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将棋JK日記#8~入会(4日目)~

前回までのあらすじ

将棋体験教室にやってきた女子高校生4人A、B、C、D。
2週目はA、B。
3週目はA、B、C、D。
途中でやめてしまうのか、それとも続けてくれるのか
期待と不安が募る1週間。
本日は、だれがやってくるのか・・・

入会手続き

16時。
この時間になると、教室に来られる時間。
しかし、今週も16時になっても訪れず、
窓の外をのぞいたり、外に出てみたり・・・

ついにやめてしまったか?
そわそわする時間を過ごすことに。

そして、16時15分。
扉を開け、ひょっこりこちらをのぞくAとB。
よかった・・・
来てくれた・・・


私「こんにちは」
A・B「こんにちは!入会の紙もってきました!」
私「おう!!そかそか、2人とも?」
A・B「はい」

なにこれ?夢ですか?
うれしすぎるんですけど?
(C、Dはダメだったか・・・)

1週間の出来事

私「今日はどうする?」
A・B「とりあえず、対局します」
私「わかった、じゃあやってみよう」
B「この前もらったプリントやってるんだけどさ」
A「うん」
B「全然、わからない・・・」
A「とりあえず1手詰めだから、持ち駒あればそれ使うのかなって思ってる」
B「なるほどね」
A「でも、答え付いてないからわからんところあるよね」
B「そうそう。でもとりあえずやってるんだー」


A、Bよ!
ごめんね。答えつけてなかったね。
今度、答え作っておくからね。

練習開始

本日も2人の希望で対局。
何度か将棋を知らない女子中学生や女子高生を教えたとことがありますが、
自ら対局に取り組む子たちは初めてかも。
期待ができます。
自分で取り組む姿勢のある子は伸びます。

とはいっても、まだまだ教えたいことは山ほどあるのですが、
対局が終わり次第・・・

対局中にも、ヒントを言いながら、考えてもらっていたが・・・
終わったころには18時・・・
もう教室を占める時間となってしまいました。

初心者本の作成

私「そろそろ時間だし、かえろっか」
B「もうこんな時間!?」
A「うわ、めっちゃ時間かかってる・・・」
B「今度、大会出るんですけど、こんなゆっくりやってて大丈夫ですか?」
私「持ち時間聞いてる?」
A「10分30秒って言われてます」
B「なにそれ?」
私「持ち時間10分あって、それを使い切ると1回30秒以内に指さなければいけないのよ」
B「え、やばっ」
A「もっと早くやらないと・・・」
私「そのうち、時計の使い方もやろうね」
B「はい」
私「今、初心者用のプリント作ってるから今度はそれやろうね」
A・B「はーい。ではさようなら」
私「さようなら」

というわけで、今、
初心者のための練習ドリルを作成しております。
かんたん棋書エディタと言うのを使っています
私なりに使い方をこちらにまとめています。
また、そのドリルの内容も少しずつ掲載出来たらと考えております。

本日はここまで。
また次回をお楽しみください。

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