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バカとつき合うな
なんて攻撃的なタイトルなんだ。
僕のファーストインプレッションはそこです。笑
またそれを普通に言いそうなキンコン西野さんと、堀江さんといった顔ぶれ。
読まずにはいられなかったですね。
本書のタイトルに偽り無しとばかりに繰り広げられる「バカ」の連呼に、爽快感を覚えるほどでした。
世界は変わり続けているのに、そこに生きている人は変わらず古来からの習わしで生きている違和感を感じていた僕にも共感できるところもあり。
2人が共通して語っていたことは自分の時間の大切さでした。
ラインで済む内容の話を電話でコンタクトしようとしてきたり、手書きの手紙を書く美徳だったり、会話の前に天気の話題をすること。
社会人であればマナーとして当たり前の行動についてもズバッと無駄だと語られていました。
それだけ有限な自分の時間を大切に生きているんですね。
個人的に好きだったのは西野さんの、
「善意なら何でもありのバカ」でした。
自分は正しいことをしていると盲信して結果、人の迷惑になっているというものです。
これは歴史的にも人の心に普遍的に存在するもので、例に挙げられた被災地に千羽鶴を送る行為がそれで、自分も知らず知らずのうちに他者に対してそういった行いをしているのでは?と考えてしまいました。
内容は2人の頭の中を覗けるような感覚で楽しんで読めました。共感が得られる部分がいくつもあったので是非読んでみてください!
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