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日本人が好きな「肩書き」が嫌いな僕が、初めて肩書をもらって喜んだ話

 日本人には肩書きが好きな人が多い。

肩書とは・・・
① 名刺などで、氏名の右上に書かれる職名・地位など。
② 人の社会的地位や身分を示す職業・役職名など。 「 -が物をいう」
 by 大辞林

 職位や職業などのことを言うわけで、つまりは、会社(仕事)=自分みたいな感じ。自分自身を見てもらうわけではなく「〇〇会社の人」という扱いになってしまう。それでは、会社がなくなったとき「自分」はどうなるのでしょうか。
 地域まるっと体感宿 玉村屋の活動をしていると、新聞などのメディアに取材をいただくときがあります。そのときに確認されるのが「ナカタニさんの肩書きってなんですかね?」と。
 日本人に肩書きが好きな人が多い理由は定かではないが、所属を大切にする国民性だったからこそ、個人=組織にいるものと見なして、そこでの役割=その人みたいなイメージから、肩書きを重んじるようになったのかもしれないと僕は考えています。

 そうなると、所属するのが好きではない僕は、いつも「肩書きってなんですか?」と聞かれることに違和感を持っていました。
 玉村屋支配人
  ⇨ んー、支配はしていない。むしろ助けられている
 玉村屋オーナー
  ⇨ 玉村屋は僕の持ち物ではなく、みんなで作り上げていくもの
 玉村屋マネージャー
  ⇨ マネイジメントしていない。むしろ自分が現場の最前線
そう考えて、消去法で選んだのが「コーディネーター」つまりは物事を調整する役回り。

 そんな感じで肩書きをもらうことに消極的な僕自身が、初めて「肩書きをつけてほしい!」と思ったのが「beの肩書き屋さん」

★beの肩書きって?★
学生、社会人、部長、社長、新卒、男、女…世の中にはいろんな肩書きがあります。
そして、その"肩書き"で判断されることもしばしば。
そんな肩書きにその人らしさを加えられたら。
その人の彩を取り込むことができたら。
その人のありたい姿を肩書きにすることができたら…
そんな想いから生まれたあり方の肩書き。
それがbeの肩書きです🌱
by いしぐろ あかりさん


一番最初はtwitterで知って、その後noteを読んで、考え方とかやっていることもすごく共感したので、早速お願いをしてみました!

▽ 丁寧に話を聞いてもらい、出てきた言葉がこちら ▽

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理由は・・・

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もう、これ感動モノですよね。

日々、人の話を聞くことがあっても、自分の思いをまとめる機会は意識してつくらないと作られず、そういう機会をもらえたのはすごくありがたいことだったと思いました。

全体の流れは上のnoteに書いてありますが、自分自身も語る場をつくるファシリテーターの仕事をしている立場からもすごく勉強になりました。なぜかというと、考える、語るに慣れていない人でも、どういう風に聞いていくかの道筋ができているから。

<流れ>

 最初に、「自分に大切にしていること」を書き出します。通常の場だと、人によってはここで詰まるんですよね。大切にしていることは?と聞かれても答えられる人は日々から考えられている人。こういう場に来るときのハードルになるのが「自分はそこまで考えられていない」ということ。
あかりさん( https://twitter.com/0913Harmonious )はそこのところを、人が大切にしているポイントを一覧にして出しています。つまりはここから選ぶだけでOK!というところ。そこの丁寧さがすごくいいなと感じました。

 続いて、ピックアップした言葉をカテゴリーに分けていきます。もしかしたら、ここで悩むかもしれませんが、意外とすんなり分けれることもあります。

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 最後は、それぞれのカテゴリーに関しての想いとかエピソードとかをお伝えしていきます。

 一通りお伝えしたいことを話したら、あかりさんの制作時間に入ります。だいたい10分~15分くらい。

▽ 仕上げられたのがこちら ▽

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いや、とりあえずね、素敵すぎるわけですよ。
今、70人くらいの人のを書いているとのこと。まだまだ書いていきたいということでしたので、気になる方はお願いしてみてはいかがですか??

#beの肩書き屋さん はこちらから ▽



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