愛犬ひき逃げ事件を通して僕らがすべき2つのこと
黄 大翔(ファン やまと)です。
久々に腸が煮えくり返る事件が起きました。
https://www.fnn.jp/articles/-/588385
91歳の高齢運転手が、6歳の女の子と散歩中の愛犬をひき逃げした事件が2023年7月に起きました。
うちにも愛犬がいるので、被害者のご家族の気持ちは痛いほどわかります。許せないですよね。
それなのに、
「(轢いたのが)女の子じゃなくてよかった」
という発言をしたようで、、、
この記事を書いていながらも怒りがふつふつと込み上げてきます。
報道によると、この加害者の91歳男性は、
「覚えていないです。ぼーっと運転して」
と発言していました。
ワンちゃんを轢く直前の映像を見ましたが、ブレーキを踏んだ形跡はありません。
ワンちゃんと散歩していてた6歳の女の子は青信号の横断歩道を手を挙げて渡っていましたので加害者は完全に信号無視!
ワンちゃんを轢いたことも覚えてないなら赤信号を無視したのも記憶にないんでしょうね。
いくら法律的には免許を更新しているとはいえ、客観的に91歳になっても運転しているのは正気の沙汰とは思えません。
この男性に家族がいるのか報道されていませんでしたが、家族が返納を強く勧めるべきだったのではないかと思います。
この男性は、聞く耳持たず、の可能性もありますが。
この事件ですが、この91歳男性を法律で裁くのは難しいと聞いて、さらに怒りが。。。
犬は人ではなく、物扱いされ警察としては物損事故でしか扱えないと。
ただ、事故を申告しなかった道路交通法違反の疑いで9月中にも書類送検されるようです。
それでも3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金とのこと。
愛犬を失った家族の気持ちを考えると、不憫でたまりません。
謝罪に訪れた男性と被害者のご家族のやり取りの映像も見ましたが、全くもって会話になってませんでした。
というのも、男性の方の理解力と言語能力があまりにも乏しくて。
おそらく被害者のご家族はもっと言いたいことがあったでしょうが、これ以上言っても無駄と思われたのでしょう。
ネットの掲示板を見ると、
「自動車メーカーの責任だ」
「免許更新させた警察のせいだ」
はたまた
「6歳の女の子に愛犬を散歩させていた親のせいだ」
という意見もありました。
愛犬を護るのは家族の責任です。
だから事件以降、毎日現場で看板を持ち、情報を求めたのでしょう。
やるせない気持ち、許せない気持ちがあったと想像できます。
ですが、今回の事件は、免許返納をさせることが出来なかった加害者のご家族の責任は大きいと思います。
男性本人は、
「まだディーラーは『●●さん(男性)運転できる』と言っている。だから一生懸命、次の(車のこと)を…」
とまだ運転をしようとしていたようですね。
呆れて物が言えないとはまさにこのこと。
被害者のご家族から諭されて、渋々免許返納の意思を示したようです。
本当に免許返納するのか疑いたくなりますね。
免許返納したか確認したほうが良い気がしますが、被害者のご家族としてはもう関わりたくないというのが本音でしょうね。
この事件を通して、もっと言いたいことはあります。
でもすでに起きてしまったことなので、悔やんだり、不満を言ったりしても
何も意味がありません。
それなら、この事件から僕たちは学ばなければなりません。
それは僕たちの周りに高齢の方で免許返納せずいまだに運転されている方がいれば、強く返納を勧めるようにすること。
僕たちが今しなければならいことはこれしかありません。
このような悲劇が二度と起きないためにも、皆様の周りにもしいまだ運転されているご高齢の方がいれば、ぜひ免許返納を勧めるようにしてください。
そして、少しだけビジネスに触れておくと、、、
人は説得では動かないということを改めて理解しました。
説得はあくまでもYOUメッセージ。
つまりは、今回の事件で言うと、91歳男性に対して、
「あなたは免許を返納しなければならない」
といくら伝えたところで、心は変わりません。
現に、まだ運転を継続しようとしていました。
しかし、被害者のご家族が悲しい気持ち、やるせない気持ちを伝えたところ、自ら
「免許を返納する」と意思を示しました。
結局、他人を行動させることは出来ないので、その人に気づかせてその人が行動してもらうしか変わる方法はないってことですね。
僕たちは、人を説得しようとしがちです。
ですが、説得しようとするのではなく、気づかせること。
これしか僕たちは出来ません。
たとえば、ブログコンサルをやっていると、どうしても行動しない方もいます。その方に行動しろ!と命令することは出来ません。
会社で上司部下の関係ならそれもアリかもしれません。
会社でも、意味もなくやれ!といっても行動しないですよね。
奴隷じゃないんですから。
ではどうすれば行動するか、、、
それはその人にとって、なんのためにブログコンサルに申し込んだのか?
何が目標なのか?1年後にどうなっていたいのか?などを話ししながら、行動しなければ、、、と気づかせる必要があります。
それほど人に動いてもらうこと、人に変わってもらうことは非常に難しいことだということ。
なんでやってくれないだ。。。
と嘆く前に、伝え方を変えたり、やってもらいたい理由を伝えたり、、、
100人いれば100人違うやり方があります。
難しいからこそやりがいがあり、行動してくれたり、変わってくれたり、行動して成果を出してくれると、自分が成果を出すより嬉しいんです。
これからもどうすれば行動してもらえるか、どうすれば成果をだしてもらえるか、を常に考えながらコンサルしていきますが、話を事件に戻すと、、、
この91歳の男性を動かしたのは紛れもなく、被害者のご家族の想いが伝わったからですね。
想いを伝えることの大切さを被害者のご家族から学ばせていただきました。
最後に、亡くなったポメラニアンの朝陽(あさひ)くんと被害者のご家族、娘さんに心から哀悼の意を表します。
数あるnoteの中から、黄 大翔(ファン やまと)のnoteを読みに来ていただきましてありがとうございます!最後のページまで読んでいただき感謝しかありません。温かいサポート励みになります。有難うございます!!!