誕生日を迎えた。
社会人になって、所得が増えて、親の扶養から外れた。
ここからが人生だなと思う。
誕生日を迎えた。
何歳かは数えていないのだけれど、また一つ歳を重ねた。
大学生時代に年齢を聞かれたら「永遠の25歳です!」って答えていたことを思い出す。
少し驚かれる。
年齢を-でサバを読むことは想像できても、+でサバを読むことは想像する人が少ないのだと思う。
閑話休題、社会人になってから歳を重ねると、「ああ、言い訳ができないな」と思う。
達成したい物事があるのであれば、前進しなければならないなと思う。
社会人になってから、ずっと焦燥感を感じている。
不安感を拭えないかと、信頼できる友人に愚痴を話そうとした。
どんな風に話そうか脳内でシミュレーションをしていたら脳内の友人に説教をされた。
「ぶっちゃけShoさんは甘い」。
これはすごい。友人なら言いそうなことだ。
まあ、実際会って話したらもっと違うことを話すと思うし、ある程度オブラートに包みそうではある。
一級建築士の勉強をしているのだけれど、色々な人に応援の言葉を頂ける。ありがたいなと思う。ちゃんと資格を取って、応援してくれた人に何かしら恩を返すことができればと思っている。
企業はホワイトだなと思うし、褒めてくれる友人に恵まれているし、正直心にだいぶゆとりがあるというか、ぬるま湯に浸かっているような気がしている。
ぬるま湯に浸かることは決して悪いことじゃないけれど、長く浸かれば浸かるほど腑抜けになると思う。
でも、自分自身の中にある「何か強い刺激がほしい!」、「もっと厳しく指導してくれ!」、「残業させろ!」みたいな欲求は、「ぬるま湯に漬かって生きていたい」という欲求よりも愚かだなと思う。
たぶん自分はその愚かさを潜在的に理解していて、脳内の友人は甘いと怒ってくれたんじゃないかなと思っている。
ぬるま湯と感じられる地盤を整えたのであれば、新しく冒険をすればいいのだと思う。
冒険が厳しいもので、道半ばで途絶えたとしても、整えた地盤があれば安心して帰れると思う。
リスクを抱えられるだけの地盤は大切にするべきで、わざわざ安心安全な環境を地獄にする必要はない。
みたいなことを思いながら、次の誕生日を迎えるまでに、目標へ少しでも近づけたらいいなと思う。
「父を超える」ために、如何にして、まずは近づくか。
近づくために一級建築士を取りたいし、事業をつくりたいし、人を育てたいし、身の回りにいる助けてくれる方々を大切にしたい。
近づくための研鑽を、今後も積めたらいいなと思う。
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