを意識してた戦います。
[対白バドパルキア]
先発:ザシアン、ポリゴン2
後発:オーロンゲ、イベルタル
相手にモロバレルがいる場合にはダイサンダー+ザシアンの攻撃を、モロバレルの隣のポケモンに集中させます。その後はザシアンをうまく生かしつつ、トリルを凌ぐ立ち回りをします。この立ち回りで白バドパルキアに対しては全勝だった気がします。
[オーガザシアン]
先発:オーロンゲ、ポリゴン2
後発:ザシアン、レジエレキ
ロンゲ、DMポリ2で相手の盤面を崩しながら裏のザシアン、レジエレキで詰めにいきます。初手珠オーガザシアンで両方に動かれ、ポリ2を集中させると相当きついです。
[ギガスドガス黒バドザシアン]
先発:ザシアン、レジエレキ
後発:イベルタル、エンテイ
苦手な相手。レジギガスに嫌な音+きょじゅうざんを集中させて試合を決めに行くプラン。裏の黒バドザシアンはエレキ+DMイベルタルで詰めにいきます。

【終わりに】
盤面を整えることができる2体で有利盤面を作り、裏のエースアタッカーで詰めにいくといったチームを使用して結果を出せたことがなかったので今回のチームで予選を抜けることができたのは少し自信に繋がりました。
一方で今年のincは繰り上がりでの抜けでギリギリだったので来年は余裕を持ってかつ、1番最初のincで抜けることができるように練習をしていきたいなと強く思いました(抜けが長引くほど精神的に良くない)。
また来年はJCS、WCSで結果を残すことができるように練習に取り組み続けようと改めて思うことができました。
最後までご閲読頂きありがとうございました。

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#ポケモン #ソードシールド #ダブルバトル


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