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人生で一番のヒーローが目の前にいた日 #続・ポルノグラフィティライブレポート



2021年11月9日。ポルノグラフィティ17thライヴサーキット『続・ポルノグラフィティ』参戦してきました。


私は、ポルノグラフィティが大好きです。ランドセルを担いでいた少女が、社会人も5年目のアラサーになるまで。病めるときも、健やかなるときも、ポルノグラフィティはずっとかっこよくて、優しくて、私に元気をくれる存在でした。彼らは間違いなく、私の中のいちばんのヒーローです。

そんな彼らが、私の目の前に立って、音を鳴らしていた。これは、そんな夢のような時間の記録です。


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遡ること、参戦日から3日前。電子チケットに、座席番号が表示されました。今回の会場は、すり鉢状のつくりで、どこの席からでも見やすいお気に入りの箱。

しかもポルノのライブは、2019年の東京ドーム公演以来、2年2ヶ月ぶりです。もはや、無事に会場に入れさえすればヨシ!くらいの気持ちで、そんなに身構えず、さらっと確認しました。


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ほう。B列。

B列、、、


びーれつ、、、??


Bって、Aの次にくる、あのB、、、???


やっっっっ  でも必ずしも座席がAから始まるとは限らない。もしかしたらABC席の前に『abc(小文字)席』があるかもしれないし『A'B'C'席』もあるかもしれないし『あいうえお席』とか『いろはにとへと席』とかもあるかもしれない。



一度叫びかけた息を整えて、急いで座席表を検索します。


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2列めだァァーーーー!!!!!



しかもど真ん中。やっっっっばいぞ。ファン歴約15年、ライブ参戦回数は・・・もうとっくの昔からカウントしてないや、何回だろう。未だかつて、これほどまでに彼らに接近したことはありません。

え、なにこれ。どうしよう。こんな幸せを手にしていいのか。何か悪いことが起きるのではないか。死ぬのかもしれない。

私は、この時知りました。人間は、喜びのキャパを超えると、恐怖を感じ始めるのだということを。

メンタルの乱れや緊張がすぐ腹の調子に出る私、座席を確認した直後から、すぐにお腹を下しはじめます。その後は、今回のライブの相方となる母(仲良し)と共に参戦コーデを真剣に悩んだり、当日のステージとの距離感をシミュレーションしてみたりしつつ、三日三晩腹をこわし続けたのであった。



そして、迎えた当日。3日間かけ、ある程度慌て切ったので、もう覚悟を決めて思いっきり楽しむぞ!という気持ちです。グループディスタンス形式(連れごとにまとまって距離を保ち着席)とのことだから、私の前にもう一人いるだろうし。大丈夫、大丈夫。


開演時間が近づき、会場周辺には、胸(Tシャツ)や顔面(マスク)にでかでかとポルノの3文字を掲げた人々が集いはじめます。わくわく。

私もおふたりにお会いするのは、2年2ヶ月ぶり。感謝と敬意、そして気合を表明する意味で、そのまま街を歩くのはかなり少し恥ずかしいポルノTを堂々と身につけて、いざ会場内へ!


検温、チケットのチェック、消毒をばっちり済ませて。後方からホールに入り、ステージへ向かってずんずんと歩いていきます。こんなにたくさん席はあるのに、B列はまだまだ前。すごいな。感謝だなあ。


そうして徐々に近づいてくるステージ。
やっば。近い。


座席番号を確認しながら前へ進みます。




えーっと・・・ G F E・・・




・・・おや?


D列。


通路挟んで C列。


B列。

ステージ。

・・・・・・・・???




もう一度、座席番号を確認します。


C列。




B列。





ステージ。





・・・・・・・・?????!?!



A   列 が な い ぞ ???!?






想定外の事態です。あまりの衝撃にたじろぎ、なかなか席につけません。たぶん、5.6回は座席番号の確認を繰り返しました。


待て、A列はどこへいったんだ。そうか、ここは舞台で言えば、オケピの場所。席を取り外すことが可能な位置なんだ。そして時代はソーシャルディスタンス最盛期。ステージと客席との距離も、何らかの規定があってもおかしくはない・・・。



完全に、盲点でした。


Bの前の、Aがない。



最前列。どセンター。やっとのことで、状況を把握しました。しかし、このご時世です。会場内では決して騒いではいけません。大きな声で叫びたいところをぐっと我慢し、声を押し殺して「やばい」「やばいぞ」「まずいな」「これはまずい」と囁きあいながら、よろよろと着席します。



どうしよう。私の前、なにもない。目の前には、1本のスタンドマイク。そこから向かって右側、ちょっとだけ離れたところに、もう1本。あそこにポルノグラフィティが立つってことだよね。ひえ。私、岡野さんの真っ正面じゃん。ステージ上には、マイクを確認しているスタッフさん。あのサイズ感でポルノグラフィティを確認できるということか。どうしよう。近すぎる。


ここまでが、着席してから1秒間の思考です。
完全に、死を覚悟しました。


それからは、目の前に広がる景色に耐え切れず、たまに「やっべえ」「どうする」「立っていられるかな」などひそひそ呟き合いながらも、基本は黙ってその時を待ちます。

SEもおしゃれで落ち着いた感じ。うるさいのは、自分の心臓の音だけ。焦る気持ちを大声にして発散することもできず、ただただ緊張感が自分の中に蓄積してゆきました。





そうそう、有難かったのは、突如始まった、USJのクルーさん並に元気いっぱいのスタッフさんによる、今回の目玉(?)グッズ『ボイスストラップ』の鳴らし方講座。

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新アイテム ボイスストラップ


ボイスストラップとは、ボタンを押すと歓声やポルノコールが流れたり、「あきひとぉぉぉーー!!!」「はーるーいーちーーー!!!」という具合に自分の声を録音して流したりすることができる、画期的かつ前衛的なライブグッズです。写真では伝わりづらいですが、巨大な今川焼きくらいのサイズ感。でかい。


スタッフさん「それでは皆さん!ポルノのノのボタンをせーので押してみましょう!せーのっ!」


\わああァァァ!!!/\ポルノ!チャチャチャ!/(まばらに聴こえる歓声とポルノコール)

ざわ・・ざわわ・・くすくすくす・・・(堪えきれず漏れる笑い声)


ほっこりして、緊張を和らげてもらいました。
ありがとう、スタッフのお姉さん。






そうしてまもなく、少し大きくなって、ふっと消えるSE。


同時に照明が落ち、暗くなる視界。


後方から湧き上がる拍手とともに立ち上がる。


大量に流れ出るスモークとともにステージ袖から出てくる、サポートメンバーの皆さん。


バクバクと鳴る心臓。拍手する手が震える。


順番に現れる、ずっと憧れ続けてきたふたりの影・・・・・・・





そこからはあまりにも夢みたいな時間で、なんだか記憶が曖昧なようであり、リアルな映像として脳裏にはっきりと残っていることもあります。


記憶が断片的な部分も多々あって、このままストーリー調で書くと、書きながら嘘の記憶を捏造してしまうかもしれません。

できるだけ全部をそのまま残しておきたいので、確かにその時感じた気持ち、覚えている映像を、箇条書きでばーっと書き出してみます。

私のパニック度が伝わりますと幸いです。



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1 オープニング~IT'S A NEW ERA



・まず晴一さん出てきた。
 晴一さんだあやばいいいいいいいいいい

・続いて昭仁さん登場。
 昭仁さんだあやばいいいいいいいいいいいいい

・近!!!!!!!!!!!!!

・しぬむり近!!!!!!!!!!!!!

・1曲目予想してたの当たった

・しばらくは多分硬直して見とれてた(あまり記憶がない。ちゃんと手拍子してたんだろうか自分)けど、Cメロで2人そろって手拍子始めたところで我に返って、頑張って手上げて手拍子した

・ほんとうに居る、、ポルノグラフィティだ、、神々しい、、、、、

・昭仁さんすっごく嬉しそう、にこにこしてるかっこいい

・晴一さん美しい、、、

・昭仁さん髪の毛ふわっふわ、、ふわふわ、、

・歌うま、、、

・あああ本当にここに居るポルノグラフィティだかっこいい近いしぬ(こう何回も思った)

2 幸せについて本気出して考えてみた


・イントロ始まった瞬間、反射で拳上げ始められた(我ながらよく教育されている)

・曲始まってすぐ、昭仁さんマイク手に持って前に出てきた

・私の目の前の返しアンプに足かけて煽ってる

・目の前に昭仁さんの足ぃ!!!!!

・近い近い近い近い近い

・そうじゃん、スタンドマイクの位置で想定した私が馬鹿だった、岡野昭仁は動き回る

・もはやステージから乗り出してきている岡野昭仁

・見上げる先に岡野昭仁

・手を伸ばせば触れてしまいそうな距離に岡野昭仁

・近い近い近い近い近い近い近い近い

・昭仁さん黒い革のブーツつるつるぴかぴか

・お肌もめちゃつるつるぴかぴか、ぴちぴち・・すごい・・・おじさんなのにすごい・・・

・昭仁さん嬉しそう。めっちゃ笑顔

・だいすきな歌詞「誰だってそれなりに人生を頑張ってる ときどきはそのそれなりさえも褒めてほしい」をすごく噛みしめて聴いた

・ライブたのしいいいいいい

・昭仁さん、しゃがんで歌うのはだめだまじで目の前すぎてしぬ

・近いかっこいいしぬ(定期的に思っていたので以下省略します)


3 ドリーマー



・ドリーマーだあ!!!!!!!!!やっば!!!!!!!だいすき!!!!!!!!と思った(くらいしか記憶がない 何故・・・気絶してたかな)


4 ANGRY BIRD



・えっ 晴一さんかっっっこよ(ここまで目の前の昭仁さんにばかり気をとられていた)

・晴一さん足ひらいて身体前後に揺らして重心低めでギター鳴らすの好き

・晴一さんギターきゅいーんてするときに、顔もきゅいーんてするの好き

・晴一さんサビの ティリリリリリリッティリリ の部分クローズアップされててかっこいい

・音圧すごい おなかに響く

・あまりにも晴一さんがかっこよくて見とれてたけど、目の前の昭仁さんを差し置いてずっと晴一さん見てるのもどうなんだ、と途中ではっとする

・いったいどっちを見れば・・・なんて贅沢な悩み・・・

・Cメロで暗くなって岡野さんだけスポット当たって歌ってるとき、岡野さんをこの世で独り占めしてるみたいな感覚に陥った ごめんなさいありがとう幸せ(パニック)

・晴一さん長いジャケットを翻して後ろ向いて音止めるの好き



5 Love too, Death too



・今のポルノにやって欲しかった曲きた、、やっば、、

・この曲のクラップものすごい久々!自然と出来るもんやな。

・クラップたのしい!!

・歌うま!!!

・岡野さんの手の血管すごい

・岡野さん首の青筋すごい

・岡野さんの喉仏めっちゃ動いている

・岡野さん大きなお口で歌っておられて口内まで見える、、、舌の動きまで見える、、喉の奥まで見える

・岡野さん歌ってないとき「ふーっ」て息吐くお口かわいい

・岡野さん歌ってないときたまにお口ぺろっとするのかわいい

・岡野さん、基本客席のうしろのほうを見据えて歌っておられて手前は全然見ないけど、ブレスするタイミングでたまに視線が前のほうを掠める瞬間を感じていちいちドキッとする



MC



・本物だ、、、

・岡野さん思ったより背ちいさいな。普通に人間なんだな

・こんな近くで「わしらがポルノグラフィティじゃ」を見れるとは

・こっち見てほしいけど見んといてくれ〜〜〜マスクあって良かった〜

・ボイスストラップのこと『緑のやつ』言うてるのうける

・昭仁「みんな緑のやつ買わされたり、顔にポルノつけさせられたり、ごめんなさいねえ。それで街は行けんじゃろ」 かわいい

・「ちょっとみんな緑のやつ鳴らしてみて」⇒ 「意外ときこえるね」って晴一さんがこっちのほう見て話してくれた!!!!!!ぎゃーーーーーっ ぶんぶん頷いた(と、思う、多分)

・ツアタイ『続・ポルノグラフィティ』にかけて、これからもポルノグラフィティは歩いていく、ということで次の曲


5 ウォーカー



・まさかの!!!!!!!なつかしい

・地元来てくれたのこのアルバムのツアー(ポルノグラフィティがやってきた)が最後だったな、、中2だったな、、こんな歳になってまた生で聴けるとは、、

・なにこの心地よさ、、、、ときめく、、(ここでやっと少し緊張ほぐれてきた)


6 君の愛読書がケルアックだった件



・振りがワイパーだったか縦だったかあやふや

・最初、とりあえず手あげてみたら違和感。ワイパーでした

・岡野さんがとにかく嬉しそうで尊い


MC

・ファーストテイクの話
昭仁「最近すごく刺激的なコンテンツに出させてもらいまして、、、」

晴一「岡野さん、あのサウダージは歌い上げていましたねえ〜」「大体他の人は頑張りますっ!みたいなこと話してから歌うのに、岡野さんはもうお前ら演奏もいらんみたいな。歌っとくから、途中から入ってこいみたいな。」(にやにやしながら岡野さんにいじわる言う晴一さん。スキッ)

昭仁「そりゃ〜〜歌い上げたわいね」(的な反応。基本全てを受け入れる岡野さん。スキッ)


7 ミステーロ(アコースティック)


・みすていろ!?!!?サウダージじゃなく!?
 意外なとこきた!!!だいすき!!嬉しい!

・アレンジすてき。原曲よりゆっくりテンポで渋い感じ。

・山口さんのコンバスかっこよかった


プチMC



・昭仁「次はサウダージです。さっき散々いじられてちょっとやりにくいけど」
 晴一「ちょっと言いすぎたなと思った。ごめん」
 昭仁「ええよ、そんな気にしてないけ」
 晴一・昭仁「へへ」
えっかわいっえっっっかわいいえっっっっ

・昭仁「せっかくホールでやっているので、初めはマイクなしで歌います」 !!?


8 サウダージ(TFT ver.)


・出だしの昭仁さんソロ、マイクなしのアカペラ

・一音目の息吸う音でもう鳥肌

・さらに『生』感がすごい

・岡野昭仁の生声、生歌をこんな遮るものひとつない真正面で浴びていいの、、、、

・今まで生きてきてよかった、、、、、、、

・とにかく聴き惚れた

・マイクなしでも、全然大声出す感じじゃない!
ホールのいちばん後ろまで歌声を届けてるのを感じた。歌声がぽーんって飛んでく感じ

・楽器隊入っても、しばらく余韻で手拍子とかするのも忘れてぽーっと眺めてた

・動画公開からほぼ毎日欠かさず見てるから、ほ、ホンモノだあ〜!!という感じが改めて強い

・晴一さんがラテン調の曲でよく使うちっちゃいアコギ(名前がわからん)も、ホンモノだあ〜!!て思った。想像以上に薄かった。めっっちゃ良い音!!!

・皆川さんのアコーディオンもまた良い音!!


9 鉄槌


・鉄槌!!!!!!!!!しぬ(すき)

・目の前のポルノグラフィティを見失うほどの大量のスモーク。ものすごい煙たくてむせそう。足元までもくもく。

・もくもくの中から徐々に浮かび上がってくるポルノグラフィティ

・足元の大量のスモークで、ステージとこちらの段差を感じなくなって、ステージと立っている場所が地続きで繋がっている感覚に陥った

・足元に雲。目の前にポルノさん。ここが天国?いや曲調的には地獄?あの世みたい。異次元。恐怖すら感じた。

・晴一さんフライングVが世界一似合う

・晴一さんのギター身体に響くかっこいい

・ギターソロ天才

・昭仁さん歌えろい


10 Fade away


・うっおおおお、、、絶望曲つづくじゃん、、最高、、、ダークサイドポルノだいすき

・晴一さんがV持ったらつい晴一さんばっかり見ちゃう

・でも昭仁さんも全身全霊で歌ってて迫力すごくて見させてくる

・2箇所に焦点あわせる技術くれ

11 元素L


・昭仁「救いのない曲が続いたので(笑)つぎは愛の曲を」から始まった元素L  

・岡野さんアコギ!

・歌がうまい。沁みる

・好きな人に好きと言うだけで、なぜこんなにもたいへんなのだろう、ほんとそうだなあ(目の前のすきなひとを見つめながら)


12 Winding road



・暗転して岡野さんが後ろ向いてハーモニカ持った瞬間、わ、Winding roadだ~!!て思った

・岡野さんの素朴なハーモニカの音だいすき

・ハーモニカするときお口ぷくぷくさせててかわいい

・ポルノを好きになったばかりの頃の新しい曲だったなあ、、


MC



・昭仁「みんなが真摯にきいてくれる姿がとっても嬉しいです」そんな・・・こちらこそです・・・・・

・昭仁「続・ポルノグラフィティということで!これからはじまる新時代、1曲目にやったけれども、まさにNEW ERAに!IT’S A NEW ERAに!みんなで力づよい一歩を踏み出さにゃいけん!そのNEW ERAに!IT’S A NEW ERAに向かうその一歩目を今日にしようよ!!!」

・急にNEW ERAを連呼する岡野さん。一瞬、もう1回NEW ERAやるのかと思った。言いたいことは伝わったよ!!!すき!!!


13 THE DAY



・あがる~~~!!!

・めちゃ盛り上がったことしか記憶ない


14 REUNION



・イントロで「来た~~~!!!」て思った

・照明がものすごくびかびか眩しくて酔いそう(ステージと近すぎてステージ照明に巻き込まれるという貴重体験)。こりゃあ楽器隊は手元見えなくて泣くわ・・・と思った。

・Cメロやっぱりかっこよすぎて痺れた

・アウトロの岡野さんのフェイクが!!原曲とちがう!!「ヴェー↑エーエーエーエーエーーー!!」じゃない!!!「うぉう・・・うぉお・・うぉぅ・・・」みたいな感じ!アドリブなのかな!珍しい!原曲どおり歌わないの珍しい!岡野昭仁の進化!「ヴェーエーエーーー」も楽しみにしてたけどこれもステキ!


15 メリッサ



・2年ぶりでも、まじでなんっも考えずに自然と手が動く

・1番、2番で交互に左右に分かれて演奏しにいく晴一さんと昭仁さん

・晴一さん、ステージど真ん中、目の前でギターソロ弾いてくれた!!!かっこよすぎるしぬ

・ギターソロ後のラスサビ、岡野さんも真ん中に寄ってくる

・わたしの!!!目の前で!!!ポルノグラフィティがふたり横ならびに!!!!!

・遠くの客席を指さして歌う昭仁さんと、遠くの客席を見つめてギターを鳴らす晴一さんが、仲良く横に並んで目の前に。

・だいすきなキャッチザハネウマでの奇跡のメリッサと重なる光景

・東京ドームでのVSと重なる光景

・2人が並んでたの、多分実際はそんな長い時間じゃなかったけど体感すごい長かった 永遠を感じた

・ずっと興奮で泣いてる暇もなかったのに、急に涙腺にきて、うるうる

・生きててよかった(涙)



16 ハネウマライダー



・いつものイントロのギターソロ弾き始める晴一さん きた〜!!!

・と思ったら語り出す晴一さん「声が出せなくても充分楽しんでくれていると思うけど。まだ歯痒いきもちの方もいるのなら。一緒にタオルをまわしてほしいのです。そうしてひとつになって!これからも一緒に!脱炭素社会(うまく言えてない)SDGSな世界をつくっていきましょうっ(にまにま)」ティリリ ティリリ ティリリディーンディーーーン!!(ギター)みたいな感じだった、と思う、、たぶん、、とにかく茶目っ気たっぷりギタリスト愛しかった


・自分の掲げたタオルの下からめっちゃ岡野さん見た。いつものちょっと険しいお顔して、まっすぐ遠くを見据えてた。かっこいい。

・タオルを掲げる岡野昭仁、こんなにしっかり見たのはじめて・・・(いつも前のひとの掲げるタオルで大体ステージ見えない)

・タオル下ろした後、回し始める前に端っこ縛ってた!だからあんな上手にくるくる回ってるのか。

・たのしい。タオル回したのしい。腕がしんどい。たのしい。しんどい。

・例の如く、Cメロでうるうる

MC


・昭仁「今日はみんな本当にありがとう」「今はまだ声を出せないけれど、いつか、みんなで声を合わせて歌おうっていう、未来への希望になればいいなと思ってつくった曲を最後にやります」「だから今日は、それまでの約束の拍手。一緒に、人生でいちばんの手拍子しよう!その手の痛みは、きっと次に会う時まで忘れないから。生涯で最高の拍手、よろしく!」 

・終わってしまう。。と思いつつ、いよいよだ、と思った。今いちばん聴きたくて仕方がなかった曲がくることを察し。

・リリース時のインタビューで曲に込めた思い等は散々読んでたから、「未来への希望を」の意味で、あえてユニゾンのコーラスが入る曲を出したのは知っていた。けど、改めて本人からその言葉をきくと。。本当に本当に本っ当にだいすきと感謝の気持ちが溢れた。。ありがとう。。。


17 テーマソング


・今ここで手がお釈迦になっても構わないという心意気でめちゃくちゃ手拍子した

・昭仁さんが「いいね!もっともっと!約束の拍手だよ!その手の痛みを忘れないように!もっといこう!」って、めっちゃくちゃニコニコするんだもん、、、、鬼のようなエンジェル、、、尊いありがとう君が私の希望だ

・晴一さんもみんなのこと見てニコニコしてる。はあ〜だいすきな顔。はるいち〜やっぱりすきだよ~わたしちゃんとあなたのことがだいすきだよはるいち〜〜〜

・サビの 拳あげて で高らかに拳をあげて歌う岡野さん

・Cメロの ふるえてるか でほんとに身震いした

・最後のららら、心のなかでめっちゃ歌った

・すっごく手のひらが痛くてじんじんしてたけど、夢じゃないんだなって感じて、痛いのが嬉しくて、ポルノグラフィティが嬉しそうなのが嬉しくて、一生忘れないと思った



アンコール


・自然と始まるサイレントポルノコール

・徐々に揃っていくサイレントポルノコール(ポルノ!ちゃちゃちゃ!のポルノのときにあえて叩いてくれてる方がいて途中からすごい揃い出した。すごい!)

・打ち合わせなし、声なしで、ここまで息合わせられるんだなあと感動

・ボイスストラップのポルノコールボタンは機能してなさげ

・しばらくしてポルノさんたち登場〜!!!

・昭仁さん「すごく統率の取れた手拍子ありがとう!!!」

・昭仁さん「新曲やります」 ひええええ!?!?

EN1 メビウス(新曲)


・新曲はまじで予想外。ノーマークだった。
 とにかくびっくり。飛び跳ねた。

・悲恋系のラブソング、、なのか、、?興奮してほぼ覚えてないけど、聞き取った限りでは、歌詞のヤンデレ味が、、、、狂気と切なさを感じる、、、

・多分この曲だったと思うんだけど、晴一さんが真っ赤なギター(たしかレスポール)使っていて、あんまり使ってるの見たことない気がして、素敵だと思った。

・リリースは未定。タイアップとかでもない。今届けたい音、言葉を書きました、とのこと。(なんか、歌詞の初っ端『私の首を絞めて』とか聴こえた気がしたけど、今いちばん届けたい言葉とは如何に。はやく歌詞を見ながら聴きたい)新しい曲聴かせてくれてありがとう!


MC


・昭仁「ボォルノグラフィティ!!!!!ここで!!!!!……ごめんね、びっくりしたあ?破裂音にびっくりしたあ?ふひひ、ボォルノグラフィティ!!!ふふ」 うん、マイクめちゃ『ボォ!!!』って鳴ってびっくりした。かわいい。わざと破裂音させてびっくりさせようとする岡野昭仁かわいい。

・昭仁「ポルノグラフィティ!!!!!ここで!!!!メンバー紹介したいとおもいます!!!!!」 仕切り直しかわいい。

・サポメンさん紹介。福井出身のキーボード皆川さんのこと「地元!北陸出身!」て紹介してくれてた。嬉しい。北陸括りで捉えてくれてて嬉しい。

・いつもの名前呼び、ボイスストラップでやらせてくれた!
昭仁「おーーんギター!!!」
会場 ポチッ「はるいちーーーーーー」 けっこう聞こえる!

・晴一「今日はどうもありがとう」「まあ、まだまだコロナは終わってないし、今も大変な世の中で、そんななか今日来てくれた人、まだ来れなかった人、みんなのことを尊重する気持ちでいる。そのうえで、僕らが今ここにいるということは、まあ、ある種の勝利だと言っても良いんじゃないかと」「これからまたどんなことがあるかわからないけど、やりきってやりましょう」

・↑こう文字に起こすと若干誤解が生まれそうな言い回しではあるけど、私のなんとなくの記憶なので、悪しからず。「みんな、よく生き抜いたね」って褒めてくれたんだと思う。あと晴一さんの言う「まあ」だいすき。

・ごそごそボイスストラップを取り出す晴一さん。後ろを向いてボイスストラップに録音をはじめる。

晴一 かちっ「ぼーかるは?」かちっ

マイクにボイスストラップ向ける

ボイスストラップ「ぼーかるは?」

かわいい、、、、、ファンと同じようにボイスストラップで会話しようとしてくるの愛しいかわいい

・ボイスストラップ「ぼーかる、おかの、あきひとくん!」 かわいい

・昭仁「今日はありがとう」「僕はしばらくソロの活動、離れでの活動もさせてもらって、ポルノグラフィティという母屋の大きさ、頑丈さに改めて気づくことができました。その立派な母家を作ってくれたのは、間違いなく、ここにいる君たちです。剥がれかけた壁紙を直すとか、なんでもええ。これからも、ちょっとでも、その建築に携わっていってもらえたら嬉しいです。どうもありがとう!」

・どこまで謙虚なの。すき。ありがとうポルノグラフィティでいてくれて。。


EN2 ジレンマ


・昭仁「やっぱりいちばん良くないのは、ライブのあと、あれ、ちょっと余力残しちゃったな、て思うことだとおもうんです。全部出し切ってゼロになって帰ることで!!!またポルノのライブ行きたいなと!!!思えると思うのです!!!」 出たよスパルタ鬼教官。笑

・ジレンマで〆るの久々では〜〜〜!!?!?
 何回きいてもやっぱり嬉しい!!!

・めちゃくちゃジャンプした。今まででいちばんサボらずにがちで飛んだ。

・動き回る岡野さん、間近で見たら本当にものすごい動き回ってて、ちょっと笑ってしまった。躍動感がすごい。

・tasukuさんと皆川さんがソロ回しでポルノの曲やってくれた!tasukuさんは今宵、月が見えずともイントロ。皆川さん何だったか忘れた。。

・晴一さん、ソロで真ん中来てくれた!かっこいい〜〜〜。やっぱりテレキャスも世界一似合う。

・ラスサビでステージ両端にポルノが立って、ベース山口さんとギターtasukuさんが前に出てきた!ここにきて、tasukuさんと誰よりもはっきりバッチリ目が合う。なんか照れ臭そうにしておられてかわいい。こっちも照れた。笑 一緒にぴょんぴょんしてくれた!

・昭仁さんの「お前ら最高じゃ!だから!胸張っていけ!自信持っていけ!」を目の前で言っていただけて感無量。何があっても生きていけそう。


エンディング


・ステージのぎりぎりまで出てきて全員整列。近い。

・お辞儀が深すぎて、岡野さんの頭が触れてしまいそうな距離にあるんですけど!?(触れないけど)

・昭仁さんの「はいっ」ていうお辞儀の合図とか、お辞儀したときの「ありがとうございましたーっ」とか、生のお声がふつうに聞こえてくる

・わいわいお互いを讃え合うポルノさんとサポメンさん。楽しそう。

・サポメンさんとバイバイして、いつものように改めてステージの両端まで挨拶に行くおふたり。いつもどおり、ふたりともすごく丁寧。あんなに何回でも「ありがとう」って言ってくれているんだな。

・最後の生声のご挨拶
晴一「今日はたのしかったです、ありがとうございました」
昭仁「今日は来てくれてありがとう。また会う日まで、みんな元気で!ありがとう!」

って感じだった気がするけど、どうだろう。ちょっと違うかもしれない。「会えてうれしかったです」だったかな。2日目の記憶と混ざって、かなりあやふやで悔やまれる・・・

・最後、晴一さんが前を通るときに、前のほうの人に向かって「ありがとうございました」って何回もペコペコお辞儀しながら帰っていかれて、丁寧な人だなあと思った。
なんというか、舞台用の「ありがとうございました!!」じゃなくて、タクシーから降りるときに運転手さんに言うかのような、ごく普通の「ありがとうございました」だった。
アーティストとファン、ステージと観客、2人と大勢の関係だけど、彼らにとってはちゃんと人と人の付き合いなんだなあと思った。わたしたちにも言ってくれて、胸がじわっとした。



・・・・以上が、ライブ中の記憶です。口調を戻すとしましょう。

ポルノグラフィティがステージ袖に帰っていくと、すぐに規制退場が始まりました。列ごとに呼ばれて、速やかに退場していきます。

私はというと「おわっちゃった」と思うと急に脱力して、背もたれに倒れ込みました。呼ばれたのはかなり最後のほうだったので、それまではずっと、ポルノグラフィティがさっきまで確かに立っていたステージを、ぽーっと眺めていました。

順番が来て、「帰りたくないなあ」と思いつつ黙って歩き出すと、運動不足の身体でジャンプしすぎたのか、足が震えていました。「余力を残すな」という岡野先生の指導どおり、やり切ったなと思いました。


会場の外に出て、やっと「すぐそこにいた」「目の前にいたね」と声を出しました。そうしたら、何故か急に、ぼろぼろ涙が出てきました。ライブ中は必死すぎたのか、そこまで泣かなかったのに。こういうとき、人間って、本当に「えーん」って泣くんだなあ、と思いました。


その後は、会場を出る際、ポルノのふたりのコメントつきのセトリと歌詞カードをいただいて、車の中で読んで、また泣きました(記憶をそれなりに留めたライブレポを書けたのは、実はこれがあったおかげ)。詳しい内容はナイショ。

みんなの2年間の思いがぱんっぱんに詰まったライブだったなあと思いました。


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ということで、だいすきなポルノグラフィティとの2年ぶりの再会は、とっても衝撃的なものになりました。


改めて、今回のツアーは、コロナ禍でのライブというマイナス状況を軽々と飛び越し、プラスの演出の1つと捉えさせてしまうような、ポルノチームらしいライブだったなと思いました。やっぱり、彼らはエンターテイナーだなあ、と。

まず1つに、人間は、逆境を共有するとかえって燃えてしまう、ということがあって。たとえば、豪雨の中でのライブは過酷だけど、あとから振り返れば『伝説』と語り継がれるライブになっている、みたいな。

今回でいえば、その逆境は『コロナ禍』。大変ななかでも集まったぞ!こんな環境に負けず、ライブを成功させてやる!!!というその場にいたみんなの心意気は、今回のライブの軸のひとつになっていたように思います。

さらに今回のツアーは「ゲームには、ルールがあるから面白い」というような側面もありました。例えば、サッカーは、手をつかっちゃだめよ、のルールがあるからこそ面白い、みたいなことです。

今回のライブでは『声を出さず、感染対策に気をつけて、MAX楽しむ』というルールが設けられていました。思い返せば、晴一さんはツアー前に更新していたnoteで、このことを『縛りプレー』と表現していましたね。


声が出せない今だからこその限定アイテム、ボイスストラップ。発表当時はあまりにトンチキでざわつきましたが(笑)MC前の暗転の微妙な間を繋ぐ役割を果たし、ライブの演出をつくる一員になれたようで、とっても楽しかったです。


そして、次に会った時には一緒に声をあわせて歌おう!という、約束の証としての、人生で最高の拍手。きっと、あの日の拍手は、一生忘れないことでしょう。

「声が出せなかったから物足りなかった」なんて感想は、終わってみたら1ミリもなくて。ただただ、楽しかったなあ、次のライブはもっともっと楽しみだなあ、という希望の感情が残りました。

楽しみにしていたライブが終わると、いつもは「あ~終わってしまった、明日からの生きる楽しみがない」とか思ってしまうこともあったけど、今回は、終わってからもずっと晴れやかで、前向きな気持ち。

今日の続きが、心から楽しみになるようなライブでした。




さらには、約2時間もの間、人生でいちばん大好きで憧れの人のいちばん近くに立たせていただけて、今まで生きてこられて良かったなあと心から思いました。育ててくれた親や出会った友達、この世の全てに感謝したくなった日でした。


今でもまだ、あの時間は、よくできた夢だったんじゃないかと思ってしまいます。真剣に手拍子した手がすごく痛かったことは覚えているので、テーマソングを聴くたびに、いや、夢じゃなかったな、と思い直しています。


・・・正直、「もうこの世に思い残すことはないなあ」くらいの気持ちにまでなりましたが、『また一緒に歌おう』の約束があるので、まだまだ人生終えるわけにはいきません。


この日の思い出と、ポルノグラフィティの『続き』への期待を胸に、これからまた、それなりに、頑張って生きていけそうです。


この時代を生きていると、世界を呪いたくなるような悲しい出来事だって、日々たくさんあるけれど。どうやっても元気になれない、最悪な気分の日もあるんだけれど。


それでも、彼らの旅が続くのなら、わたしもきっと、上を向いて、一緒に歩いていける。


これまでもこれからも、彼らの存在は私にとっての何よりの希望で、明日への活力です。やっぱり、彼らはわたしのヒーローなのです。



誰が読むねん、てくらい長くなってしまった。現在、1万3000文字を超えました。軽めの論文かよ。ここまで読んでくれた方、もしいらっしゃったらありがとうございます。

今回は、当日のことをできるだけそのまま残しておくために、あえて考察・解説をいれないで、その時の記憶を残すかたちにしました。セトリの振り返りは、また改めて書こうかなと思います。



21/11/09  ありがとうポルノグラフィティ!!!本当に、本当に、大好きです!!!


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