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#113 介護福祉士過去問解説! 半固形タイプの栄養剤
こんにちは。しょうです。
今回も介護福祉士合格に向けて頑張っていきましょう!
↓前回の復習↓
問題
問題 112
経管栄養で用いる半固形タイプの栄養剤の特徴に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
1.経鼻経管栄養法に適している。
2.液状タイプと同じ粘稠度である。
3.食道への逆流を改善することが期待できる。
4.仰臥位(背臥位)で注入する。
5.注入時間は,液状タイプより長い。
正解
今回の問題は、栄養剤の特徴に関する問題ですね。
経管栄養の栄養剤は、液状タイプだけでなく半固形タイプの栄養剤もあります。
このような種類の特徴を問われる問題は、違いを覚える必要があるのでしっかりと勉強していきましょう。
半固形タイプの栄養剤は、胃ろうや腸ろうで用いられます。
主な特徴は以下の通りです。
液状栄養剤よりも粘稠度(ネバネバ度合い)が高い
誤嚥性肺炎の防止
褥瘡予防や悪化の防止
食品や医薬品のどちらも取り扱い可能 など
また、血糖値が急激に変化するダンピング症候群の予防にもつながります。
半固形タイプは、液体タイプと比べ粘稠度が高い特徴があります。
つまり、体内において流動性が低いことから、胃や食道への逆流が起こりやすい人に用いることで、栄養剤の逆流の予防につながります。
よって、正解は3となります。
解説
1× 経鼻経管栄養に用いることができる栄養剤は液体タイプであり誤りです。
2× 液状タイプよりも粘稠度は高い特徴があるため誤りです。
3⚪︎
4× 経管栄養時は、気管や肺への逆流を防ぐために上半身を30~45°挙上した状態で実施するため誤りです。
5× 液状タイプよりも注入時間は短く誤りとなります。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでも試験勉強の一助とおなれば幸いです。
訂正や今後のご要望等あれば、ぜひコメント欄へよろしくお願いします。
では次回もお楽しみ!
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