野党はトランプを見習え
昔から日本は外圧でしか変わらない。最も有名な外圧の例は、幕末の黒船来航です。教科書で何度も読んだ記憶があります。
外圧とは言わないにしても、兄弟の間でもそんなのがあるのではないのか。
兄弟の中でも一流大学に進学する高校と二流大学に入るのと二つに分かれます。
進学に逸れている学校に入ると、そこで理由を述べないとずっともやもやした雰囲気が残ります。大学進学の時に逆転すればそれなりに評価される訳ですが、高校二流だと大学も二流が普通です。
今の日本の政界にもそんな雰囲気があるのではないのか。
やっとこ、与野党逆転になって政権交代という矢先に、自分とは考えが違うから、と。頭のいい弟はさっさと離れる。兄貴の方も自分のレベルが弟と比べて高くなさそうなので遠慮して、一生懸命説得が出来ない環境下になってしまう。
トランプが再度、大統領になるために、絶対大統領になる。大統領になるならなんでもする。権力に対する執着心そのような意気込みが日本の野党には足りません。
勝てば官軍なのに、自ら手を引いて、参議院選挙まで野党間の協力、政策を煮詰める、それから勝負だといっても、参議院で本当に勝てるのか、大いに疑問です。
参議院で勝つ見込みは絶対ではないはず。
選挙とは勝負事、戦争ですよ。綺麗事だけでは勝てません。とにかく野党全体では勝ったんだから、勝った方が遠慮してどうするのですか。
国際情勢が目まぐるしく変わる時にその当事者になることほど、大事な政権担当能力を磨くチャンスはないはず。
こんな生ぬるい対応では戦術を変えてくる例えば、今度の参議院選挙では全体の6割は女性候補にするとか、自民党が仕掛けてきたら負けることは火を見るより明らかです。