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人材育成について4/6

今回は、「短略思考」について述べていきます。

昨今、”コスパ”、”タイパ”などの言葉が多く見受けられます。
(コスト・パフォーマンス、タイム・パフォーマンス)

ひとえに、一作業における成果を如何に効率よくやるかです。

よく学生に、
「楽してお金を稼ぐ方法を教えてください」
「どうやれば株で成功しますか」
という絵空事を質問されますが

毎回、私がいう答えは「そのようなものはありません」
の一言です。

タイパ、コスパの概念の一面のみを履き違えて理解しているように思います。

最近では、SNSであたかも自身が成功したかのように装い

車やブランド物を自分の所有物のようにのせ
「成功したければ連絡ください」
という情報商材が溢れています。

なぜ、それを信じるのかわかりません。
リテラシーの問題でしょうか。

(仮に、そのようなビジネスモデルがあるならば私がやります、、、)

もう一つ、大学の講義ではアンケートをとるのですが、そこに以下のようなものが

「授業中、テストに出る内容は喋って良いが、出ないならば喋らないでほしい」という要望

そもそも、大学の講義はテストで点数と取るためのものではないのですが、、、、

かっこよくいうと「真理の探究」と言われていますが、昨今の学生には興味がないようです。

結局、テストで点数が取れて単位が取れればいい
という
「短略思考」です。

社会に出れば、答えがない中で自身で答えを見つけ出していくのですが、、、
答えがないと困ることが多いです。

換言すると、正解と正解の方法を教えてくださいということです。

これまで小中高で学んできたことは、答えがあったことです。
大学では、それが違うことを理解してらう必要がありますが
多くの時間がかかります。

もっと、いうと卒業までわからない学生もいます。
(大人でもわからない人は一定数いると思います)

以上の問題は、このような「短略思考」を持つ人は、
正解と正解の方法がわかり、さらにそれがその個人にとって
”タイパ”、”コスパ”がいいと判断しない限り動かないことです。

仮に動いても、効率が極端に悪い、、、そして、不満が溜まり、
やめてしまう、、、

私も、このようなことが社会では通用しないということは
重々承知しております。

ただ、このような傾向が良くも悪くも多く見られます。

以上は、回避できるのでしょうか。
これは人事戦略なのですが、またの機会に

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