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YAMAHA RTX830 の NAT セッションを Prometheus で監視・可視化する

みなさんお元気ですか。毎日、少しずつちょっとした不幸が押し寄せて、少しずつからだが精神的にむしばまれていくようです。それでも、幸せにいきているほうだと思って、つつましく生きていきます。

ところで、直ったかに思われた LG の 27UQ850-W ディスプレイですが、おおかたの予想通り、直っていませんでした。ほんの一瞬の出来事でした。人の死ぬ間際も急に元気になったりすることがあるようですから、そういうことなんでしょうか。儚いですね。まだ死にたくない。

LG のこの27インチディスプレイは 3年保証です。27インチ以上だと出張修理だそうで、サービサーを手配いただきました。こんなに Perfume まみれの部屋へ来ていただくのは忍びないのですし、モニタアームから外すのとか考えると、ちょっと厄介な感覚ありますけれども。外しやすいようにしておこうっと。

YAMAHA RTX830 ルータを Prometheus で監視するその後

さて、今日の本題です。

いろいろなことを並行して実行しているので、いったい何をしている役割なのかよく分からなくなります。久しぶりに RTX830 ルータをいじりました。このためだけじゃありません。家庭内のDNSで、IPv6の名前解決してくれるよう、DHCP の設定とかもいじったりしてました。そういった話はまた今度。

これまでの設定で、SNMP でおおむね取得したい情報はとれるようになってきました。まだ取得できる項目もあるのですが、Prometheus の snmp exporter を、そこまで設定できていません。そのあたりも試行錯誤が必要そうです。

ということで、先に NAT セッション数を取得できるようにしました。

これは前回も大変な思いをしました。RTX830 上で Lua で定期的に NAT セッション数を取得して push 型で telegraf へ送っています。

メインの Lua プログラムはできていますから、取得された NAT セッション数を Prometheus 側へ通知してあげる変更だけです。しかし、Prometheus は Pull 型のアーキテクチャです。そこで、Push通知を肩代わりしてくれる Pushgateway が必要になります。

Pushgateway は外部からの通知を受け取って、その内容を Prometheus が取得しやすいように保管しておいてくれるキューのようなものです。
Prometheus のアーキテクチャに影響が出ないように、間にはいってくれる存在です。とはいえ、あまり推奨はされていないようです。

また、Pushgateway へデータが溜まりつづける仕様なので、定期的に削除運用が必要になります。

ということで、この Pushgateway を準備して、RTX830 の Lua から通知を送ります。具体的な設定は Zenn にまとめました。実際の設定についてはこちらを確認ください。

次の詳細情報を載せています。

  1. YAMAHA RTX830 上の Lua プログラムの変更

  2. Pushgateway を Docker 上で起動させる

  3. Prometheus が Pushgateway からデータを取得できるようにする

こんな感じで、日々、少しずつ、ちょっとずつ、前へ進んでいくような生活をおくっています。若い頃は、いろんなことをいっぺんに実行しないと気が済まなかったんです。それが、こんな風に少しずつ作業できるようになったと言うか、毎日少しずつ習慣的にしか活動できなくなるなんてね。

はー、はやく新しい Keychron 来ないかな。年齢の所為か HHKB が重くなってきたので、軽い軸のキーボード注文しちゃいました。キーボード沼に堕ちそうです。Keyball や Killer Whale とか狙ったりしてます。ついに自作するのか。

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