称名寺から旧伊藤博文金沢別邸へ(その1)
「ヨコハマ」といえば横浜駅周辺の商業地区やみなとみらい・中華街などに代表されるおしゃれで近代的な街を思い起こす方も多いかもしれません。
そんな横浜でも、南部に位置する金沢区は気候は温暖で豊かな自然と歴史に恵まれた地区です。
金沢北条氏ゆかりの称名寺から伊藤博文旧宅へ足を延ばしました。2023年5月
■起点は金沢文庫駅
今回は京浜急行の金沢文庫駅を利用しました。改札を出たら東口に出て国道16号線を渡り住宅街の中のバス通りを歩きます。
■横浜シーサイドライン海の公園南口から行く方法もあります(所要時間はこちらの方が近いです)。
称名寺は12世紀中頃に北条(金沢)貞時が開いたと伝わる真言律宗の寺院です。
京浜急行金沢文庫駅から15分ほど歩くと称名寺赤門に到着します。
赤門をくぐると桜並木の参道となります。春には華やかな桜のトンネルになることでしょう。
■キショウブに彩られた浄土庭園
仁王門には鎌倉時代に造られたといわれる左右二体の仁王像が称名寺を守るため目を光らせています。
称名寺といえばやはり阿字ケ池とそこに架かる反橋、そして金堂が見える浄土庭園のこの景色があまりにも有名です。
5月ともなると阿字ケ池周辺はキショウブ(黄菖蒲)の花で埋め尽くされます。
反橋を渡り中之島から平橋と正面の金堂の前に出ます。
■称名寺から金沢文庫へ
称名寺の金堂
金堂の隣には釈迦堂があり、その手前には「称名寺晩鐘」として金沢八景の一つになってる梵鐘があります。
斜面中腹には柵で囲われた区画がありますが、ここは開基である北条実時の子顕時と孫の貞顕の墓とされる五輪塔があるところです。
現地まで行けるようですが今回は無理には行かないことにしました。
中世に使われていたトンネルは崩落の危険があるため通行止めとなっています。
現代のトンネルを抜けると県立金沢文庫があります。この日は特別展「金沢文庫の肖像」と称し、国宝の肖像画が展示されていました。
■称名寺市民の森を散策
称名寺裏山は金沢三山(金沢山・稲荷山・日向山)と呼ばれる三つ小高い山からなる称名寺市民の森として整備されています。
日向山には称名寺創建者である北条実時の御廟があります。
金沢山の頂上からは、横浜・八景島シーパラダイスや金沢区の海が見えます。
八角堂広場から行田の通り、台の広場を経由して住宅街に出ます。
住宅街を歩くと薬局がありました。こちらの薬局は超大物有名歌手の実家らしいです。
沢山歩いた後はやはりビールと日本酒で疲れを取ります。
後半に続きます。
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ありがとうございます!ホッピーを買おうと思います。