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第57回鈴鹿高専祭を終えて

高専祭が終わって早くも1ヶ月が経ちました。ずっと書こうと思ってましたがいろいろバタバタしていてこのタイミングになりました。約10ヶ月高専祭実行委員の副委員長として動いてきた感想を思いつくままに書こうかな〜と思います。

今年度の高専祭

今年のテーマは「Re:ROAD (リロード)」でした。この「Re:ROAD」には道(road)を創り直す(Re)という意味と、「弾をこめる」「再装填する」というところから「今年の準備をする」「来年以降、これから先のための高専祭を行う」という意味の「reload」という2つの意味が込められていました。
また、サブテーマとして「カラフル」を掲げていて、そこには「3年ぶりで何も色づいておらず、真っ白なキャンバスのような高専祭を一人一人がそれぞれ持っている色で色づけたい」という意味を込めていました。

今年度の高専祭は10/30,31に開催され、コロナウイルス感染症もあり3年ぶりの開催でした。「どうやって進めていくのか」「誰にいつコンタクトをとる必要があるのか」そんなことも全く分からずに手探りで進めてきました。

そんな中でも各々がリーダーシップを持って進めてくれて、このような高専祭を開くことができてとても感謝しています。今年のテーマ「Re:ROAD」をそれぞれが色付けることで実現させることが出来たと思っています。
本当に実行委員のみんな、教職員の方々、ありがとうございました。

感想

ここからは僕の感想をだらだらと書かせていただきます。実行委員のみんなは暇な授業の時でも最後まで付き合って読んでくれると嬉しいです(笑)。

正直最初は不安しかなかったです(笑)。去年の12月ごろに「もう動き始めたいよね〜」ってある教室に集まって。同じ学科の子以外は顔は知ってるけど話したこともないって子しかいなくて。Webサイトとかそのへんに関われたらいいな〜なんて思ってひっそりしてたら同じ学科のお友達が委員長をすることになり。。。そっから自分の教室戻る時に「いろいろ相談したりするわ〜」って委員長(同じ学科のお友達)に言われ。そんなこんなで副委員長をやることになりました(笑)。(副委員長に任命〜って感じじゃなかったけど副委員長になってたよね、いつのまにか)

実行委員で集まった子たちの中でもつながりが元々ある子はあって、そんな中でも僕は他学科の子と何もつながりがなかったので、「でしゃばったら何思われるんやろ〜〜〜」みたいに思ってめっちゃチキってました(笑)。結局めっちゃでしゃばることになるんですけど、すごい最初は勇気が入りました(笑)。

深夜に書いてるのでなんか読み返したら恥ずかしそうなんですけどこのまま書きますね。

んで、気がついたら春休みが終わりそうになってて、春休み終わる前に各部門(美術とかイベントとか物品とか)と話そう〜ってなってミーティング入れたものの敬語のオンパレードで(笑)。正直自分も過去2年開催できてなかったし、聞ける人もいなかったし、何をやってもらうように言ったらいいのかもわかってなかったから不安しか残らんようなミーティングだった記憶があります。

で、新学期を迎えて5年生になりました。ぼけーって過ごしてたら教員から連絡が来まして、「今年高専祭やりたいんなら何もやってないのまずくない?提案書出してほしい」みたいなふうに連絡が来たのを覚えています。「は?何も知らんが?」(←これでも控えめ)と思いながらいろいろ情報集めて資料作ってました。ここでちょっと色んな人にアクション取ることができたような気がします。

今年は入場制限だの食べ歩きは禁止だの制約ばっかでイライラしながら学校側に提案したり会議参加したりしてた気がします。(僕は割とキレてたらしく実行委員のみんなにはほんとごめんね!って感じです(笑))

なんかそんなこんなでいろいろ決まってきた〜って思ったら夏休みを迎えてた気がします。

夏休み。基本的には大工のメンバーに任せてようかな〜と思い、8月は基本的に家で仕事やらなんやらしていたら大工の統括任せてた4年生から「やばいです!!!人が全然集まりません!!!」みたいな連絡が来て、「まじか」となったのを覚えています。そりゃ大工の作業もみんな経験ないし、話したことない人ばっかだし、当たり前なんよね。とても申し訳ないなって思っております(執筆時)。
そんなこんなで大工にも顔出すようになって、作業風景を #random に投稿して、ってやってたら9月後半には割とみんな顔出してくれるようになって!みんなで1つのものを作り上げるのが楽しすぎてみんなからいっぱいパワーもらってたのを覚えてます。なんかこっからは基本みんなが楽しそうにやってる姿見て頑張ってました。これガチ、みんな信じてな。僕嘘つかへんで。

外でペンキ塗ったりするのも、お昼以降になると影がなくなってめっちゃ暑かったんだけどほんとにみんな集まってくれて感謝してます。

大工も結構進んできたな〜って思ってたら10月になってて、「あと1ヶ月やん!やばい!」ってなると同時に「もうあと1ヶ月もこのメンバーでできひんのか〜」ってSlackで軽く言ってたのを覚えてます(笑)。

10月、やばいことしか出てこなくて「音響周りどうするの!」とか「予算足らんくない???」とかもうめっちゃでかいピンチが次から次へと耳に入ってくるみたいなそんな日々でした。あと当日とかどんなふうに人員割くん?とか「そんなん知らんがな〜〜〜!!!」って言いたくなるようなことばっか出てきて、ぶっちゃけめちゃめちゃ大変でした(笑)。正直しんどい時もあって、「自分なんでこんなんやってんやろ」って思う時もありました。

でもそんな時に支えてくれたのは実行委員のみんなで、ほんとに楽しそうに大工の作業とかしてくれて、「あ〜自分も頑張んなきゃな」って勇気もらってました。(下のスクショの投稿日は10/6みたいだよ)

Slackのスクリーンショット

こやってみんなに元気もらいながら色々こなしてたら1週間前とかになってて、「無事に開催できるかな」とかいう気持ちもあったけど「もう1週間後って高専祭終わってるんやな」みたいな寂しい気持ちもめっちゃおっきくなってきて。そんな中みんなでラストスパートっていって頑張ったよね〜。

ついに気づいたら当日で。朝受付の設営してたら「結構早くから人来るんやな〜」って呑気に思ってたら開場10分前とかで人道路に溢れてて、その瞬間にもう僕は不安しかなくなりました。「え、こんだけおるのやばくない?捌ける?」みたいな。でもそこは受付で並び列作ってくれたみんなもそうだし、なんせWeb班が作ってくれた入場管理のシステムが秒で入場を進めてくれて本当に助かりました。そこでだいぶホッとしたけど、まだめちゃめちゃ不安だったな(笑)。

入場も落ち着いて本部で座ってたら「駐車場満車です〜」みたいなのが無線から聞こえてきて、「は?満車?」となりながらみんなにコンタクト取りながら対応してたな〜って。ハプニングの連続だったけどみんなの力をめちゃくちゃ感じられた1日目だったなって思ってます。

そして2日目。今年は日月開催なので、日曜日乗り越えた時点で勝ちだな〜と割と思っていた自分がいて、普通に寝坊しました。委員長ほどじゃないけどな!!!!!!!!←ここ大事。テストに出ます。
「あいつら何やってんねん!」って思った方一定数いらっしゃると思うのでここで改めてお詫び申し上げます。

2日目、人数少ないってのと1日やったからちょっと慣れてきたってのもありあっという間に14時くらいになってて。最後のメモリーズの前にradioのメンバーとちょっとステージ上がって喋るか〜の気持ちが音響トラブってて45分ぶっ通しで話すっていうとてつもない難易度の中喋ってました。radioの収録1回出てたけど、生で話すの初めてでしかも45分ってほんまにしんど〜〜〜wって思いながら話してたな〜。それが終わってメモリーズが始まったらほんと一瞬で、初心LOVEステージで踊ってた。

一回ステージから降りて、かわEの音源流れ始めてもう一回ステージに上がって。ステージの下にも上にも一緒に頑張ってきた実行委員のみんながいて。すっごく達成感に溢れながらかわE踊ってました。ラスサビしか基本踊ってないから1分くらいしかなくて、ほんとにあっという間で、「終わってほしいけど終わってほしくない」みたいな気持ちだった気がしてます。ずっと作ってきた高専祭が無事に終了するっていう責任からの解放?のがちょっと強かったかも。「これにて高専祭終了です!」って委員長が言った時は正直泣くかな〜って前は思ってたんやけど、「やりきったなあ」って達成感が強すぎて涙出てこうへんかった。

写真とか片付けしてたら20時くらいで、いろいろ迷惑かけた音響とかステージ施工の業者さんに挨拶して、打ち上げいくか!ってなってた時に、4年生の後輩ちゃんが「みんないるしここで渡しちゃいますね。委員長、副委員長は円の真ん中にお願いします」って。4年生からの「2人がいなかったらこんな高専祭できなかったです、ほんとにありがとうございました」ってみんなからの寄せ書き渡してくれて。頑張ってよかったなって。ほんと幸せな気持ちにしてくれました。

その後ももちろんめっちゃ楽しかったけどもうここまでにしとこかな。
最後にちょっとまとめ的な?

特に最初の方、「いきなりSlack入れて〜」とかいろいろ無茶を押し付けたりしてたのはあったと思っていて、本当に申し訳なかったなって思います。こうやって振り返ったりしてると「もっとこうできたな〜」とか後悔ばっかでてきます。至らぬ点も山ほどあったと思うけど、副委員長という大事な仕事をやらせてもらってみんなには感謝してもしきれません。
本当に今の自分って高専祭の実行委員のみんなのおかげでなりたってます。なんだかんだで自分が一番みんなに幸せにしてもらってたんだな〜って自信を持って言えます。高専生活の最後の年にたくさんの新しい友達にも恵まれて、本当に幸せでした。この縁をずっと大切にできたらなって思ってます。

まとまりのないこんな文章を読んでいただいて、本当にありがとうございました。みんなでご飯いこうね。みんな大好きです。

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