Ironman Malaysia 140.3

画像1 3.8km swim, 180km bike, 42.198km run、オフィシャルタイムは14時間14分49秒。
画像2 南アから、マレーシアのランカウイ島に到着。平山ご夫妻とともに上陸です。
画像3 空港はアスリートだらけ、何台もの自転車が出てくるところで、現地ボランティアが受け入れ。テンションさっそく上がる。
画像4 選手登録会場へ行き、さっそくcheckin。
画像5 登録選手全員の名前が印字されています。コムラッズみたい。
画像6 勿論、自分の名前探してパシャリ。
画像7 レースの前々日(木曜日)はカーボローディング(炭水化物を体内に溜め込む)を目的に、主催者側がパスタパーティー(炭水化物パーティー)なるものを開催。平山さんのタイ時代のトライアスリートの方と合流。トライアスリートの付き合いはレースで再会できるからいいなと。
画像8 そして、前日(金曜日)は、実際のスイム会場で練習スイム。
画像9 ランカウイの海=澄むように奇麗、なーんてことはありません。クロールして前に出した自分の手が見えるか見えないというくらい、海中では砂が舞っていて、視界最悪。。でもやはり海なので、練習してきたプールより体が浮いて、泳ぎやすく、水温も温かい。テンション下がったような、上がったような、でもポジティブに捉えるしかない感じで、練習スイム完了。
画像10 そして、自転車をチェックイン。自分のゼッケンのところに預けます。この時、タイヤが熱くなりすぎて、バーストしないように少し空気は抜いておかないといけないようです。
画像11 こういうバックを選手全員もらい、そこにゼッケンNoのシールを貼り、所定の場所へ。自転車用のヘルメット、履、補給食、サングラス、靴下などを入れます。
画像12 まだ日の出前ですが、5;45に会場入り、自転車の空気補充、safe seaというクラゲ対策ジェルを体に塗り込み、スイムに備えます。これから17時間、苦行です。笑
画像13 スイムは3.8km、1時間38分で完了。2015年1月には、25m泳ぐのも必死、高校時代には学年で最下位争いをするほど泳げなかった自分にとっては、3.8km泳ぐというのは未だに信じがたいこと。(中高時代の友人が一番信じられないのかも) 目標を決め、計画を立て、実行し、成果を見直し、より良い方法で実行する、PDCAなんていう便利な言葉も大人になって学び、効率的に練習できたんだと思います。何より大人になって、僕泳げませんというのは恥ずかしいので克服できてよかった。
画像14 次は、180kmの自転車。自転車は、90kmくらいのレースだと、時速34〜36kmくらいで走ります。しかし、今回は3.8km泳いだ後、しかもこの後に42.195kmのフルマラソンが控えているエンディランスレースです。目標は、時速30kmで、トイレ休憩や失速などを考え、7時間以内に終わることを念頭にペース調整しました。
画像15 Save the leg, save the leg、無理に回さず、脚に負荷の掛かりすぎないちょうどよい重さで、軽く回していく。でもやっぱり、180kmなんて距離は乗ったことないので、かなりしんどい。アップダウンもあり、なにより熱い、過酷なレースでしたが、補給をしっかり、水を浴びて体温を下げる、ちょっとした工夫をしながら、最後は6時間43分で自転車終了。
画像16 最後のRunパート。実は、Runに入ったときは、脚が軽かったんです!自分、案外いけるやん!と思ったのも束の間、7km地点くらいであまりの熱さにクラッときて、Ironmanをなめたら駄目だと。ペースを落とし、一歩一歩踏みました。暗くなるに連れて、涼しくなって走りやすくなっていきましたが、体の限界はとうに超えています。最後まで走り続ける!という目標をこっそり持っていたんですが、結局脱水症状っぽく、手足が痺れてきたので、33〜36km地点は完全に歩きました。
画像17 その後のエイドで、バナナ2本、ジェル2本で体を無理矢理奮い立たせ、最後の7kmはキロ平均6:45ペースという自分でも信じられない最後の底力が出ました。人間の体は不思議です。もう歩くのもしんどいのに、なんで?と思いながらも最後の7kmを楽しみました。結果、14時間14分49秒でゴール。ゴールは奇麗なビーチリゾートで、大勢の観客が声援を送ってくれるなか、ゴールイン。やっと終わった安堵感、ジワジワやってくる達成感。不思議な高揚感でとても良い気分でした。。
画像18 一緒に練習してきて、同じ目標を持ってやってきた、平山さんご夫妻と翌日晩に乾杯。自分一人では絶対にここまで来れなかったので、ほんとに感謝です。If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together. 一緒にがんばれた仲間がいたことが一番の支えだったかもしれません。
画像19 レース翌日だけ、やっとランカウイのリゾート感を少しだけ感じました。次はのんびりしに来たい。
画像20 人生初のIronmanを終えて感じたことは、Anything is possibleということでしょうか(はやくもironman病)周囲からCrazyだと言われる目標を立て、計画、実行、見直しというPDCAをまわす。問題に真正面から向き合い、一つ一つ超えていく。問題をボヤカしたり、妙な言い訳を並べて逃げる。そんなことが全く許されず、結果に直結するのがアイアンマン。そんな問題から逃げなかった人だけが味わえる達成感、感動がある。プライベートも仕事も同じ。これからもまた次の目標を定め、走りたいと思います。

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