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#79 介護福祉士国家試験 過去問解説 33−77

*覚える時は、全部覚えようとするのではなくまずは1つだけ覚えましょう。


どうもこんにちは。しょうです。

今回も介護福祉士合格に向けて頑張っていきましょう!

↓前回の復習↓


問題

問題77
うつ病(depression)による仮性認知症(pseudodementia)と比べて認知症(dementia)に特徴的な事柄として,適切なものを 1 つ選びなさい。

1.判断障害がみられることが多い。
2.不眠を訴えることが多い。
3.誇張して訴えることが多い。
4.希死念慮がみられることが多い。
5.抗うつ薬が効果的であることが多い。


正解

今回は、認知症と仮性認知症の症状の違いに関する問題ですね。

認知症の理解と、そして、仮性認知症についての理解が必要となります。

まずは認知症について。

認知症とは、脳の損傷によって中核症状とBPSD(行動・心理症状)とよばれる症状がみられる状態をいいます。

中核症状・・・記憶障害、判断力の低下、見当識障害、実行機能障害、失行や失認など
BPSD・・・徘徊や昼夜逆転、妄想や感情失禁など

この時点で、正解がとわかりますね。


次に仮性認知症についてもみていきましょう。

仮性認知症とは、うつ病院が原因として記憶力の低下や意欲の低下など認知症と似たような症状がみられることをいいます。

認知症ではないんですね。

また、原因がうつ病であることからも、うつ病の治療によって症状の改善が期待できます。

うつ病の主な症状としては、記憶力や意欲の低下、不眠や希死念慮、倦怠感などがみられることがあります。

また、症状の特徴として、症状の進行は速いこと、判断能力は保たれていることが多いとされています。


解説

1○

2× 仮性認知症の特徴であり、誤りです。

3× 仮性認知症の特徴であり、誤りです。

4× 仮性認知症の特徴であり、誤りです。

5× 仮性認知症の特徴であり、誤りです。


おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

少しでも試験勉強の一助とおなれば幸いです。

訂正や今後のご要望等あれば、ぜひコメント欄へよろしくお願いします。

では次回もお楽しみ!

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