Partner 第五章~戦場~

「い、今、何て言った?」

「だから漫才やろうって」

祐輝の驚く顔に比べ清々しいほどスッキリした顔のミコ。

「いつまでやれるか私も分からへんけど、せめて私が地球に居る間は漫才続けようよ!」

「いいの?」

「うん。急に現れた宇宙人を何の疑いもなく寝泊まりさせてくれるのに少しくらいは何かお返しせんとね」

半信半疑だった祐輝の顔が笑顔へと変わっていく。

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