競馬ファンの1割しか知らないこと📚
皆さん、こんばんは👦
今回は珍しく、平日のど真ん中にNoteを更新しました!
今回のこの記事が少しでも読者の皆様に参考になっていれば、または「読んだよ!」という意思表示の証として右下の❤ボタンを押していただけると幸いです👦
姿の見えない読者の皆様だからこそ、❤ボタン等で毎週末みたいに意思表示を頂けるととても嬉しいです。
もちろん週末にお送りしている【競馬予想の“ツマミ”になる話】は今週末もお届けする予定ですので、楽しみにしていてください😌
「それじゃ今回のNoteは何なの?」
と気になる方が多くいらっしゃると思います。
私のTwitterをご覧の方はご存知の通りかと思いますが、先日Twitterで2点のアンケートを取りました⏬
いざ聞かれると「あれ、どっちだっけ?」「気にしたことなかったなぁ…」と感じた方はいらっしゃったと思います。
普段当たり前のように見ている発馬機での出来事。実際にアンケート結果を見てみると、勘違いされている方が非常に多いことが分かりました。
それでは、アンケート1つ目から見ていきましょう⬇️
①発馬機(ゲート)は誰がどこで操作しているでしょう?
という質問でした。上記のアンケート結果を見ても、大変選択に迷われた方が多かったのではないかと思います。この質問の場合、正解は【スターターのおじさん】です。
ご存知だった方はお見事です👏
しかしながら、投票してくださった約半分は【発馬機のスタートは別の部屋で、遠隔操作で前扉が開いているではないか】と思っていたことが分かります。
では、実際に解説していきましょう👦🗒
この発馬機(ゲート)は確かに遠隔操作で行われています。ですがその操作元となるのは…
よくテレビや競馬場でも見掛ける、こちらの高い台から人が操作をしています。それもボタンをポチッと押すだけで前扉が開く形になっています。
この操作を行うのはベテランの方が多いです。スターターを務めることができるのは「獣医として臨床経験が10年以上ある人物」や「騎手を養成するJRA競馬学校で教官を務めた職員」などほんのひと握りの方しか出来ない仕事です。私の知人(JRAの事務職で働く職員)に聞いても「スターターをしている人は殆どがJRAに入会して20年~30年目の方が多い」とのことで、中央競馬のスターターを務めている人は全体でも10名前後と、ひと握りの方しか務まらない仕事だということが分かると思います。
余談ですが、このスターターの方はみんな獣医師資格を持っていることもあって、お給料の方はめちゃくちゃ良いみたいです…🙄💰笑
にしても、発走する時に発馬機の前扉が開かないことって見たことないと思いませんか?今度競馬場に足を運ぶ機会があれば是非注目して見て欲しいのですが、レースが終わって次のレースに出走する馬がパドックで周回している際、馬場内では次のレースの発走地点でゲートが無事に開くかどうか、実際に遠隔操作で開いてみて確認をしています。「ガシャッ」とゲートが開く音がスタンドにいても聞こえる場合があるので、是非競馬場に足を運んだ際には馬が入っていないゲートが開く姿を1度見てみるのも面白いかもしれません😊
それでは2つ目のアンケートについて話します🗣💭
② 何を基準に発馬機を開く判断をしているのしょうか?
という質問でした。こちらのアンケート結果は9割以上の方が【全馬が落ち着いたらその瞬間開く】に票を入れていることが分かります。
ですが正解は…
【1番人気の馬が落ち着いたらその瞬間開く】
これが正解なんです😌
正解した1割の方は流石としか言いようがありません👏
何か知るきっかけが個人個人あったのだと思います😉
このアンケートについては、回答者の約9割の方が誤った認識をしています。私の文字足らずも原因かも知れませんが【全馬が落ち着いたらゲートが開く】これはスターターの方がすれば当たり前のことで、それを確認し終えたら、最後の最後に【そのレースで1番支持を得ている1番人気の馬】の様子を見て、発馬機の前扉が開くボタンを押しているのです。この事柄に関しては、各メディアやネット情報でさえ、取り上げているのは見たことがありません。
1度振り返ってみてください…😌
「そういえば、1番人気の馬が出遅れたレースって少ないな」と感じることはありませんか?1番人気ではない馬が出遅れることはあっても、確率論から言って1番人気が出遅れる割合は極めて低いです。たとえ、その時の1番人気の馬が出遅れたとしてもですが、その馬の次走で同じような出遅れをした馬というのはそうはいないと思います。
ですが、1つだけスターターを務める方々の中で話題になったお馬さんがいるんです🐴
それは…
ゴールドシップくんです…😅💦
この馬の場合、有馬記念・天皇賞・春、そして何よりも宝塚記念での大出遅れについては、読者の皆様の中にも覚えていらっしゃる方がいるのではないかと思います。
ゴールドシップは特別だったそうです。ゲートに入ると大人しくしてるのに「よしっ」と思ってスタートすると出遅れたり「あの馬に限ってはゲートを開くまで全く分からなかった…」と当時務めたスターターの方は今でも鮮明に覚えているそうです。なんせ、凄い緊張感だったそうです。出遅れると観客のどよめきが起こるし「頼むから普通のスタートを切ってくれ…」とゴールドシップの出走レースにはいつも願っていたとか。
それだけ周りに気を遣わす競走馬もなかなかいないですし【ゴールドシップは伝説】と言われるだけの競走馬だったということがこちらからも見て取れます。
まとめ📓
上記で話した事柄は、あくまでも中央競馬(JRA)の競馬場で使用される発馬機(ゲート)のお話です。あの発馬機は、スターターの方がボタンで遠隔操作していて、それも全馬がゲートインした後、最後の最後にそのレースの1番人気の馬が落ち着いているなとスターターが判断した際に前扉を開くボタンを押します。
今回、上記2点のアンケートをTwitter上で受け付けましたが、自分の想像以上に「誤った認識で競馬を見ている競馬ファンの方が多い」ということが分かりました。メディアにもそう簡単に表には出ていない話もあるので「知らなくて当たり前だろ!」と思う方もいらっしゃると思います。それも承知で今回Noteにしました。
今回読んでくださった方がいずれテレビの前や、実際に競馬場に行った時に「あの発馬機は〜」「実はこうなっているんだよ」などと家族や友人に話す機会が訪れば、これ以上嬉しいことはありません。
【馬券を的中したい】
これは競馬をする人、誰しもが思うことだと思います。頭から「外れてもいいから…」って買う人はいないでしょう。だけど、私が思い描く“競馬”というのは決して【馬券の的中】だけではないと読者の皆様に伝えたいです。「競馬は所詮ギャンブルでしょ?」と言う方もいます。私の周りでもそうでした。あまり“競馬”に対して良いイメージを持つ方はいなかった。ですが、競馬には競走馬の一生懸命走るカッコイイ走り、騎手の巧みな手綱さばき等に魅了されます。
そして、競走馬と騎手はギャンブルの駒ではないということ。競走馬と騎手が創り出すドラマや感動の場面というのは必ずあります。長年競馬を見続けることで思い入れが出来てきて、ギャンブルの駒ではないサラブレッドのドラマやバックボーンに興味を持つことが【競馬の魅力】だと私は思います。
テレビ観戦だけではなかなか伝わりにくいかもしれない。
実際に競馬場に足を運ぶことで、見て、感じることが必ずあります。今は競馬場に行くことがどうしても難しい状況ですが、少しずつですが観客を入れている競馬場もあります。いずれ元通りに戻って、競馬場に足を運べるようになれば、是非1度お近くの競馬場へ行ってみてください😉
最後に👦
私は【競馬 = ギャンブル】という考えからの脱却を目指しています。私が発信することで、読者の皆様が気付かなかった“競馬の魅力”に気付いてくれる方が増えればいいなと、競馬に興味を持つきっかけ、好きになるきっかけ作りに繋がっていれば良いなと思いますし、この働きかけは引き続き行っていきます。
私のTwitterでも話しました⏬
☑︎ 間違った認識で競馬を見ると…
➡ 競馬の面白さ・魅力に気づけない
☑︎ 正しい知識を身につけると…
➡ ギャンブルの駒ではない競馬の魅力に気づいて奥深さを知ることが出来る📖
正しく知れば競馬の見方は必ず変わります。誤った認識は私が正しく修正していきます。予想する楽しさ、馬券を的中する嬉しさというのは二の次であって、1番の魅力ではありません。
競馬が好きなのは決して恥ずかしがるものではありません。それはそれは良いものなんですよ☺
今回のこの記事が少しでも読者の皆様に参考になっていれば、右下の❤ボタンや記事のシェアなどもしていただけると有難いです👦それが私にとってのモチベーションにも繋がります。❤ボタン等を頂けるととても嬉しいです。
今回のNoteではいつもお届けしている記事以上の文章量でお届けしました。私の拙い文章力での投稿になりましたが、より見やすく伝えやすいようにこれからもさらに改善を重ねて参ります🙇
今週末の【競馬予想の“ツマミ”になる話】も楽しみにしていてください😉
最後までお読みいただきありがとうございました😊
引き続き、りょうくんをよろしくお願いします👦
この記事が参加している募集
サポートを頂いた場合、私から一度だけお礼のメッセージが送れますので、そちらで【厩舎関係者から独自取材した「厩舎レポート」】を1〜3レース分ではございますが、皆さまにお送りさせていただいております。