外資転職日記 Vol.4 入社前夜

ついに、入社日である3/1が明日に迫ってきた。この日を前向きに迎えるために色々と準備をしてきたので、緊張はほとんどなく、ワクワクする気持ちが強い。最初の3ヶ月が勝負だと思っているので、今後もし違う環境に疲れたり、仕事から目を背けたくなるような事態が起きたとしても、「歯を食いしばって」現実に目を向け、休みたくなるところをちょっと頑張ってアドバンテージを稼ぐような働き方をしていきたい。

改めて、こんなスタンスでいくぞ、という所信表明

Vol.1にも書いたが、大事なことなので再掲する

  • どんな時でも自分に自信を持って発言・行動する。

  • いつでもニコニコで真剣。スネない・イジけない・深刻にならない。

  • ありえないくらい情報インプットする。

自分の強みの棚卸し

新しい環境でも自分に自信を持っていられるよう、自分の強みや、困ったときに使える武器を棚卸ししてみた。これらのコンピは新天地でもしっかりと発揮したいし、通じるのかを試してみたい気持ちも強い。

プロパーの立場で転職者に求めるものをまとめてみた

自分は前職で何人もの転職者を受け入れ、メンターも務めてきた。その経験を活かして、「自分が受け入れる立場だった時に、転職者にはこう振る舞って欲しかった・振る舞ってくれてありがたかった」ということを言語化してみた。きっと最初は視野が狭まって安定行動を繰り返す気がするが、そんな時にこれを見返して行動することで、「一味違ったいけてる転職者」でいられる気がしている。

実際にこんな人がいて、いいなと思ったこと

  • 怖気付かない。緊張なんてしても仕方ないっすからね、と肝が座っている

  • 「自分はここが分かってない」「自分はこういう性格だからここは言ってくれ」など、メタ認知した上での具体的なサポートの注文をしてくれる

  • 趣味などプライベート情報も積極的に開示してくれる

  • どんな性格で何を考えているかも言語化して開示している

  • マウンティングせず、ピュアに学ぼうとしてくれる

  • これどういうことっすか?なんでやってるんすか?と躊躇わずに聞いてくれる

  • 返信が即レスである

みんなやれてないけど、こうしたら絶対いいのにと思ったこと

  • 過剰に恐縮せず、ニコニコ元気よく話している

  • 自分の強みを自ら発信していく

  • 社内にある情報や必要書類を死ぬ気で読みあさっている

  • メンターが忙しいとしても、躊躇わず、毎日のように1on1を向こうから入れてきてくれる

  • 社内の人の情報に積極的に乗っかってきてくれる(転職者なんで他の部署のことわからないんすよ、みたいなスタンスを出さない)

退職エントリ的なもの

 前職に非常に満足しながらも転職を決めたのには、大きく3つの理由がある。

  • 仕事における自分のWillである、「自分の家族や友人を喜ばせ、豊かにできる」ための能力を身に付けたかったから

  •  Comfort Zoneを抜け出し、ヒリヒリするような勝負をグローバルレベルでしたかったから(でないと自分が停滞するような気がしたから)

  • 「保険」という商材を超えて、どんな業界でも通用するビジネスパーソンになりたかったから(この商材扱いたい、と思ったものにすぐに寄りつけるようになっておきたい)

 前職の環境は素晴らしかった。給料も高く、自分の部署には特に優秀な人が集まっており、自分自身もたくさんのチャレンジをさせてもらい、期待もしていただいていた。おそらくこれ以上comfortableな環境は自分にとってないはず(8年間勤めて勝手がわかってきた、というのも含め)。なので、新天地で辛いことがあったり、やりづらいと思うことがあるのはある意味当たり前だし、前述したようにcomfortableな場所をあえて脱しにきているので、そう感じるのはむしろ狙い通りですらある。それでもなお、辛い状況になったらきっとめげそうになると思うが、その時には当時のこの想いを思い出して、歯を食いしばってでも前進し続けること。自分は要領が悪いので、きっと最初の数ヶ月は必ず壁にぶち当たるのだから、それもある意味想定内。

 この会社を選んだ理由は、シンプルに世界一マーケティングが強く、誰もが憧れる働きがいのある会社だと聞いているから。とにかくそれを楽しみたいし、(学ぶなんてスタンスでいちゃいけないのだけれど)早く学びとりたい。文化の違いを感じることも多々あると思うけど、「自分に合う合わない」で測るはなく「世界最高の働き方とはこういうことなのだ」と自分の常識をアップデートするような感覚で臨んでいきたい。

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