【雑記】冬コミがない
SHO+XENONです。
例年この時期は何かと忙しくしておりまして。というのも、だいたい冬コミ(冬のコミックマーケット)に出ていたからです。
しかし、今年は冬コミがありません。もともと東京オリンピックの関係で開催できないだろう状況ではあったのですが、その上もってきて今回の流行り病ですよ。2020年の1年間を通じて、とにかくこの新型コロナウイルスというやつへのヘイトが高かったです。今現在2番目に嫌いなものでが新型コロナウイルスです(1番はその親玉格のアレ)。
毎年コミケに出ていた者としては、この時期に制作だの出展準備だのに追われていないというのは何とも不思議な気分です。しかし、なんというか、ないならないで物足りないですが、あったらあったで忙殺されるという、なんとも落ち着きのないこの感じ。
ところで、あなたはコミケには参加したことありますか?
結構勘違いされるんですが、コミケは「同人誌即売会」ではありますが、大半は「オリジナル」ですし、別に「エロばかり」というわけでもありません。確かに人気ジャンルの二次創作エロは売れるんですけども。
私は10年以上コミケに出続けており、すっかりベテランとか常連の域に達していますが、実はコミケに出て「同人誌」というものを作って売ったことはあまりありません。ゼロではないですが片手で数えられるくらいです。
じゃあ何を売っているのかというと、主に音楽CDです。そうなんです、実は音楽CDを売れる場所でもあるんです。
実際売れるのかと言われると、売れます。もちろんそれなりに人気とか知名度がないと売上は伸ばせませんが、1日に20万人近くいるうち、その1000人に1人でも興味を持ってくれれば、200枚は売れてしまうのです。1枚1,000円で売れば20万円、1,500円で売れば30万円の売上を、わずか1日で叩き出すことになります。そう悪くはないでしょう?
しかし、そんなコミケがありません。事実上どうであれ商売のために行くわけではないとはいえ、活動資金が得られない現状はなかなかにして厳しいものがあります。
ああ、だからこそ、心の底からコロナ禍が憎い。そしてそれをばら撒く連中も憎い。
明日もコミケ、明後日もコミケというのが例年だったのにそれがなくなってしまったことで、結構いろんなところに影響が出ているそうです。会場となる東京ビッグサイトは、「年末にコミケがないのは初めてのこと」とツイートしていました。
来年こそは開催されますように。そしてその時には参加できますように。
SHO+XENONでした。
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