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エンジニア小噺

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しょっさんの書いたエンジニア向けのエッセイ集
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2024年1月の記事一覧

Salesforce に入社して8年。FY24の振り返り 🫡 [無料で全文読めます]

本日、1月31日を持ってSalesforce に入社して8年が経過しました。 今年もお仕事を振り返ります。 Principal Technical Architect 2年目として 今年はアーキテクチャのデザインセッションを多く実施できました。 社内外問わず、「アーキテクチャ」という言葉の定義を理解されていない前提条件が多い中でセッションを進めていくには、統一されたアウトプットの定義とプロセスが必要です。 そこで、今年度は TOGAF をベースにしたアーキテクチャデザイ

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#JapanDreamin 交流のまとめ - Salesforce について何でもこたえるの巻

先日は写真の振り返りだけでしたけれども、今回は私が交流会でお話しした内容をまとめておきます。 わたしが参加したのは 14:25からの交流タイムです。 テーブルが並んでいて、そこにいる名物代表に質問をしながら交流を図るという時間だったようです。 なお、私のいた卓は私が代表として、Team Spirit の社長に見守られながら「Salesforce について何でもこたえる」というお題で交流させていただきました。「給料については答えないからね!!!」とだけ念押ししてはじめたのも

[NEC] Wi-Fi 6でメッシュWi-Fi化してみた [Aterm]

新しい無線APを買い増した。いつも通り安定のNECです。 Aterm AX5400HP です。Wi-Fi 6 (11ax) というヤツです。普段過ごしているフロア全体へ電波が届くように 2台買い増した。ついでにメッシュにしました(メッシュとは)。 2つの異なる機種の無線APで運用していたのですが、構成が異なることで場所によっては 2.4GHz の接続がおかしくなったり、ビミョーな速度だったりでした。 また、5GHz と 2.4GHz とで SSID を変えて運用しているのも

今年も #JapanDreamin に参加してきたよ

今年は何かセッションを持ったというわけではありませんけれども、Salesforce の中の人として懇親会まで参加してきました。 参加、運営されたみなさま方に感謝申し上げます。 去年の振り返りはこちら。 と言うことで、毎度ガヤ要員として横で騒ぎすぎてホント申し訳ないです。懇親会の乾杯の音頭までさせていただいて、感謝しかありません。 いくつかセッションお邪魔しましたけれども、それらの気づきや学びは別にまとめておくとして、こちらでは写真のご紹介です。 「なにもしない」をしに

忙しいなと感じたらすること

人間は様々な役割を持っています。 しょっさんの場合、明示的についている役割名だけでも数え切れないくらいあります。代表的なものだと、仕事、PTAの代表、家族の代表です。 Salesforce の中の人 (ITアーキテクト) PTA会長 (元小学校、現中学校) 夫であり父 仕事の面では 1つの役割としての ITアーキテクトですが、社内の営業やエンジニア、お客さまから見たときの立場など一つ一つ異なります。関わる社内外の人が増えれば、その数だけ役割も増えていきます。 仕事

Sonoma 14.3 で GoodSync の不具合が解消された 🎉

Mac OS Sonoma 14.3 でたので即適用してみました。 なんでかって言うと、GoodSync のウィンドウが出なくなっていたから。 14.2 および 14.2.1 において GoodSync の Full Window が出なくなって、まったく設定できなくなっていました。ひどい。 本家含めどこにも情報が出てきておらず、ログを見てもすぱーんとたたき落とされているだけにしか見えず、独力での解消の方法がさっぱりでした。Sonoma 14.2 にしてからなので、どう

Obsidian の Property で UUID を使う

他にもなんらかのやり方がある気もしましたが、調べるよりもプログラム書いた方が楽そうなので Obsidian で使えるスクリプトを書きました。 そもそもの発端は Fleeting Notes です。 大変ありがたいプラグインなのですが、ソースのないときや、思いつきをスパッと記述するにはあまり向かないときがあります。とくにPCに向かっているとき、Stream Deck を手にした昨今、ボタン一つでスパッと起動できるといいのになという気持ちが強かったりします。 Obsidia

PostgreSQL with pgvector を Docker で利用したい

OpenAI の API をただ使うだけでは面白みもないので、たとえば Obsidian の PKM を RAG にして使えるようにしたらちょっと面白いんじゃないかと、ベクトルデータベースを使えるようにしてみました。 わが家にはちんまいけれどもサーバがありますので、pgvector を Enable にした postgresql 動かせば、ベクトルデータベースがひとまず使えます。 PostgreSQL にベクトルを追加する拡張機能、pgvector はこちら。 Post

TypeScript で OpenAI API を触り始める

そろそろいい加減openaiのapiくらいは使いながら、プログラムにも反映していかないといけない時代だなと実感しました。 と言うことで、最近お勉強中のTypeScriptを使って、コマンドラインでOpenAI の API をコールできるようなプログラムを作り始めました。 初期準備としてこちら。openai と dotenv パッケージを使う以外は、標準的な TypeScript 環境を作ってます。 npm init -ynpm install -D 'jest' 'ts

Salesforce 日記 - 認定の維持

Salesforce の中の人としては、かなり珍しい職種なエンジニアのしょっさんです。そして Pre Sales の中では多めの資格ホルダーでもあります。とは言え、Salesforce の資格数は、私のはるか斜め上を行く数の資格があります。 パッと数えるに40弱の資格があるようです。しょっさんは、その中から13の資格を持っています。来期(2月から)はあと数個の資格追加したいなと言う気持ちもあります。今年の抱負です。さて、この資格群、とったら終わりじゃないんです。 定期的な

Stream Deck + Keyboard Maestro で更に快適な環境へ

Keyboard Maestro を使い始めました。 使い始めたきっかけは、相も変わらず Stream Deck です。 Stream Deck どうよって話をしていたら、知り合いから Keysmith なる Mac のオートメーションツールを教えていただいたことがその始まりです。 Keysmith 買いきりでもあるしいいなと最初は感じていたんですが、対抗馬として名前に上がるのが Key Maestro なんです。こっちはメニューがやたらとおおいができることは多い、けれ

白い Stream Deck MK.2 が届いた

もう半年も前から、なんらかの「左手デバイス」が欲しい。なんてずっと願っていました。そもそもの購入動機は「かっこよさそう」だから欲しいだけ。 とは言えお安い買い物でもないので、とりあえずお試しでテンキー買ってみたら、思った以上に良かったんです。 普段使っているキーボードが HHKB ですからテンキーやカーソルキーがありません。キーボードだけの操作をしているときはなんともないんですけれども、ちょっとしたアプリの操作や、だるーんとしているときのキーボード操作が難しかった。 H

アーキテクチャに影響を及ぼす特性とパースペクティブ

最近のアーキテクチャ関係の書籍をあさっていると「アーキテクチャ特性」という言葉を見かけるようになりました。 この「アーキテクチャ特性」について調べてみた内容をまとめておきます。

¥100

Stream Deck Mobile その後

いったん、Stream Deck Mobile を iPad mini へ入れて、数日試してみました。 これは良い。 普段使いにくいショートカットや、ちょいちょい開くBookmarkなどは特にブラウザの状態がどうなっていようがスパッと開けるので便利なことに気がつきました。また SwitchBot とも連携できなくもないので、自動化された機能をボタン一つで起動できるようになるのも嬉しいです。 起動したアプリ毎にキーも変わってくれるのはとても有難いです。又、ボタンに状況が表