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エンジニア小噺

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しょっさんの書いたエンジニア向けのエッセイ集
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#Mac

[Mac] 日本語入力中にマウスやトラックボール、余計なキーの挙動に振り回されないようにする [Karabiner]

Keyball44 を使い始め、そして Keyball44ish になってからも、どうしても対処できない課題が一つありました。 自動マウスレイヤー問題です。 他にも、トラックボール右横のキーに手のひらが触れてしまう問題もありますが、ここはQMKキーの設定でどうにでもなるでしょう。しかし、トラックボールに関しては触れていなかったとしても発生する可能性があります。特に 34mm ボール利用時は 25mm ボールよりも繊細に関知する傾向にあります。ただでさえ大きいのに、ボタンを

Mac Mouse Fix を使ったら Keyball のトラックボールが更に快適になった

Keyball のトラックボールを使っていて、不満だなと思っていた大半は LinearMouse によって解決していました。お陰様で、特に現状で不満はありません。自分なりに快適に使っていました。 そんな時。ふと、こんな tweet を見つけたのです。 分割キーボードの間に Magic Trackpad を置いてる勢なしょっさんにとっては、あまり気にならない事象ではあったのですが「不満が解決した」といわれると試さないわけにはいきません。 ということで試しました。 Lin

[HazeOver] Mac で作業に集中したり、見られにくくしたい

最近の模様替えで、私のプライベートはほとんどなくなりました。 このフロアに入った瞬間に私のディスプレイはもろ見え状態です。お仕事の端末ではないので、何か問題があるかと言えば「ない」のですが、まぁ良い状態ではありません。何があるか分かりませんからね。 また、しょっさんは大量の窓を開きっぱなしのする悪いクセがあります。今、どの窓がアクティブになっているか本気で分からないことがよくあります。これもよろしくはない。 この二つのリスクを軽減する方法はなかろうかと、数日いろいろ試し

LinearMouse で複数アナログデバイスを使いこなす

Keyball44 を使うようになって、Trackpad と M575、Keyball 自身のトラックボールと三つのアナログデバイスを使っています。 ここで問題が発生しました。 Trackpad と M575 はまだよしなんですが、Keyball だけカーソルとスクロールの感度が違いすぎるんです。ですから、どちらか一方に感度を調整すると、もうそれしか使えなくなってしまうレベルで違いすぎるんです。使い勝手がとても悪い。 そこで、当初はデバイスごとにカーソル感度を調整できる

[WezTerm] 使い続けられそう

結構期待している WezTerm ですが、ある程度の期待は満足してくれそうです。 ベースとなる設定のほとんどはここを参考にしました。 ただ、私にとって大事なのはキーバインディングです。 特に次の二つ。 Prefix キーが使えないといけない 日本語変換に支障が出てはいけない 一つ目。Prefix キーです。これは Emacs でいうところの ^X ですね。一度キーを入力して、その後に更にキーを押すと機能が発動する仕組みです。同時押しのキーバインディングは埋まりすぎな

WezTerm に新しい期待を寄せる

また新しい Terminal を見つけました。WezTerm です。 Linux, Windows, Mac などクロスプラットフォーム対応で、Rust で作られていて高速です。以前に結局お引っ越しできなかった warp に近しいモダンな考え方の Terminal です。 こいつの特徴は、設定ファイルが Lua で制御できるというところでしょう。Lua で制御された Terminal という言い方の方がしっくりきます。 かなり細かくカスタマイズできるだけでは飽き足らず、

[Raycast Pro] Websiteの情報を元にLLMできる機能がヤバすぎる(語彙力)

Raycast でつかえる生成AIモデル増えてるじゃーん。 どころじゃなくて、Raycast Pro に新しい機能がはいってた。これ。 4/10 にリリースされた AIモデルが増えると同時にこの Chrome 拡張が増えていました。 この拡張を入れると何ができるようになるかというと、次の 2つ。 閲覧中のWebサイトのサマリ 閲覧中のWebサイトに対して質問 Webサイトならなんでも良いんです。だからWebで公開されているPDFでもいける。何を言っているんだかよく

[mac] Music アプリのAirPlay でストリーミング先を一瞬で切り替える [Keyboard Maestro]

macOS に標準で利用できる "Music" アプリでは、AirPlay のストリーミング先を指定することができます。 なんですが。すぱっと切り替えたい時にマウスを持っていって、このせせこましいチェックボックスをクリックするのはちょっと厄介です。面倒極まりないです。例えば Stream Deck などを使ってすぱっと一瞬で切り替えたいです。 この切り替えはKeyboard Maestro を使うと実現できます。AppleScript が必要なのですが、Keyboard

iPadやiPhoneからでもOmniTogglでOmniFocusとToggl連携させたい

OmniFocus を起点にしたタスク管理、iPad や iPhone でも実践できないだろうか。 できます ヒントはここにありました。 OmniFocus Pro Edition でないと Automation は使えませんけれど、買い切りだと思って買ってしまえば勢いでどうにかなる値段です。GTD やりたい、タスクをきちんと管理したい。そんなあなたが長い間困らずにきちんと目標を達成するには、Pro Edition。買いましょう (Omniの回し者でもステマでもない)。

OmniFocus と Toggl を連携させたら便利だった

OmniFocus と Toggl を連携できるようになって、タスクに合わせた記録が容易にできるようになりました。 今回利用したのは OmniToggl です。 OmniFocus の Pro edition でなければならないのですが、Pro になると Automation が利用できます。 OmniToggl のスクリプトを OmniFocus へインストールして、一部 Toggl の APIキーをセットしてリスタートするだけで利用できるようになります。 指定した

特定のアプリ利用時だけ Karabiner-Elements によるキーバインドの影響を除外する方法

Karabiner-Elements で特定のアプリにおけるキーバインドを除外する方法です。ちょっとしたtipsです。 Karabiner-Elements がないとmacで操作できないしょっさんですが、Complex Modifications でカスタマイズしすぎていて、特定のアプリの挙動が変わってしまうという事はよくある事です。 先日も「辞書by物書堂」で地味に引っかかってしまいました。 今回のケースだと「⌃ + [ 」です。 わたしのKarabiner-Ele

辞書by物書堂の使い方

完全に物書堂の回し者のようですが、まったく関係ありません。 辞書があまりにも良かったので、キーボードでできるだけコントロールしたくて、自分の使っているキーボードショートカットをまとめました。 新規検索用途 すでにウィンドウが開いている、またはフォーカスされている状態で、該当する「タブ」で新たな検索を行う場合 ショートカットキー 同じウィンドウ内で新規検索 : ⇧ + ⌘ + N 新たなウィンドウを開いて新規検索 : ⌘ + N 検索カテゴリーの変更用途 検索結果

検索したいワードを選択して、すぐに辞書by物書堂で検索するための Keyboard Maestro マクロを準備しました

どこからでも調べたい単語を選択したら、すぐに辞書by物書堂で検索できたらいいんじゃないか。 昨日から辞書沼にはまりつつあるというか、辞書が更に増えているしょっさんです。以前購入して使っていた大辞林も物書堂辞書へ移行できて、むせび泣いているところです。 さて、昨日は「Raycast」と「かわせみ」から「辞書by物書堂」で検索ができるように設定しました。 これだけでも異常に調子がいいです。驚きの辞書使用率です。 これらは入力を前提にした検索方法です。では、すでに表示されて

"Raycast" と "かわせみ" から物書堂の辞書を検索させて日本語を堪能しよう

物書堂の辞書を入れたら、とてつもなく辞書へのアクセスが身近になりました。 物書堂の辞書との出会い以前、iPadやiPhoneで英英辞書が欲しくて去年の5月に COBUILD の英英和辞書を購入した事がきっかけです。 とはいえ、この時点ではほとんど利用していませんでした。なんてったって、COBUILD の英英辞書なら鈍器になる物理辞書を持っていますから。まぁ英和も入っているので、使えばいいじゃないのと思ったんですが、iPhoneでの辞書体験があんまり良くなかったんですよね。