吹奏楽部とかいう勘違い女製造機

吹奏楽部というのは、勘違い女製造機な気がする。



今バイトしている職場には、ひとり、ちょっと鬱陶しい感じで、内心では周囲から腫物扱いされている女性がいる。
その人が学生時代は吹奏楽部だったと聞いて、なんだか腑に落ちてしまった。


僕も中学では吹奏楽部に所属していたのだが、吹奏楽部特有の「勘違いした女達によるお寒いスポコン」に嫌気が差して精神を病み一年程度で退部した。
上述の彼女からは、当時に吹奏楽部で嫌というほど見てきた「あの感じ」をまざまざと感じる。



なんか無駄にバイト頑張ってるのだけど、所詮ただのバイトなのでさして人生のクオリティアップに貢献しない。

社員の男性にメロメロなのがバレバレで、それもあって必死にバイトに尽くしてるのだろうけども、その社員さんは明らかに今年入社した正統派美人を可愛がってる。

そんで「私頑張ってる!」感は出してるのだけど、あくまで「感」であって、仕事が雑。彼女は気付いてないのだけど、その事で仕事仲間から悪感情を持たれている。

そんで無駄に頑張ってるのはいいけれど、そのせいで心身に余裕がないせいで常にイライラピリピリしていて、それが駄々洩れ。
周囲の人間はご機嫌をとらないといけないので鬱陶しい。
そしてその駄々洩れな姿勢も半分は無意識にワザとやっていて、要は「私はこんなに頑張ってるの!頑張っててボロボロなの!わかって!」って感じ。
作り笑いも過剰で、逆に心が笑ってない事がバレバレ。無論それも半分はワザと。
(職場の他の女性達だって各々の事情で疲れていたりもするけれど、それを幼稚にひけらかしていない)

当人は「私はみんなから慕われてる」とか思ってそうなんだけど、実は普段フレンドリーに会話してるあの人は彼女がシフトに入ってない時はポロっと彼女の悪口言ってるし、温厚なあの人も内心では明らかに彼女を疎ましく思ってる。

どうでもいい細かいマイルールに固執してしかもそれを世界全体に適応しようとする。

彼女がシフトに入ってるだけで、バイトの雰囲気が悪くなる。

自分では「私はサバサバ系」とか思ってそうなんだけど、むしろ黒髪ロングの正統派美人のあの人よりもはるかに(悪い意味で)女性的な女性。
ものすごく豆腐メンタルで陰険。

そんで、そんだけ「頑張ってる私」感出してる割に、所詮は「感」なので人生はいわゆる底辺層。労働者としても女性としても負け組。
弱小吹奏楽部のしょうもない、成果の伴わない「頑張ってる私」感に通ずる。




彼女のずれた「頑張ってます私!」感に触れると、「あーーー吹奏楽部こんな感じだったわーーー!!!」と中学の記憶が蘇る。

「あーーーなるほど、吹奏楽部女子が軌道修正しないまま大人になると、こんな感じなのか……」と死ぬほど納得できてしまう。



僕が勝手に思う、吹奏楽部がなんかキショイ要因は、「女性が男性的な【あの感じ】に憧れて、男的なカッコよさを盛大にはき違えたままそれを必死に猿真似しようとしてる事」に由来すると思う。
はき違えたスポコン。

「【そういうの】は男子だけの特権だと思ってる?ちがうんだな~!女の子だってその気になれば男の子になれちゃうんだゾ!」っていう、勘違い。
(少年漫画を“楽しめてると思ってる”自称少年漫画好き女性にも言えるが。)



敢えて昨今の薄っぺらな潮流を唾棄する言説を開陳させていただくけども、やっぱり結局、性差ってある。
男性が持つ男性らしさや、女性が持つ女性らしさって、ある。

男性らしさを持たない男性は不幸であるし、女性らしさを持たない女性は不幸であろう。
それが結局は生物学レベルの現実だ。

それを受容せずにネチネチネチネチと屁理屈こねてるのが現代の虚無だと思うし、(一部の)吹奏楽部女子が頭おかしくなるのもその辺の要因がデカいと思う。

結局女は女的な自分から逃れる事はできないのに、上っ面だけでスポコンっぽい事をしようとしても、それは男のソレとはまったく別物になる。
「私たちも男子たちみたいな青春ができる!できてる!」と思ってるのは、当人達だけである。

吹奏楽部の「熱さ」は、ネチョネチョネチョネチョしている。メス特有の、イヤ~なニオイ。
熱さや強さをはき違えたまま、必死に男の猿真似をする、キショイ女のイタさ。



そんなことを感じた、今日この頃。