見出し画像

オンラインでいろんな人の暮らし方を見た5日間を振り返った話

 おはようございます。地域をまるごと体感できる宿「玉村屋」を運営していますナカタニ ショーです。みなさん、連休はいかがお過ごしだったでしょうか?
 昭和26年頃、当時存在していた映画会社の専務であった人物が造語として世の中にリリースし「ゴールデンウィーク」という言葉が世の中に広がって以来初めての「出かけることができない」連休だったのではと思います。

 そんな中、開催したのがこちら

 開催してみて感じた率直な感想は「楽しかったし、勉強になった」ということ。今日は実施して一晩明けた今日に感じたことをお伝えしたいと思います。

1.なぜ、オンライン(インターネット)×ラジオにしたのか

 今回はインターネットでラジオ形式配信にしました。なぜかというと、みんながテレビやスマホの見過ぎで目が疲れているから、疲れずに気軽に楽しんでほしいと思ったから。
 少し深堀りしてみましょう。インターネットが発達する前のメディアは「新聞」「ラジオ」「テレビ」だったわけです。
 新聞:文字と写真で伝える
 ラジオ:声などの音声
 テレビ:映像、音声、文字
 改めて整理してみると、だんだん情報が過多になってきていると感じています。インターネットが一般的になってからは、テレビ的な動画サイトや新聞的なブログなど、今までの表現方法をインターネットという舞台に置き換えていったわけです。

 その中で、最近発達しているのが「インターネットラジオ」
 これは大きく分けて2種類あります。1つは既存の放送局がインターネット網にのせて発信すること。これは、今までの電波だったら届かないエリアにも番組を届けることができます。有名なのは「raziko」ではないでしょうか。もう1つが特に発達していってるのが、個人が、インターネットアプリなどを使い録音した音声を届けると言うもの。なにを隠そう(いや、隠してない)、僕自身もネットラジオを毎朝配信しています。

 余談ですが「ラジオ」は、無線通信で音声を送受信する技術のこと。ある意味、インターネットという無線通信(有線もあるけど)を活かして音声で情報を伝えるということは「ラジオ」の本質を考えても間違った表現ではないと感じました。

 今回は、インターネットで「音声中心」のトークイベントを開催しました。ここ最近は自宅での時間が増え、テレビやスマホ、パソコンなどを見て過ごす時間が増えたと思います。僕自身もそういう時間が増えました。その結果、目が疲れてる・・・。そして、見る系だと、どうしても他の物事が進みませんよね。
 ということで今回は、目が疲れているみなさんでも、なにかをしながら気軽に聞けるようにと思い「ラジオ形式」をとることにしました。聞いてくださった方からは「気軽に聞けてよかった」「他のことをしながら聞けて時間が充実してた」という意見が聞けたので、こういった形での配信は「あり」ということを思いました。

2.見なくてもいい、話さなくてもいいオンライン会議アプリ「zoom」の利用方法

 今回は最近話題のオンライン会議アプリ「zoom」を利用しました。画面上でお互いの顔を見ながら話をするという使い方が主流です。
 これを、パーソナリティ&ゲストは画面オン、マイクオン、つまりはラジオをスタジオで公開収録している感じ。視聴者は、スマホでもパソコンでもなにかを作業しながらでもOKということで、まさにラジオを聞いてるように楽しむことができます。現に作業しながら聞いてたよーという感想もいただきました。質問がある場合は、チャット機能で書いてもらいます。これをパーソナリティが読み上げる感じ。まさにラジオ配信中にお手紙を読み上げるようなイメージです。
 最近はzoomで、会議やイベントをすることが多く、「zoom疲れ」という声も聞くので、zoomはあくまでツールとして使い、みんなが気軽に聞けるものにしていきました。

3.生き方、暮らし方を考える人は多いのか

 今回は、このような社会情勢の中「生き方や暮らし方」を考える人が多いと考えました。なぜなら、会社は休みだけどどこにも出かけることができず、家にいるから「時間ができる」という人が多いと思ったからです。
 開催後のアンケートでも、暮らし方や生き方を考えたいと思ったからラジオを聞いたという声が寄せられました。日本人は数々の自然災害等の危機で生活様式を考えてきました。東日本大震災では多くの人がエネルギー依存型の社会に疑問を持ち、「移住」など生活を変えることをした人たちも多くいました。人間は本来なかなか変われない生き物なのです。(損失回避、保有効果、サンクコスト、確証バイアスなど)そう思うと、一定の強い力がかかり、変わらざるを得ないという状況で始めて変われるわけなのです。
 そういう意味では、ある程度の強い力により、生活様式や時間の使い方の変化が求められている今の時期だからこそ、「考えよう」とする人が増えるのだと思ういます。

 時間があるから、新しいことを考えられるという記事はこちらから↓↓

4.有名人じゃない路線を貫く意味とは

 我々が企画するイベントで、ゲストに呼ぶのは基本的に「普通の人」です。どこかの大学の先生だったり、なにかの会社の社長だったり、そういう方をお呼びすることはありません。
 なぜなら一言でいうとそういう人は「雲の上の存在だから」
先を行き過ぎる人の生き方や暮らし方も、もちろん参考になると思いますが、「自分ごと」と捉えられるかは話が別です。例えるなら著名な人が書いた自己啓発本を読んで、読み込んだ知識が自分の中に落とし込めていない状況。
 そういうことを考えると、自分と同じ「普通の人」だけど、「少し先に始めた」と言ったくらいの感覚なら「手が届きそうな人」になると考えています。だからこそ、聞いた人が「自分ごと」として心に落とし込めるようなゲストを呼んで話してもらうというのは、そこに意味があると思います。

5.今後の展望

 今回はゴールデンウィーク期間中5日間連続で開催をしました。今後は、トークイベントを月2回、交流会を月1回、開催していきたいと思っています。
 まず5月は・・・
*5月13日(水) ゴールデンウィークのまとめ
*5月20日(水) 「地方に関心がある人」交流会
*5月27日(水) 「二拠点暮らしについて」 ゲスト:杉田直木さん
詳細は近々公開したいと思います^^
申込は下記のフォームから★


この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?