(リセールを意識する)選択肢拡大をし続け楽しく暮らす〜会社員処世術⑧vol.4

お金は使ってなんぼであることを前の回で説明した。

自分の幸せにつながるようなお金はどんどん使っていけばいいと思うが、家計のバランスシートは良くしていくことに越したことはない。

買い物で迷った時、それを買うことでバランスシート的に資産になるのかどうかという視点も持っておきたい。

カギになるのはその商品のリセールバリュー。

例えば、数万円の時計を買うか、100万円のロレックスの時計を買うかということで考えると、数万円の時計はリセールバリューはほぼゼロ、100万円のロレックスの時計は将来的には100万円を超えるかもしれない。
相対的にに高い安いで判断するのではなく、リセールバリューを考えて、バランスシートがどうなるのか意識すれば、大きな買い物でも踏み込める。

この視点で考えると、ほとんどの日本の住宅はリセールバリューが悪い。
欧米は比較的、住宅の資産価値が上がる傾向があるのに対して、日本は全体的に下がる傾向にある。

一部都内のタワーマンションはリセールが今はいいが、将来的には不確実。

キャッシュで買うのではれば別だが、ローンを組んで日本で住宅を買うのは、再現性の観点からもあまり良い選択とは言えない。

整理すると、
まずは将来の不安のタネを取り除くための最低限のインデックス投資→幸せにつながるお金を使う→迷ったらリセールバリューを意識する
といった感じだ。

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