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今、必要とされるエンジニア像

朝から 1時間近くも走るとフラフラになります、しょっさんです。

毎日、スイムの練習を行うのが大変なので、それを補うために日々ランニングをしています。ですが、日々のランニングは体力の維持にはなっても、身体強度の向上はあまり向いてなく、ちょっと本気で泳いだほうが効果高すぎて、その効果をランニングで実感するという悪循環な気がしてきました。泳ぐ方にもっと極振りしていい気がしてきたので、ランニングは目標を変えるやもしれません。

さて、ちゃんと日々の体力増強に力を入れているふりをしながら、今の IT業界で必要なスキルというか、わたしが欲しているエンジニアを本日は説明します。弊社でも不足しているので、我こそはという方はご連絡ください。

IT業界界隈では、ほとんどのスキルエリアで不足していますが、今売れている分野は「システムインテグレーションエンジニア」です。SIer のことじゃないです。システム間連携をデザイン・実装できるエンジニアのことです。

時代はクラウド化の方向へ進んではいますが、さまざまな理由により、オンプレとの併用か、未だにオンプレのママである企業は多いです。中小、大企業問わず、オンプレ極振りの企業はまだあります。中小では、まだIT化されていないようなケースもありますが、こういった企業は逆にクラウドに乗りやすいので、移行も容易な傾向にあります。

課題となっているのは、オンプレを維持したまま、クラウドも併用したい企業です。クラウドとオンプレを分離したまま利用することに意味はなく、両者をいかに安全に接続するかが焦点になります。また、SaaSの利用を考慮していくと、安全な Internet 接続とはなにかを考える必要もあります。

多くの IaaS ベンダーでは専用線や公衆VPNでの接続により、オンプレとクラウドとを内部接続する仕組みを持てるようになっています。SaaS でも Internet VPN や公衆VPN、IaaS と連携する仕組みなどをつかって安全に接続する方法を提供するベンダーも増えてきています。低レイヤーのネットワーク層は、これらの仕組みによってお金さえあればある程度は担保できるようになってきています。

では、どこに課題があるかというと、汎用的な Web API を利用していないパッケージを多く使っているオンプレとの接続部分です。http/https を利用しない独自プロトコルのパッケージを多く利用している企業は多く存在します。リアルタイム電文保証プロトコルとしてのMQ(MQTTじゃない)、バッチと言ったらHULFT、他にも業界に特化した特殊プロトコルも多いでしょう。

こういったものを接続するデザインを行うエンジニアが、現場には少ない状況です。Web API であれば多くの情報が公開されていますし、一般的であり実装を考慮すればどうにでもなりますが、パッケージの場合は仕様も公開されていないのでそのパッケージを利用するか、コネクタを持つ ETL/EAI/ESB などの利用も考慮する必要があります。

また、ネットワークがレイヤリングされていて、ダイレクトに接続できないようなケースもあります。プロトコルトランスレータやプロキシの配置も考慮しながら、こういったものを「必要な時に」「必要なだけ」「正確に」伝送するためのデザインは不可欠です。

が、世の中にはベンダーごとに独自に定義した特殊プロトコルだったり、業界ごとに仕様の確立された特殊プロトコルが未だ多くあります。TCP/IP を使ってくれていればまだしも、そうでないものも少なからず残っています。

こういったものの多様性を理解し、各プロトコルの特製を理解した上でデザインできるエンジニアは多くありません。仕様の公開されていないものが多く、経験が広く左右されてしまう知見であることも課題です。

今後、ゆくゆくは少なく、なくなっていくものだと考えていますが、現在の移行期では、正しく、安全にシステムインテグレーションできるアーキテクトとエンジニアが必要です。ただ繋がっていればよいわけではありません。相手との特性に合わせて、実現方法を提案できるエンジニアがほしい。

もし我こそはと思う方いらっしゃれば、弊社ふくめて企業をご紹介しますのでご連絡ください。ということで、試しに有料記事にします。連絡先や連絡内容部分を有料にしてます。試しだからといって、将来公開するつもりはないです。

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