見出し画像

値引き対応はしない方がいい

自転車屋をやっていると値引き交渉をよくされます。なぜなんでしょうか?自転車修理に関しては価格に占める工賃の割合が高いから。自転車本体に関しては自動車ディーラーの値引き交渉前提の接客を想定している、などが原因かもしれません。

 原因を追究するのは置いておいて、値引き対応はしない方がいいと私は思っています。なぜかというと

  • 定価で買ってくれた人が損をする

  • 一度値引くと、また要求される

  • 値引くメリットがない場合が多い

 あたりではないしょうか。ある人は1000円で買い、ある人は800円で買ったとなると1000円で買った人は損をしたと感じるでしょう。提示された通りの金額を払った人が損をするのはおかしいですよね。
 そして、二度あることは三度ある。一度値引きするとそれが通常価格になってしまいます。次に定価を提示すると、一度値引きを受けた人は「損をされられた」と感じます。
 最後に、こちらに何のメリットもない値引き交渉はカツアゲと同じです。

 自転車を複数台購入するからとか、プラスアルファの修理を依頼するからといった理由のある値引き交渉は、私は積極的に受け付けています。ですが、理由のない値引き交渉はカツアゲと同じです(大事なことなので2回目)
 そして、値引きをする場合は「なぜ値引きをさせてもらったのか」を必ず説明するようにしています。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?