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弁護士(法律事務所)に相談に行くときにしておくと良い3つのこと

有料相談の場合でも無料相談の場合でも、以下の作業を事前にしておくと、お互いにとても効率的に相談ができます。

その1。
問題となる出来事を、時系列にそって、紙か、テキストデータに整理しておくととても喜ばれます。
整理する場合は、「①いつ、②誰が、③誰に対して、④何を、⑤どうした」の順番で出来事を書いてください。
この書き方を【機械的】に守ってください。「分かるだろう」とか「書かなくて良いだろう」ではなく、機械的に守ってください。急がば回れで、この書き方にした方が弁護士には効率的に伝わります。本当ですって。

その2。
関連する資料は全て持って行ってください。
「裁判所 or 弁護士から書類が来てたんですが、今日は持ってきていません」では、相談がムダになってしまいます(しかし、それにもかかわらず、お金と時間はかかってしまいます)。
尚、持っていった資料全てを読んでもらおうとしないでください。
持っていく理由は、弁護士が「これを確認したい」と思ったときに、それを効率よく確認させるためです。「私が読ませたいもの」を読ませるためではありません。法律相談は、『私家版 私の履歴書』みたいなものを読ませる場ではありません。

その3。
これは「可能であれば」して欲しいことなのですが、①自分が直接経験した事実と、②自分が考えたこと、③他人から聞いたことを区別して整理しておいてください。
普段の生活では必ずしも①~③を区別せずに話されることも多いでしょうし、それで問題となることも少ないかもしれません。ただ、法律相談の場合は、これを区別して話すよう意識してください。

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