一級建築士試験2022「事務所ビル」本試験反省と考察

学校の採点シートに基づき、自己の復元答案と標準解答例を照らし合わせて考察
◆重大な不適合◆
 →なし
◆建築物全体の計画◆
歩行距離計算ミス(基準階階事務所A)
◆要求室等・その他の施設等の計画◆
・コミュニティホール 室形状が悪い
・レストラン 室形状が悪い
・客用トイレ無し→従業員用のみとし、客用は共用部用としていた。
・標準解答例は内部行き来ができない(標準1)、もしくは時間外は閉鎖(標準2)
(レストラン内部レイアウトを少し考えるだけで解消できる)
◆その他の減点項目◆
■1階平面図・配置図
・駐車場 「事務所部門用」「レストランの」の表記漏れ(解答例比較)
・各出入口、屋外テラスのGL+100(バリアフリーに配慮)漏れ
■基準階平面図
・道路境界線上の延焼ライン表記(解答例にはない)
・会議室面積過大(必要10人程度に対し、25人程度収容できてしまう。3~5㎡/人で十分)
・最小後退距離の表記欠落(4面)
・基準階上部に破線で設備位置を描いてる(最上階と勘違い)
・執務スペースの表記漏れ
■最上階平面図
・道路境界線上の延焼ライン表記(解答例にはない)
・最小後退距離の表記欠落(4面)
・フロアレベル記載の欠落(FL±0、バリアフリーに配慮)
・屋上庭園入口の庇欠落
・シェアオフィスと廊下を区分けしてない(空間構成、セキュリティに配慮不足)
・シェアオフィスの室名・面積表記欠落


標準解答例1の考察
■1階平面図・配置図
・敷地内通路がない
・基準階、最上階の庇の位置を記載
・事務所部門とレストランの内部行き来はない
  →敷地内も明快にゾーニングされている。
・レストランのトイレは客用と従業員共用
・防災備蓄倉庫は内部からのみ出入り
・通用口は事務所部門用としている
■基準階平面図
・セキュリティは1階にゲートを通っているので各部屋には表記はない
・車椅子使用者用トイレは2カ所
・給湯コーナーに自販機がある(共用、2には自販機ない)
・階段の補足(階高が変わるため)
 →(階段共通)階高4,200㎜ の階は21段とする。
  1~2,6~7階は階高4,600㎜のため、23段とする。
・庇による高さ制限後退距離の補足(北側は1階の庇)
 →北側庇3カ所(ともにGL+5m以下)
  幅4m+2m+2m=8m≦9.6m
  ※接する敷地の1/5以下
・南側庇の表記
 →上部庇(GL+5m超) 基準階
 →庇 (GL+5m以下)、幅9.6m以下 1階
・EPSは各執務室毎に設置、PSも
■最上階平面図
・PC梁に負担がかからないよう壁部分を極力減らしてる(ガラス部分をのせてる)
・車椅子使用者用トイレは2カ所(基準階と同位置)
・貸室a,bは外周部(b5は内部でトップライト)、cは無窓
また、外壁は各階柱外に偏芯している。
■断面図
・塔屋や1/8のため高さ制限未算入(2カ所入れて)
・排煙窓の有効高さ表記
・6階階高のみ4,600(他は4,200)
 →屋上庭園のバリアフリー配慮、客土(スラブも含め-400)
  (ふところ200で設備スペースかな。)

標準解答例2の考察途中 ※後日

Notionにまとめてる途中のものを引用(練習中)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?